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“一生モノ”の旧車「1970年式ポルシェ911S」までの出会いと愛車遍歴。そして別れを考える

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“一生モノ”の旧車「1970年式ポルシェ911S」までの出会いと愛車遍歴。そして別れを考える

運営元:旧車王
著者 :松村 透

日本でいちばん暑い席。敢えて暑い夏に劇狭なリアシートを体感してみた

はじめまして、輸入車・旧車を専門とするライターの松村透です。

いくつかの自動車専門メディアで執筆しておりますが、この旧車王マガジンでは旧車の所有者に取材し、旧車を愛する方々の「そうそう、あるある」をお伝えしていきたいと思っています。

記念すべき初回は、私とこれまでに所有してきたクルマたち。そして、運命の出会いを果たした愛車「1970年式ポルシェ911S」ついて紹介します。

また本企画である、決して手放すつもりのない愛車と「もしも別れることになったら」についても考えてみます。

はじめに日々、さまざまな自動車関連メディアで旧車を長年にわたって大切に所有しているオーナー様を取材する機会があります。

そういった方々は基本的には手放したり、乗り換えたりするつもりはありません。まさに「一生モノ」「アガリのクルマ」と考えているものです。

そんなオーナーの方に「現在の愛車との『別れ』を、あえて考えてもらう」という企画を不定期で実施していきます。

今回は私自身について、自己紹介を兼ねてお話いたします。

オーナープロフィール松村透。年齢は50代、職業は自動車関連メディアの編集兼ライターです。

所有するクルマは、1970年式ポルシェ911S。

所有歴は13年、オドメーター上は9万7千キロ、手に入れてからは7千キロ程度です。

クルマが好きになったきっかけ実はクルマ熱に火が点いたのは中学生になってからなので、どちらかというと遅咲きでしょうか。

ちょうど初代シーマがデビューしたり、スカイラインGT-Rが復活したり、ユーノスロードスターが登場した頃です。

まさにバブル全盛期。

日本車が新たな時代に入ったタイミングで、書店の自動車コーナーはいつも人がいっぱいで、さまざまな雑誌が山積みになっていた記憶があります。

クルマが好きになり、そのなかでも特にドイツ車に興味を持ちました。

そのきっかけは、1990年4月~1992年3月にTBSでオンエアされていた『所印の車はえらい』というテレビ番組。

高級チューンドカー大会という特集でABTアウディ90、BMW525シュニッツァーコンプリート、ポルシェ911964)ゲンバラコンプリート、メルセデス・ベンツ 500SLAMGコンプリートを、所ジョージさんと夏木陽介さんが乗り比べるという内容でした。

このとき、夏木陽介さんが「メルセデスは床が厚い」とおっしゃっていたことが強く記憶に残りました。

「それってどういう意味なんだろう」と興味を持ったのが原体験かもしれません。

ポルシェに興味を持ったのも同じ頃でした。

所ジョージさんが監修したアメ車専門誌『Daytona』が創刊されたのです。

『Daytona』編集部の方が新車の911ターボ(964)を購入し、そのレポート記事を読んだことがきっかけです。

「ポルシェの神様」と呼ばれていたメカニックの方とのエピソードや、マフラーのテールパイプを真っ白にする乗り方があること、慣らし運転ひとつでエンジンのコンディションやパワーに差が出る…などなど。

新車のインプレッション記事とはまったく異なる切り口に夢中になりましたね。

それからほどなくして、幼馴染みのアルバイト先の社長がポルシェ911を所有しているということを知りました。

幼馴染みに頼み込んで、自分もアルバイトとして採用してもらうことになりました。

アルバイト先の雰囲気にも少しずつ慣れてきたある日曜日、社長から連絡があり「ポルシェのディーラーに行くけど乗ってく?」と連れて行ってもらえることになったのです。

このときはまだ高校3年生。まさか人生初の輸入車ディーラー訪問がポルシェになるとは…。

緊張しっぱなしだったところ、セールス担当の方のご厚意で、911の試乗車に同乗させてもらえることになったんです。

忘れもしない964型の911カレラ2 MT、ボディカラーはルビーストーンレッドでした。

メカニックの方の運転でポルシェのディーラーを飛び出したカレラ2、背後で吠える空冷フラットシックスエンジン、横断歩道のわずかな段差がはっきりと伝わってくる乗り心地。

いままでに乗せてもらった、どのクルマともまったく違うフィーリングに一瞬で魅せられてしまったのです。

まさに自分自身のその後の人生が決まってしまった瞬間でした。

この日から、寝ても覚めても考えるのはポルシェ911のことばかり。

特集が組まれた雑誌を片っ端から手に入れ、カーグラフィックTVの911特集はビデオテープがすり切れるくらい観ました。

これまでの愛車遍歴初の愛車は24歳のときに手に入れた「1973年式ポルシェ911S」です。

どこぞのボンボンだと勘違いされてしまいそうなので補足しておきますと、100万円の頭金と60回ローンを組んで購入。

とはいえ、人生初の愛車が旧車ということもあり、維持するのが辛くなって短い期間で手放してしまいます。都内のショップから自宅まで1→2速で帰ったのも懐かしい思い出です。

このクルマを所有したことが後の人生に大きな影響を及ぼすことになります。

次に手に入れたのがパジェロ イオの3ドアです。

まったく違う路線ですが、急ぎクルマが必要な事情があって、近所の三菱ディーラーの中古車センターに並んでいたのを手に入れました。

懐かしのGDIエンジン搭載車です。

このエンジンはハイオク指定でしたが、どうも納得がいかずにケチってレギュラーガソリンを入れたところ、坂道でノッキングするようになり…。仕方なくハイオクを入れていた記憶があります。

次に乗り換えたのが、父と共同所有のパジェロショートです。父がパジェロ好きで、それならば本家に乗り換えようということになりました。

ちょうど三菱のリコール隠しが発覚した時期で、土曜日のショールームなのにお客さんが誰もいなくて、ディーラーでとても感謝された記憶があります。

V6 3.5リッターGDIエンジンはすこぶる快適で、大柄なボディの割に7~8km/L走ってくれるし、3年間で6万キロも走らせてしまうくらい気に入っていました。

その次に三菱コルトに乗り換えます。パジェロの維持費が私には厳しく、コンパクトカーに乗り換えました。

「ビームエディション」という特別仕様車でした。よくできていたクルマなのですが、私には刺激が少なく物足りなく感じました。

ちょうど2回目のリコール隠しが発覚した時期と重なり、国道を走っているとトラックがスーッと車間を開けるんですね。避けられていることが分かるんです。

これで気持ちが冷めてわずか半年で乗り換えることにしました。

次に乗り換えたのがゴルフ4ワゴンです。勤め先の社長がゴルフ4GTIに乗っていて、これは中古車でも高くて手が出ないため、デザインが好きなワゴンを買うことにしたんです。

4年落ちの中古車でしたが、ドイツ車らしさを味わいました。

1度、外出先でエンジンが掛からなくなってしまい、レッカー車にお世話になったこと、エンジンオイルの警告灯が点灯してディーラーに入庫した以外は大きなトラブルもありませんでした。

次に入手したのがゴルフ5GTI。ゴルフ4ワゴンをディーラーに預けたとき、たまたま試乗するという運命のいたずらによって手に入れることになります。

DSGの電光石火のシフトチェンジに心を持っていかれました。たまたま3月末の決算期ということもあり、純正ナビが無償で装着されることを知り即決しました。

このクルマでは、暇さえあれば遠方にドライブしました。mixiで知り合ったポルシェ仲間とのツーリングもこれで行きました。

皆さんがポルシェに乗っていたのが羨ましかったことを覚えています。

次に乗り換えたのが、ゴルフ6R。初のゴルフRです。

当時はゴルフで500万円かよ!なんてツッコまれたものですが、いまやゴルフRも800万円クラスですからね…。

OPのレカロシートを装着して快適だったけど、運転する楽しさや刺激の度合いは5GTIの方が上でした。

このゴルフ6Rを所有していた24歳のときに、一度手に入れた1973年式ポルシェ911Sを買わないかという話をいただき、清水の舞台からダイブする思いで手にいれることになります。

そんなこともあって、ゴルフ6Rを所有していたのは2年ほどでした。

この頃から、もう1台のクルマを手に入れ2台体制となります。

二十歳のときから、いつか手に入れたいと思っていたユーノスロードスターVスペシャルを29万円で購入しました。

見た目は綺麗な個体だったんですが、クラッチが滑る、エンジンのオイル漏れなどのトラブル続きで…。最初の2年くらいは修理ばかりしていました。

ヤフオクなどを駆使してできるだけ安く抑えつつ、若いときに果たせなかった自分の理想のロードスターに仕上げた思い出深い1台です。

そしてこのタイミングで1973年式ポルシェ911Sを手に入れます。2012年のことです。空冷バブルが起こりはじめていた時期ですね。

完成までになんと7年半を費やすことになります!

1973年式ポルシェ911Sが完成したらロードスターと趣味車が2台体制になってしまうため、泣く泣くロードスターを手放し、中古のゴルフ6ハイラインに乗り換えます。

地元の先輩がゴルフ6に乗っていたこともあり、遅まきながら素のゴルフの良さに気づいたんです。メーカー認定中古車だったため、程度は上々でした。

フリーとして独立した直後で、取材もこれで行っていました。

良いクルマでしたが、あまり記憶がないのは独立直後で日常に忙殺されていた時期だったからかもしれません。

地元のVWディーラーに就職した後輩から「ディーゼルゲート事件絡みで手放した程度の良いゴルフ7があるから観に来ません?」と連絡を受けたのが、またしても運命のいたずらか。

いつの間にかゴルフ7の特別仕様車「ラウンジ」に乗り換える話に。

「ローンの審査をクリアしたらね」と念を押したのですが、まさかの審査通過。

とにかくVWが売れない時期だったこともあり、破格の条件で乗り換えることとなりました。

いまの妻と知り合ったのもこのクルマに乗っているとき。さまざまな思い出が詰まった1台です。

結婚して子どもが生まれ、そろそろウチもミニバンか!? ということで、メーカー認定中古車のゴルフ トゥーランに乗り換え。

先述の後輩が頑張ってくれたこともあり、今回も破格の条件で手に入れることができました。

納車早々、大雨のなか家族で伊勢神宮まで旅行したのも懐かしい思い出です。

ただ…トゥーランに乗り換えた2年後、下の子が生まれたのを機に、奧さんが「私もミニバンを買う!」と言い出し、新古車の日産セレナを購入。

家族での移動は、もっぱらセレナでとなります。

約1.6万キロで購入したゴルフ トゥーランも、気づけば約8万キロに。

10万キロあたりでそれなりの修理が必要になってきそう…ということもあり、リセールがあるうちに…という思いと、久しぶりにステーションワゴンに乗りたいということで、パサート ヴァリアントの認定中古車に乗り換えます。

人生初のディーゼルエンジン車。

「移動がラク・飛ばす気にならない・ゆったり乗りたい」という希望をすべて叶えてくれたクルマです。

いまの愛車の存在を知ったきっかけ忘れもしない2012年のことです。

いまもお世話になっている主治医の工場の片隅に、ナナサンカレラ仕様・エンジンレスの状態で置かれていた1973年式ポルシェ911Sを「松村くん、買わない?」とのオファーを受けたのがきっかけです。

ボディは修復するから好きな色に塗って良いよ、エンジンは3.2カレラあたりのものを載せる予定だよ、とのこと。

金額を教えてもらったら頑張れば買えなくもないけれど、実はこのとき、別の911を買うつもりで現車確認も済ませていたのです。

GWが終わった5月半ばの週末、ポルシェ仲間の二人が某誌の取材を受けるということで同行させてもらいました(このときは完全にいちギャラリーです)。

そこで「やっぱり自分も乗りたい!」というテンションになり、現車確認を済ませていた911を契約すべくお店に連絡したところ、すでに売れてしまったとのこと…。

こうなったらヤケだ!と、勢いで主治医のショップに連絡をして「1973年式ポルシェ911S買います!」と伝え、頭金+72回ローンを組んで契約しました。

ボディカラーは悩みに悩んで24歳のときに購入した1973年式ポルシェ911Sに近い「パステルブルー」をチョイス。

ちなみに、この時代のポルシェの純正色です。のちに主治医から「プラレール号」と命名されることになります。

見た目のナナサンカレラ仕様はそのまま活かすことにして、エンジンは頼み込んでメカポン(メカニカルポンプ)にしてもらいました。

ノーマルの2.2Lではなく、エンジンを組んでもらう際にそれなりに手が入っています。

プラレール号(2号機)を手に入れた翌年あたりから、空冷バブルにより相場が上昇していくこととなります。あと1年遅かったら間違いなく買えませんでした。

プラレール号(1973年式ポルシェ911S)が納車された日のこと私にとっての2代目1973年式ポルシェ911S「プラレール号」が完成した納車日をしっかりと覚えています。

2019年12月28日。

およそ7年半、その間に会社員からフリーランスになり、結婚して子どもが生まれ…と、これまでの生活パターンから大きく変化した時期でもありました。

ナローポルシェ仲間のKさんと緊張しながら主治医の工場の周辺を運転して工場に戻しました。

なぜ乗って帰らないのかって?このときは自宅に置き場所がなかったのです。

初代プラレール号は青空駐車で、日に日にクルマが傷んでいくのを見ていたので、今度は屋根付きの駐車場に止めたいという切実な思いがありました。

家族構成が変わったこともあり、奧さんとも相談した結果、プラレール号が保管できる場所を確保した家を建てることになりました。

その間、プラレール号は主治医のところに10ヶ月ほど居候させてもらいました。

プラレール号が完成した年は、1ヶ月に1度くらい乗りに行って主治医の工場の周辺をドライブして…という生活でした。

プラレール号が一生モノになるなと思うようになったのはいつか正直「一生モノになるな」という確証はまだ持てていません。一生モノにするために、日々、必死に働いています。

こればかりは「なるようにしかならない」と思っているので、運を天に任せます。

愛車との一番の思い出についてどれかひとつというなら、7年半掛かってプラレール号が完成して、その後1年間主治医のところに居候して、ようやく自宅が完成してガレージに収めた瞬間ですね。

ようやく安心して止められる場所が確保できたのと、自宅の敷地内にプラレール号があるという安心感。

長年の夢がかなった瞬間でした。

何しろ、プラレール号ありきでガレージを造ったので、大きなクルマは入りません。992型もギリギリだと思います。

これまで愛車を手放そうと思ったことは?実はごく最近の話です。

先日車検から戻ってきたんですが、その費用が想定外に掛かってしまい「これが2年に1度はさすがにしんどいな…」と思ったことは事実です。

一瞬ですが「さすがにもう無理かも」という考えが頭をよぎりました。しかし、いまプラレール号を手放したら2度と買えないことは分かっていますし、これまで経験していないような喪失感に襲われるかもしれない、という怖さもあります。

家族がいちばん大切な存在であることは間違いないんですが、プラレール号は、「別名保存」な存在なんです。

これはこれでなくてはならない存在です。この感覚、男性の方なら理解してもらえるんじゃないかと…。

欲しいクルマ、乗ってみたいクルマ、買いたかったけど諦めたクルマ欲しいクルマプラレール号を手放してまで乗りたいというクルマは思い浮かばないです。

同じような考えをお持ちのオーナーさんを取材することはよくありますが、私もようやくこの境地に達することができました。

もし増車できるなら、最新モデルの911を手元に置いておきたいですね。

1世代前になってしまいましたが、去年(2024年)911ダカールに乗る機会があって、不思議と印象に残っているんです。

水冷911で「街中を走らせるだけでも楽しい」と初めて思えたモデルでした。

乗ってみたいクルマまっ先に思い浮かんだのがポルシェ959です。

プラレール号の主治医から「959の真骨頂が、2つ目のターボが効いたところから」と伺っているので、その感覚を味わってみたいです。

でも、スペックだけでいえば、現行モデルの方が上回っているんですよね。時代の流れを感じます。

あと、人生のうちであと1回、ボロボロのクルマをレスキューしたいと思っています。

1台目はユーノスロードスター(ボロボロではありませんでしたが、年式相応にくたびれていました)、2台目がこのプラレール号。

3台目は何になるんでしょうね。時期とタイミングがくれば直観的に「これだ!」って分かるような気がします。

買いたかったけど諦めたクルマ数え上げればキリがありませんが、スカイラインGT-R(BNR32)はとうとうご縁がなかったようです。

20代前半の頃、無理すれば買えたかもしれないというチャンスが何度かありました。

中古車としても少しずつこなれてきていましたし、さまざまなチューニングショップでもスカイラインGT-Rを扱っていましたから「お金さえあれば」ハイパワーのGT-Rに乗れた時代だったと思います。

いまではすっかりオリジナル志向になってしまったし、ベース車両が高くなりすぎましたよね。

2010年あたりまでは100万円以下のスカイラインGT-R(BNR32)なんてゴロゴロありましたから。

オーナーが思う「愛車との理想の別れ方」や「これだけは避けたい別れ」とは?愛車との理想の別れ方。

考えたくはないですね。できれば子どもたちに乗り継いでもらいたいです。上の子があと12年、下の子があと14年。

その頃、旧車を取り巻く環境がどうなっているのか想像もつきませんが、今よりも維持が大変になっているかもしれません。

少し前までEVシフトしていた各自動車メーカが、やむを得ずICE搭載車を今後も発売するという方向転換を余儀なくされています。

EV化の流れは止められないけれど、少し後ろ倒しになったことは確かです。旧車オーナーとしては古いガソリンエンジン車が少し延命できたような心境です。

これだけは避けたい別れは、やはり資金難での売却です。やはり自分の引き際は自分で決めたいのです。

あとは事故による廃車…。

オーナーにとって愛車とはどのような存在か?ひと言で表現するなら「アイデンティティー」だと思います。

10代のころから、気づけばアラフィフになった現在まで「自分=ポルシェ911」に対する想い入れがとうとうブレませんでした。

人生の半分以上の時間を魅せられてきているんです。

24才のときに初代プラレール号を手に入れ、挫折して、それでもやっぱりもう1度乗りたいという気持ちは変わらなかった。十数年間浪人しましたが、どうにか復帰できた。

そして、さまざまなオーナーさんを取材する機会に恵まれ、大切に乗っている方たちの考えかたや重視していることを知ることができました。

今回の企画は「現在の愛車を手放すつもりがゼロのオーナーに対して、あえて『別れ』について考えてもらう」といった趣旨ですが、やはり可能な限り側に置いておきたいという気持ちを新たにしました。

大変なこともいろいろありますが、どうにかこのまま現状維持ができたらと思います。できれば早く「大変じゃない状況」にしたいものです。

文:旧車王 松村 透
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