■ホンダが名車「Z」を復活!?
2025年1月にも開催された自動車のイベント「東京オートサロン」。
ここでは自動車メーカーのみならず、メーカー傘下のカスタマイズブランドやアクセサリーメーカーからも、様々なカスタムカーやコンセプトカーが出展されます。
その歴史の中でも、とくに多くの注目を浴びたユニークな一台として、かつてホンダアクセスが発表した「Re:Z」を紹介します。
【画像】超カッコイイ! これが復活したホンダ「Z」です!(20枚)
Re:Zは、2018年の東京オートサロンに参考出展車として登場したコンセプトカー。
かつてホンダが販売していた軽自動車「Z」の復刻版をテーマに開発されたため、車名は「Zのリバイバル」を意味する“Re:Z”と名付けられました。
リバイバル元となった初代Zは、ホンダが1970年10月に発売したクーペタイプの軽自動車。
Zには1998年に登場した2代目も存在しましたが、こちらは今で言う「軽SUV」的なモデルだったため、Re:Zは初代Zをモチーフとしたスタイリングを採用しています。
2018年当時、ホンダアクセス内で行われたカスタムカーのデザイン案の公募で、初代Z好きの社員が「Zのリバイバル企画」を提出したところ、見事に採用。
東京オートサロンの開催まで数ヶ月と時間が無い中で製作が進められ、無事展示に至ったといいます。
そんなRe:Zは、初代Zと同じボディタイプを持つ3ドアハッチバッククーペ「CR-Z(6速MT)」をベースに開発。
とくに車体前後のデザインには大規模なカスタムが加えられ、ベース車が分からないほどに作り変えられているのがポイントです。
まずはフロントを見ると、CR-Zは横長ヘッドライトを採用したシャープな印象でしたが、Re:Zではワイドなグリルと丸目のヘッドライトが取り付けられ、周囲の目を引く力強いスタイルへと変身。
さらにリアは完全に別物で、CR-Zはストンと切り落としたようなデザインですが、Re:Zでは初代Zの特徴だった「四角い大きなリアウインドウ(通称:水中メガネ)」を採用した、“くの字”のように折れ曲がったフォルムです。
そのほか、リアバンパーやコンビネーションランプも大きく変更されており、もはやベース車の面影はありません。
同車のカスタムに用いられたパーツは、基本的に既存のホンダ車から流用されたもので、例えばフロントには「N-ONE」や「アコード」のパーツを、リアには「モビリオスパイク」のランプを使用。
インテリアにも「N-ONE」や「ステップワゴン」のパーツが上手に組み込まれるなど、まさにホンダオールスターを具現化したような一台でした。
※ ※ ※
このように、名車Zを彷彿とさせる個性的なデザインが見どころのRe:Zは、先述のように発表直後から大きな注目を集めますが、残念ながらカスタムパーツなどは市販化されませんでした。
しかし既存のホンダ車のパーツを多く流用して開発されたモデルですので、CR-Zをベースに相応の時間とお金をかけたなら、独自にRe:Zを再現することは可能かもしれません。
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