1月17日、カワサキモータースジャパンはKawasaki Team GREENに所属する岩戸亮介が、2020年シーズンはアジアロードレース選手権(ARRC)にKawasaki Thailand Racing Team ARRCから参戦することを発表した。
岩戸は全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラス、ST600クラスを経験し2018年にJ-GP2クラスでチャンピオンに輝いた22歳のライダーだ。2019年はKawasaki Team GREENに加入しJSB1000クラスにステップアップ。カワサキ・ニンジャZX-10RRを駆り参戦初年度はランキング9位でルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。
2020年全日本ロードレース最終戦鈴鹿の日程が変更に。開催レース数は変わらず
そんな岩戸は2020年は戦いの場をアジアに移し、Kawasaki Thailand Racing Team ARRCからARRCのASB1000クラスに参戦する。マシンはカワサキ・ニンジャZX-10RRで、監督はライダーであり現在はタイカワサキでマーケティング部長を務める藤原克昭だ。
ARRCはタイやマレーシア、オーストラリア、中国などアジアを中心に行われ、日本ラウンドは6月26~28日に第3戦が鈴鹿サーキットで開催される。
岩戸のチームメイトは、タイで行われているスーパーバイク選手権(FMSCT All Thailand Superbike Championship)で2017年から3年連続チャンピオンのタイ人であるティティポン・ワロコーンだ。
ワロコーンは2013~2015年にロードレース世界選手権のMoto2クラスに参戦した経験を持ち、2019年はアジアロードレース選手権でランキング6位、スーパーバイク世界選手権(SBK)第2戦タイにもスポット参戦した。
また、カワサキチームグリーンの2020年シーズンの活動は、後日発表されるという。
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