ザウバーのジョナサン・ウィートリー代表は、ベテランのニコ・ヒュルケンベルグが新人のチームメイトであるガブリエル・ボルトレトに予選で負け越していることに関する懸念を否定した。
FIA F3、FIA F2を単年で制して今年からF1に昇格したボルトレトは、ヒュルケンベルグに対して予選で13勝7敗(スプリントを除くと11勝6敗)の成績。既に5回のQ3進出を果たすなど、1年目から目覚ましい活躍を見せている。
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この数字は38歳のヒュルケンベルグを批判する材料にもなり得るが、ウィートリー代表はベテランが安定したシーズンを送っていることを踏まえて、そうした見方を一蹴した。
ヒュルケンベルグは今年のイギリスGPで3位に入り、F1で初の表彰台を獲得。現在ドライバーズランキング10番手で、18番手のボルトレトに19ポイント差をつけている。
ヒュルケンベルグの予選成績への懸念について問われたウィートリー代表はこう答えた。
「この質問を最近はかなり頻繁に受けるようになった。個人的には根本的な問題はないと感じている」
「ニコは極めて経験豊富かつ速いドライバーだ。予選では、数千、数百の差で負けたこともある、必ずしも重大な問題ではない」
「ニコが表彰台に立ったことがないことが長いこと話題だった。今やそれは過去の話だ。正直なところ、これは一時的な減少に過ぎないと思う」
「ガブリエルも速いドライバーだ。どちらかが完璧なラップを刻めば、もう一方を上回る予選タイムを刻むだろう」
「ガブリエルにとっては、確かにより慣れ親しんだサーキットが続いている。ニコに関しては、乗り越えるべき大きな壁はないと思う。彼に必要なのはただまとめることだ」
サーキットへの適応度合いは、確かにボルトレトの予選での活躍での鍵になっている。オーストリア、イギリス、ベルギー、ハンガリー、オランダ、イタリア、アゼルバイジャンと続く直近8レースではヒュルケンベルグを上回る予選結果を残してきた。
これらのサーキットは全て、ボルトレトがタイトルを取った昨年のF2カレンダーに含まれており、比較的ゆっくりとしたシーズン序盤からレースを重ねるごとに力をつけてきた。
ボルトレトは常に予選順位をレース結果に反映させることができたわけではないものの、そのスピードと安定感により、大きな注目を集める存在となった。そして15位で終わった先月のオランダGPの後には、ボルトレトの上手くいかない日々への対応をウィートリー代表は高く評価した。
「彼は年齢を超えた賢さを持っている」とウィートリー代表は語った。
「彼はレース後の分析を見事にこなした。非常に悔しいレースの後でも、彼の成長ぶりは、チーム代表としてこれ以上望めないほどだ」
「若手ドライバーに求めることを全て実践し、驚くべき成熟度を見せている。そしてマシンが決まった時、彼は結果を出す」
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みんなのコメント
1990年のティレルの日本人ドライバー中嶋も若手のアレジに負けてるのに、翌年日本のホンダが来るためか、ケン・ティレルからは「中嶋は良くやってる」とひたすら擁護されてた。
ウィートリーもこの時のケン・ティレルのような何かしらの事情を抱えているのかな。