この記事をまとめると
■2年ぶりに「ランボルギーニ・デイ・ジャパン」が開催された
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■カウンタック50周年を記念して投票によるベスト・オブ・カウンタックを選出
■70台以上のランボルギーニによるパレードランも実施した
2年ぶりとなる「ランボルギーニ・デイ・ジャパン」を開催
昨2020年は、コロナ渦中の影響で中止されてしまった「ランボルギーニ・デイ・ジャパン」。今年も直前まで、その開催が可能であるのかどうかには、主催者は検討を続けたというが、できるかぎり蜜を避けるスタイルで2年ぶりにその開催にゴー・サインが出された。
それには2021年にはぜひこの特別なイベントを開催したいという、主催者の強い意志が背景にあったのである。その設立から半世紀以上、ランボルギーニはこれまでにさまざまなモデルを市場へと送り出してきたが、その中でももっとも有名な、いわゆるアイコン的な存在といえば、それは1970年代半ばに日本で巻き起こったスーパーカーブームでも主役の一台となったカウンタック(クンタッシ)にほかならない。
2021年は、このカウンタックのプロトタイプとなるLP500がジュネーブショーで世界初公開されて50年目にあたる節目の年。それを祝するイベントを開催することだけは、カウンタック、そしてランボルギーニ・ファンのすべてにとっての大きな夢だったのだ。
70台以上のランボルギーニによるパレードランも実施
例年のランボルギーニ・デイは、日本中からオーナーとその愛車を集めた、いわゆるギャザリングがメインイベントとなっていたが、11月5日から6日にかけて行われた2021年のランボルギーニ・デイは、それとはやや趣向の異なるものだった。
メインのプログラムは、事前にエントリーを受け付けた26台のカウンタックからインターネットによる一般投票から選ばれた上位10台を、東京新宿の住友三角ビル内の特設ブースに展示。そこで改めて6セッションに分けてオーナーやメディアなどの投票による、ベスト・オブ・カウンタックを選出するというものだった。
会場内にディスプレイされたカウンタックは、さすがにどれも素晴らしいコンディションを保ったものばかりだ。またモデルとともに紹介されるエピソードにもオーナーならではのこだわりがあって面白い。日常的にどんなところへでもカウンタックで出かけるオーナーもいれば、逆に毎年元日にしか乗らないというオーナーもいる。
モデルラインアップも多彩で、偶然にも、LP400、LP400S、LP500S、5000QV、アニバーサリーと、すべてのカウンタックのバリエーションが姿を揃えることになった。
ベスト・オブ・カウンタックに選ばれたのは、1976年式のLP400。このモデルは新車時から日本にある実に貴重なモデルで、現在でもミント・コンディションともいえる状態を保っている。
ジャパン・プレミアとして、ランボルギーニ史上最強の830馬力を掲げて40台が限定生産される、12気筒のサーキット専用モデル、エッセンツァSCV12が披露された。
また、インディビジュアル部門のアド・ペルソナム、あるいはクラッシック部門のポロ・ストリコといった、これからのランボルギーニ・ライフには不可欠となる部門のブースなども設置され、参加者はこれらも興味深く見学していた。
秋空の下では20台のカウンタックを始め、70台以上のランボルギーニによるパレードランも行われ、こちらでは最新のモデルの姿も見ることができた。
2021年のランボルギーニ・デイ・ジャパン。それは関係者の努力により、大成功のもとに終わったイベントだった。
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みんなのコメント
帰りに貰ったお土産はランボルギーニグラス二つでした。