コーティング・クリーニング [2025.06.19 UP]
トヨタの純正コーティングの特徴や種類は?価格、専門店との違いを解説
「トヨタで新車を買ったら、コーティングって必要なの?」そう疑問に思ったことはありませんか。
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ディーラーで勧められる純正コーティングは、見た目を美しく保つだけでなく、汚れや劣化からボディを守る役割も果たしてくれます。
しかし、「価格が高い気がする」「専門店となにが違うの?」と、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事では、トヨタの純正コーティングの特徴・価格・種類別の違い、専門店との比較をわかりやすく紹介しています。
選び方のポイントや施工先ごとのメリットも解説しているので、「自分に合った最適な選択肢」が見つかるはずです。
1. トヨタの純正コーティングとは
トヨタで新車を購入するとき、多くの販売店で提案されるのが「純正ボディコーティング」です。
なかでも「QMI」や「CPC」といったコーティングブランドは、トヨタ独自の基準を満たす高品質な製品として、全国のディーラーで採用されています。
ちなみに、一口に「純正コーティング」といっても、種類によって仕上がりの光沢感・撥水性能・耐久年数などに違いがあり、価格帯はさまざまです。販売店によっても取りあつかうメニューが異なるため、取り扱い商品については、見積もり依頼時に確認しましょう。
(1) トヨタ自動車の純正コーティング(QMI)
トヨタが展開する純正ボディコーティング「QMIシリーズ」は、主にガラス系被膜を使用した高性能なコーティングです。
ここでは、QMIシリーズから代表的2種類をわかりやすくご紹介します。
(1) QMIセンチュリオンコートII
QMIシリーズ最高峰のセンチュリオンコートIIは、3層のガラス系被膜で構成され、強力な保護性能を誇ります。
超撥水、または滑水性と呼ばれる効果により、雨水がボディ表面を滑るように流れ落ち、汚れの付着を抑制。加えて、優れた潤滑性により洗車時の拭き取りもスムーズで、摩擦によるキズを防いでくれます。
紫外線、熱、大気汚染からも塗装を保護し、美しいツヤを長期間維持してくれるのです。
(2)QMIペイントシーラント
QMIペイントシーラントは、テフロン系被膜を採用したコーティングです。
やわらかいツヤとみずみずしい印象に仕上がり、手軽にコーティングを試したい人におすすめです。ガラス系コーティングと比較すると耐久性や防汚性は劣りますが、手頃な価格が魅力です。
(2) トヨタディーラーの純正コーティング(CPC、ガードコスメ)
一部のトヨタディーラーでは、「CPC」や「ガードコスメ」といったコーティングブランドも採用しています。
高性能なガラス系被膜をベースとしており、店舗ごとに異なるサービスが用意されているため、くわしくはディーラーで確認しましょう。
(1) CPCプレミアムコーティング エクスGN
エクスGNは3層構造の被膜を持つ、CPCシリーズの上位モデルです。
高い撥水性と光沢性を備えており、雨ジミや汚れの固着を抑え、美しいボディを維持します。
新車施工時には最大5年間の保証が付帯し、長期的な効果が期待できます。
(2) CPCプレミアムコーティング ダブルGN
ダブルGNは、2層のガラス質被膜で形成される撥水タイプのコーティングです。
トップコートが高級感のある輝きや光沢を与え、防汚効果を発揮します。さらにベースコートが塗装面と強固に密着し、耐久性にも優れています。
美しい仕上がりと費用バランスの両立を重視したい人に向いています。
(3) グラスコーティング ガードコスメSP
ガードコスメSPは、ガラス系被膜の上にフッ素被膜を重ねたハイブリッド構造のコーティングです。
撥水性と防汚性のバランスに優れ、高級感のある光沢を実現します。さらに、フッ素層が汚れの固着を防いでくれるため、日常の手入れを簡単にします。
比較的リーズナブルな価格帯で、多くのトヨタディーラーで採用されている人気のコーティングです。
(3)【まとめ】各コーティングの特徴や保証期間など
上記で紹介しました、「QMIシリーズ」「CPCシリーズ」「ガードコスメSP」の特徴を以下の表にまとめました。
製品名特徴成分撥水性保証期間QMIセンチュリオンコートII3層構造のガラス被膜。
滑水性に優れ、紫外線や熱にも対応ガラス系滑水光沢5年保証QMIペイントシーラントやわらかいツヤを実現。
コスト重視で手軽に施工したい人向けテフロン系撥水光沢5年保証CPCエクスGN3層構造のプレミアム仕様。
高い撥水性と光沢が魅力ガラス系滑水+高光沢最大5年保証CPCダブルGN2層のガラス質被膜で形成。
トップコートで光沢を与え、ベースコートで耐久性を高めているガラス系滑水最大5年保証ガードコスメSPガラスとフッ素の複合被膜。
防汚性と上質なツヤを両立ガラス+フッ素撥水最大5年保証
2. トヨタのボディコーティングの価格相場【種類・サイズ別】
(1) 各コーティングの価格一覧
コーティングされているトヨタ車(イメージ)
トヨタディーラーで施工できる主なコーティング5種について、新車時の価格目安をサイズ別にまとめました。
ただし、車種やディーラーごとの価格差があるため、あくまで参考価格としてご覧ください。
製品名コンパクトカー普通車(SUV・セダンなど)SUV・ミニバンなどQMIセンチュリオンコートII116,000円125,400~134,600円151,800~169,400円QMIペイントシーラントーーーCPCプレミアムコーティングダブルGN132,000~171,600円165,000円165,000~193,600円CPCプレミアムコーティングエクスGNー253,000円253,000~292,600円グラスコーティングガードコスメSP66,000円71,500~88,000円93,500円※参照:QMI センチュリオンコートII|茨城トヨペット株式会社
※参照:CPCプレミアムコーティングダブルGN|ネッツトヨタ千葉株式会社
※参照:CPCプレミアムコーティングエクスGN|ネッツトヨタ千葉株式会社
※参照:グラスコーティングガードコスメSP|トヨタカローラ福井株式会社
※QMIペイントシーラントは公式情報なし
なお、QMIシリーズ・CPCシリーズ・ガードコスメSPのいずれも、軽自動車からミニバンまで対応しています。車体サイズが大きくなるほど価格も高くなります。
(2) 価格に含まれる施工内容
コーティングの費用には、塗布作業だけでなく、下地処理などの工程も含まれています。
新車の場合は、塗装面の状態が良好なため、下地処理は比較的簡易ですみます。ただし、中古車や経年車の場合は、塗装面の劣化や傷が多いため、鉄粉除去、磨き、脱脂といった下地処理が必要になります。
その結果、中古車や経年車は、新車に比べて下地処理の工程が増えるため、費用が高くなるのです。
また、コーティングの施工範囲によっても費用は変動します。
たとえば、標準的なボディコーティングに加えて、ホイールコーティングやウィンドウコーティング、室内パネルのコーティングなどを追加する場合、追加費用が発生します。
くわしい金額や施工内容は、見積もり依頼時に確認しましょう。
3. コーティングはディーラー以外にも依頼できる
コーティング施工している様子(イメージ)
コーティングは、トヨタディーラーだけでなく、専門店やカー用品店など、ほかにも選択肢はあります。
「なるべく費用を抑えたい」「仕上がりにこだわりたい」といったニーズに応じて、専門店・カー用品店・ガソリンスタンドなど、複数の選択肢から選択できます。
ここでは、それぞれの特徴と違いをわかりやすく解説しましょう。
(1) コーティング専門店
コーティング専門店は、その名のとおり、コーティングを専門にあつかうプロショップです。
在籍スタッフは知識と技術に長けており、車の状態や仕上がりの希望に応じて、最適なコーティング剤を提案してくれます。
高性能なガラス系やセラミック系コート剤の取り扱いも豊富で、「見た目も効果もこだわりたい」という人に向いています。
また、施工前の下地処理がとても丁寧で、ツヤや耐久性が長期間続く仕上がりになる点も魅力です。
ただし、料金は高めで、店舗によって技術力に差があるため、実績や口コミの確認は必須です。
(2) カー用品店
カー用品店(オートバックスやイエローハットなど)でも、コーティングサービスを提供しています。
料金は比較的リーズナブルで、簡易的なものから本格的なガラスコートまで幅広く対応しています。
「プロに頼みたいけれど、費用は抑えたい」と考える人にとっては、バランスのよい選択肢といえるでしょう。
ただし、施工の質には店舗差があり、担当スタッフの技術や作業内容によって仕上がりに差が出ることもあります。
依頼前には、メニュー内容や施工実績の確認がおすすめです。
(3) ガソリンスタンド
最近では、コーティング施工を提供しているガソリンスタンドが増えています。
洗車の延長で依頼できる気軽さがあり、「時間がないけどサッとキレイにしたい」というときに便利です。簡単なポリマー系から、しっかりとしたガラス系まで、メニューの幅も広がっています。
ただし、施工スタッフの技術や設備面では店舗ごとの差が大きく、品質にバラつきがあります。
本格的な効果を期待するなら、事前にサービス内容や実績をよく確認してから依頼しましょう。
4. トヨタディーラーと専門店の違いとは?
新車を購入したときの選択肢としては、トヨタディーラーかコーティング専門店の2つをおすすめします。
両者どちらも高品質ですが、それぞれに強みが異なります。
ここでは、比較しやすい3つのポイントに絞って違いを解説しましょう。
(1) 下地処理の質と仕上がりの違い
新車だからといって、ボディが完璧な状態とは限りません。
保管中のホコリや納車前の細かなキズがついている可能性もあるため、施工前の「下地処理」が重要になります。
ディーラーでは、マニュアルに沿った一定水準の処理が施され、安定した品質に仕上がります。
一方で、専門店では専用の照明や研磨機を使い、ボディの状態を一台ごとに丁寧に確認してくれるのです。
それぞれに合った方法で研磨や脱脂作業をおこない、ムラのない均一なコートと美しいツヤを実現します。
このオーダーメイド感覚の施工こそが、専門店の価格が高くなる理由のひとつです。
(2) アフターサービス・保証内容の違い
施工後のサポートや保証内容にも、大きな違いがあります。
ディーラーでは、光沢や撥水性能の保証がついていることが多く、車検や点検とあわせて管理される安心感があります。
定期的な点検の案内や、専用のメンテナンスキットを提供してくれることもあり、手厚いサポートが魅力です。
一方、専門店は施工に特化しているぶん、保証内容がより細かく設定されている傾向があります。たとえば、1年ごとの無料メンテナンスや、特定の汚れ・劣化に対する再施工保証など、きめ細やかな対応が特徴です。
保証の内容や条件は店舗ごとに異なるため、依頼前にしっかり確認しましょう。
(3) 予約・納車との一体感と利便性の違い
ディーラーに依頼する最大のメリットは、「納車と同時にコーティング済みの状態で受け取れること」です。
新車購入の手続きと並行して登録・整備・施工を一括で任せられるため、スケジュール管理もスムーズです。
特別な準備することなく、納車日にピカピカの車を受け取れるのは大きな魅力です。
一方、専門店に依頼する場合は、納車後に持ち込み・引き取りといった手間が発生します。
そのぶん自由度が高く、こだわりの施工内容をじっくり相談できるというメリットもあります。
「仕上がり重視か」「手間をかけずに済ませたいか」で選び方が変わってきます。
5. コーティング剤選びの判断ポイント
コーティングされた黒い車(イメージ)
コーティングにはさまざまな種類があり、どれを選ぶかによって、仕上がりも費用感も大きく変わります。
重要なのは、「どれが一番いいか」ではなく、「自分の使い方に合っているか」です。
ここでは、選ぶときに意識しておきたい3つのポイントをご紹介します。
(1) 見た目の仕上がりで選ぶ
コーティングをかけたあとの見た目は、種類によって印象が大きく変わります。
コーティングの種類見た目の特徴ポリマーコーティングツヤは出るがやや控えめ/簡易的な仕上がりフッ素コーティング撥水性が高く水滴がつきづらい/光沢はやや控えめガラスコーティング高い透明感と深いツヤ/高級感のある見た目ガラス系コーティング自然で落ち着いた光沢/ナチュラルな印象セラミックコーティング超高光沢・濡れたようなツヤ/存在感ある輝きくわしくは、下記の記事で解説していますので、こちらをご覧ください。
https://www.goo-net.com/magazine/carmaintenance/coating/258186/ちなみに、ボディに付着した水の弾き方に好みがある人は、コーティングの性質に注目して選ぶとよいでしょう。
たとえば、水を玉のようにコロコロと弾く撥水タイプは、雨が降ったあとでも水が残りにくく、洗車したような見た目を保ちやすくなります。
反対に、水がスーッと流れ落ちる親水タイプや疎水タイプは、雨ジミ(水アカ)の跡が残りにくいのが特徴です。
くわしくは、業者と相談しながら決定しましょう。
(2) 使用頻度や保管環境で選ぶ
車をどれくらい使うか、どこに保管しているかは、コーティング選びにおいてとても重要なポイントです。
というのも、使用頻度や駐車環境によって、汚れの付きやすさや劣化のスピードが大きく変わるからです。
たとえば、毎日通勤で使う人や、青空駐車が基本の人は、雨や紫外線、ホコリにさらされやすいため、耐久性や防汚性能の高いタイプが向いています。
疎水性やセルフクリーニング効果のあるコーティングを選べば、雨が降ったあとでも汚れが流れ落ちやすくなり、見た目をきれいに保ちやすくなります。
一方で、週末しか運転しない人や、屋内ガレージに保管している人であれば、そこまで高性能なものは必要ないケースもあります。
その場合は、施工コストを抑えつつ、十分な効果を得られるコーティングを選びましょう。
(3) 価格と効果のバランスで選ぶ
コーティング選びで失敗しないポイントは、「価格」と「効果」のバランスです。
高性能コーティングの初期費用は高額ですが、効果が長持ちするため、長い目で見るとコストを抑えられる可能性があります。
たとえば、ガラスコーティングやセラミックコーティングは、3~7年と長持ちします。初期費用は高いものの、ひんぱんにメンテナンスできない人や、車を長く大切に乗りたい人にはおすすめです。
一方、ポリマーコーティングやフッ素コーティングは比較的安価です。効果の持続期間は短いですが、「数年以内に車を手放す予定がある」「まずは試してみたい」という人に適しています。
価格と効果のバランスを意識することで、自分に合った最適なコーティングを選びやすくなるでしょう。
6. トヨタ車のコーティングはグーネットピットにお任せください
トヨタ車におすすめのコーティングは、車の使い方や保管環境、予算によって異なります。
「QMI」や「CPC」などの純正コーティングに加え、専門店やカー用品店のサービスも視野に入れることで、より満足度の高い選択ができるようになります。
ただし、「どの店舗に頼めば安心か」「近くに信頼できるところはあるのか」といった悩みもつきものです。
そんなときは、全国の整備工場から比較・検索できる「グーネットピット」を活用してみましょう。メニュー内容や口コミを確認でき、あなたの愛車に合った施工店を見つけやすくなります。
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みんなのコメント
ツヤツヤで満足してます。
ボディがブラックなので、純粋で洗車後、仕上げは軽く拭いて、エアで残った水滴飛ばしてます。