大阪で活躍する大注目の40代シェフ──新たなガストロノミーの道を切り拓く

大阪のグルメシーンに地殻変動が起きつつある。脂の乗り切った40代シェフたちが躍進中だ。注目のレストランを紹介する。

昨年、自店の大改装を遂げた3人のシェフから目が離せない。メキシコ人のウィリー・モンロイが「milpa（ミルパ）」で提唱するのは、メキシコの新たな食文化。母国の伝統を軸に、日本の食材を巧みに用い、薪火を操り進化を図る。

「agnel d ’ or（アニエドール）」藤田晃成は改装と共に、創作がより“自在”に。ゆべしなど地方食材も取り入れ、丁寧にひく出汁やソースの深みに、ブレないフレンチがある。

「RiVi（リヴィ）」山田直良は、ユニークかつ緻密な手仕事が真骨頂。カウンターだけの空間にチェンジしたことで、ゲストとの会話を大切に“大阪らしさ=人間味”を追求する。

milpa住：大阪府大阪市西区北堀江1-16-25 YSSビル1F
TEL：06-4394-8383  営18：00～22：00 
休：不定
IG：@milpa.rest

agnel d ’ or住：大阪府大阪市西区西本町2-4-4
TEL：06-4981-1974 
営12：00～13：00（LO）、18：00～19：30（LO） 
休：月曜、火曜の昼
IG：@agnel_dor

RiVi住：大阪府大阪市西区京町堀1-16-28
TEL：06-6136-6830 
営：12:00ドアオープン、12:30～の一斉スタート、18:30ドアオープン、19:00～の一斉スタート 
休：不定
IG：@rivi.osaka

写真・竹田俊吾（人物）　文・船井香織里　編集・岩田桂視（GQ）