トヨタ初の日本国外生産のPHEV
トヨタは2020年から中国市場向けに全電動化したC-HRを発売する。
C-HR Hy-Power トヨタ、高性能ハイブリッドに進出
北京モーターショーで発表された内容によれば、プラグインハイブリッドのカローラやレビンの新バージョンに続いて、ゼロエミッションのクロスオーバーを発売するという。
これらのモデルは電気のみで48km程度の航続距離を実現。このプラグイン・トリオはトヨタが2020年までに10台の電動車を投入するという計画の一部で、中国政府が設定した、各ブランドの一定割合を電動車にするという規制に則ったものだ。
トヨタは中国向けプラグイン車のためのモーター、バッテリー、インバーターを生産。これらの車種は日本国外で生産される初めての電動車となる点は注目に値する。
中国におけるプラグインハイブリッド車の需要は非常に大きく、昨年はトヨタ単体で14万台を売り上げた。これは、トヨタの電動車の売り上げの40%を占めている。
プラグインハイブリッドに対する需要を満たすため、トヨタはバッテリーモジュールの生産能力を2020年までに22万ユニットまで引き上げる計画だ。同時にバッテリー検査施設も中国に設立する。
トヨタは最近2020年代前半までに全固体電池を実用化すると発表した。もしこれが実現すれば、世界初のメーカーとなる。この技術によってリチウムイオンバッテリーよりも大きなエネルギーを蓄えられるようになり、電動車の革命が起きるだろう。
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