富士スピードウェイでは、6月6日よりスーパーフォーミュラ公式テストが行なわれている。Kids com Team KCMGは、小林可夢偉がル・マン24時間のテストデー参加に伴い欠席。そのため7号車は代役のドライバーを立てている。
そのひとりが関口雄飛。2023年を最後にレギュラーシートから離れている関口は、2024年末の合同/ルーキーテストにKCMGから参加し、1年ぶりにスーパーフォーミュラを走った。
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当時の関口はテストを前に、「僕はこのテストにかなり懸けている」「自分のためにしっかり走りたい」「両方のセッションでトップタイムをとるつもりで準備をしてきた」などとコメントするなど、並々ならぬ意気込みを見せていた。それは彼がこのテストを、スーパーフォーミュラにカムバックするチャンスを得るための機会と位置付けていたからだ。トップに届かず6番手に終わった後の取材でも「厳しかった。もっと上に行けると思っていた」と語り、1年のブランクにより実力を出し切れなかったことへの悔しさを滲ませていた。
あれから半年、昨年同様にチームのコーディネーターとして小林の走りをサポートしている関口に再びテストの機会が訪れた。ただ今回はインシーズンテストということもあり、昨年末のテストとは位置付けが違い、あくまで7号車の改善にフォーカスしているのだという。
「前回のオートポリスで、2台とも決勝ペースがすごく悪かったです。特に仁嶺(8号車の福住仁嶺)なんかはスピンしてしまうほど、リヤのグリップがない状態でした。そこの解決を今回のテストでしたいというところです」
関口は今回のテストの目的についてそう語った。前回のオートポリス戦では、関口が言うように福住はスピンを喫して9位(福住曰く、レース中のスピンは人生初とのこと)、8号車よりレースペースに分があったはずの7号車小林も、3番グリッドからポジションを落として7位に終わった。
そのため関口としてはレースペースの確認に重点を置き、自身が担当した午後セッション(午前は小林利徠斗がドライブ)では10周弱の連続走行を行なった。しかし、涼しいコンディションでありながら既にタイムの落ちを感じたことから、まだまだ取り組むべきことがあると感じているという。
「今日は思ったよりも気温が低くなりましたが、暑くなるとリヤタイヤに厳しくなることを考えると、逆にコンディションが良すぎちゃうなと」
「プチロングランをやって、良かったには良かったのですが、最後の1、2周でガクッと(タイムの落ちが)来てしまいました。これが暑かったらもっと前から来ていただろうし、レースで走る距離はもっと長いことを考えると、もう少し何か探さなきゃいけません」
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