MotoGP第8戦アラゴンGPのMoto2クラス決勝はデニス・オンジュ(Red Bull KTM Ajo)が勝利した。
Moto2クラスに参戦する日本人は苦戦が続いていて、予選では佐々木歩夢(RW - Idrofoglia Racing GP)が21番手、國井勇輝(Idemitsu Honda Team Asia)が25番手と後方からのスタートとなった。
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ポールポジションを獲得したのはディオゴ・モレイラ(Italtrans Racing Team)。ポイントリーダーのマニュエル・ゴンザレス(LIQUI MOLY Dynavolt Intact GP)は予選で転倒し18番手からのスタートだった。
Moto2決勝がスタートするとモレイラがホールショットを奪ってトップでレースを始めたが、デニス・オンジュによってすぐに追い抜かれてしまった。
モレイラは続いてバリー・バルタス(Fantic Racing Lino Sonego)にも抜かれ、3番手に後退。この3人が1周目から先頭集団としてギャップを広げていった。4番手にはランキング2番手のアロン・カネット(Fantic Racing Lino Sonego)がつけた。
なお1周目にはCFMOTO Inde Aspar Teamのダニエル・オルガドとダビド・アロンソが接触し転倒。チームメイト同士による相打ちが起きてしまった。
トップ争いは3周目にバルタスがオンジュをオーバーテイク。そして3番手のモレイラにはカネットが迫ってバトルが繰り広げられた。
カネットはモレイラを下すと、2番手のオンジュにも挑戦し6周目にオーバーテイクして2番手に浮上。Fantic Racingによるワンツー体制を築いた。
ただ2番手を巡るバトルは続き、オンジュだけではなくモレイラも加わっての戦いになった。バルタスが先頭を引っ張る中2番手から4番手の順位は入れ替わっていき、レース折り返し10周目ではオンジュ、モレイラ、カネットの順に落ち着いた。
13周目、今度はオンジュが先頭のバルタスに仕掛けた。12周目のバックストレートで接近したオンジュは、ホームストレートでオンジュをオーバーテイク。先頭に立った。
そこからオンジュはスパートをかけていき、2番手以下との差を拡大していった。14周目には自己ベストのタイムを記録し、バルタスを突き放さんとした。ただバルタスとモレイラも、負けじとペースを上げていたため、0.3~0.4秒の差に留まった。
そしてバルタスとモレイラが2番手を争っているうちに、少しオンジュは逃げることができ、0.5~0.6秒差までギャップが拡大した。
ただ2番手争いを制したモレイラがその後一気に加速。ラストラップに入った時、トップのオンジュとの差を0.2秒にまで縮めていた。
モレイラは果敢に前を狙うとターン5でインを突いてオンジュを抜き、トップを奪った。しかしバックストレートでオンジュが真後ろにつき、最終コーナーを横並びで立ち上がると、ふたりはわずかに接触しながらもつれ込むようにフィニッシュラインを横切った。オンジュがわずか0.003秒という超僅差で先着し、Moto2初優勝を果たした。なおトルコ人ライダーとしてMoto2初優勝でもあった。
2位はモレイラ、3位はバルタスだ。
ポイントリーダーとしてレースに臨んだゴンザレスは18番グリッドから追い上げて9位でフィニッシュ。ランキング2番手のカネットが終盤にポジションを下げて6位でゴールした結果、ふたりは118ポイントの同点という結果に。勝利数の差でゴンザレスがかろうじて首位という状況だ。
日本人ライダーは國井が22位、佐々木は転倒リタイアでレースを終えた。
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