マツダは、ロータリーエンジン搭載車の累計生産台数が200万台に達したと発表した。
ロータリーエンジン(以下RE)は、三角形のローターが回転することによって動力を生む独自の構造をもつエンジンで、マツダは1967年に導入した「コスモスポーツ」にREを初めて搭載。その後も長年にわたりREを量産する唯一の自動車メーカーとして、出力、燃費、耐久性などの性能向上に取り組んできた。マツダは今年6月に、「MAZDA RX-8」の生産を2012年に終了して以来約11年ぶりに、RE搭載車の量産を再開し、このたび、12車種目のRE搭載車種として「MAZDA MX-30 Rotary-EV」をまもなく導入する。
マツダの新型ロータリーエンジン8C誕生でみえたカーボンニュートラル時代における夢とロマン(前編)
■取締役専務執行役員 向井 武司氏 コメント
「マツダの歴史において、『飽くなき挑戦』を象徴する特別な存在であり、世界中のお客さまに愛されてきたREの生産に再び大きな火が灯りました。RE搭載車をご購入いただいた多くのお客さまやファンの方々、開発・生産に携わっていただいたお取引先さまなど、これまで支えていただいたすべての皆さまに心から感謝申し上げます。今後も、『飽くなき挑戦』の精神を受け継ぎ、電動化の時代においてもお客さまにワクワクしていただけるような魅力的なクルマをお届けしてまいります」
■マツダ:ロータリーエンジンの沿革
1961年7月
NSU社/バンケル社と技術提携
1967年5月
ロータリーエンジン完成発表、「コスモスポーツ」発売
1968年7月
「ファミリア ロータリークーペ」発売
1969年10月
「ルーチェ ロータリークーペ」発売
1970年5月
初代「カペラ」ロータリーシリーズ発売
1971年9月
「サバンナ」発売
1972年11月
2代目「ルーチェ」ロータリーシリーズ発売
1973年6月
ロータリーエンジン車生産累計50万台達成
1974年2月
2代目「カペラ」発売
1974年4月
「ロータリーピックアップ」を北米で発売(日本名:プロシード)
1974年7月
「パークウェイ ロータリー26」発売
1975年4月
「ロードペーサー」発売
1975年10月
2代目「コスモ(コスモAP)」発売
1977年10月
3代目「ルーチェ(ルーチェレガート)」発売
1978年3月
初代「サバンナRX-7」発売
1978年11月
ロータリーエンジン車生産累計100万台達成
1981年11月
3代目「コスモ」および4代目「ルーチェ」のロータリーシリーズ発売
1985年10月
2代目「サバンナRX-7」発売
1986年4月
ロータリーエンジン車生産累計150万台達成
1986年9月
5代目「ルーチェ」発売
1990年4月
4代目「コスモ(ユーノスコスモ)」発売、3ローターRE搭載
1991年6月
「マツダ787B」が第59回ルマン24時間レースで総合優勝
1991年12月
3代目「RX-7(アンフィニRX-7)」発売
2002年4月
「RX-7」最後の限定車「スピリットR」シリーズを発売
2003年4月
「RX-8」発売
2011年11月
「RX-8」最後の特別仕様車「スピリットR」を発売
2012年6月
「RX-8」生産終了
2023年6月
「MAZDA MX-30 Rotary-EV」生産開始
2023年10月
ロータリーエンジン搭載車累計生産200万台達成
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