MotoGPカタールGP初日、タイトルを争うホルヘ・マルティン(プラマック)とフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)はそれぞれ7番手、8番手に並んだがそれぞれバイクに感じた感触は大きく異なるようだ。
バニャイヤとそれを14ポイント差で追うマルティンはそれぞれ、予選Q1・Q2の振り分けを決めるプラクティスであまり上位に顔を出せなかった。
■韋駄天マルティン、カタールGP初日はタイヤに苦労「プラクティスの時間をすべてセットアップに使った」
実際、マルティンはタイヤの挙動に苦しんでいたことを認めたが、対するバニャイヤは状況をコントロールできており、順位が上がってこなかったのはタイヤ戦略によるものだと説明した。
「僕はハッピーだよ。今日どんなバイクで走り出すかを決めるという、昨日の作業がとても上手くいった。バイクは期待通りに動いてくれたんだ」
「明日(土曜日)まで何も触らないつもりだ。僕の好みのバイクになっているし、ちゃんと動いてくれるからね」
カタールGPはナイトレースとして行なわれるため、日中と日没後で大きくコンディションが変化する。しかもコースの一部が再舗装されていることもあって、今回ミシュランはフロントタイヤのコンパウンドを3種類持ち込んでいる。バニャイヤは、そのいずれも試しておきたかったのだと明かした。
「午後は、適切じゃないフロントタイヤも使わなければならなかった。でも、すべてのタイヤをテストしたかったんだ」
まだ明るい時間帯に予選が行なわれ、スプリント・決勝が日没後に行なわれることもあって、バニャイヤはそうして得られた情報が武器になってくると考えている。
「それぞれの瞬間に適切なコンパウンドを選択するのはとても難しいけど、最初のセッションではフロントのハードがとても良かった。でも夜間はとても寒いから、路面の温度が低くなり、ハードタイヤは少し苦しくなる」
「問題は、路面のグリップが向上しなければ、他の2種類のタイヤはほとんどもたないということだ」
ライバルのマルティンは、まさにタイヤの使い方で苦しんでいるようだが、この点についてバニャイヤは油断していないようだ。なお、マルティンは再びタイヤの面でトラブルに巻き込まれた場合、他のドゥカティのライダー、基本的にはバニャイヤと同じことをするつもりだとコメントしている。
「前回のタイでも、最初に履いたタイヤがまったく機能しなかった。そういうこともあるけれど、何事も必ず解決策が見つかると思いながら仕事をしなければならない」
そうバニャイヤは語った。
「最終的に彼は2本目のタイヤでいいラップをしたから、彼にとっては問題ないと思う。Q2進出は誰にとっても大きな目標だからね」
「2人のライディングスタイルはまったく違うからわからないけど、今日は僕たちが1日中速かった。黄旗でベストラップが抹消されてしまったけど、3番手以内に入りたかったし金曜日を上位で終えたかった。でも良い1日だったよ」
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