パイオニアは10日、音声カーナビゲーションシステム(カーナビ)とドライブレコーダーなどを融合させた新しいデバイス「NP1」を発表した。3月2日に発売する。新たに開発したAI(人工知能)プラットフォーム「パイオマティクス」を採用。本体をフロントガラスに取り付け、話しかけるだけで目的地の検索や道路案内などドライバーが運転中に求める情報を提供する。また、通信機能も内蔵しており、購入後も新しいコンテンツを追加できるという。同社では音声認識と通信技術を用いた新商品を軸に、業績拡大につなげていく計画だ。
音声認識は米セレンスの音声認識エンジンを採用し、車に最適化された音声コミュニケーション機能を実現した。オプションで車内で使えるWi―Fi(ワイファイ)機能も用意している。
パイオニア、サービスソリューション事業を本格化 音声で操作する新商品発売 「売り切り型」からモビリティサービスへ転換
価格は、ベーシックプランが6万5780円(消費税込み)、バリュープランが9万3500円(同)。
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