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新型ランボルギーニ・カウンタックLPI800-4が初めて公道を走る!

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新型ランボルギーニ・カウンタックLPI800-4が初めて公道を走る!

ランボルギーニが往年のスーパーカーの車名を冠した新世代ハイブリッド・スーパースポーツ「カウンタックLPI800-4」の公道走行を実施。お供はカウンタックLP400とカウンタック25thアニバーサリー

 伊ランボルギーニは2022年1月25日(現地時間)、昨年8月に米国ペブルビーチで開催された「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」において初披露した新型ハイブリッド・スーパースポーツ「カウンタックLPI800-4(Countach LPI800-4)」を、初めて公道で走らせたと発表した。

元祖スーパーカーが復活! ランボルギーニが新型「カウンタックLPI800-4」を発表

 カウンタックLPI800-4は、カウンタックのデビュー50周年を記念して製作されたスペシャルモデルで、生産台数は限定112台。この台数は、初代カウンタックの開発時の社内プロジェクト名「LP112」に由来している。なお、112台はすべて完売。デリバリーの開始は本年第1四半期を予定している。

 カウンタックLPI800-4の特徴を振り返っていこう。基本骨格はカーボンファイバー製のモノコックに、アルミ製の前後サブフレームを組み合わせて構成。エクステリアは初代カウンタックのウエッジシェイプを再解釈し、シャープかつスタイリッシュな最新のエアロデザインを具現化する。前ヒンジのシザーズ式ドアや六角形のホイールアーチ、テレフォンスタイルのアロイホイール(前20インチ/後21インチ)、スリット状の“エラ”を持つエアスクープ、サイドとドアに配したNACAエアインテーク、低くて主張のあるボンネットライン、長方形のフロントグリルとヘッドライト、低く滑らかなラインを描くリアバンパーなど、随所に初代カウンタックのモチーフを取り入れたこともアピールポイントだ。

 内包するインテリアも、初代カウンタックのモチーフを取り入れながら最新の技術要素を存分に採用したことが訴求点である。キャビン自体は低い着座位置で、かつスクエアな形状のコクピットで構成。ダッシュボードやドアトリム、コンフォートシートの表皮にはレザーを採用し、随所に四角形モチーフの幾何学的なステッチを配する。専用の8.4インチHDMIタッチスクリーンには、コネクティビティ機能とApple CarPlayを含めた操作が行える最新機構を組み込んだ。

 パワートレインに関しては基本的に同社のシアンと共通で、ミッドシップ配置の6498cc・V型12気筒DOHCエンジン(最高出力780hp/8500rpm、最大トルク720Nm/6750rpm)に、ギアボックス内に組み込んだ最大34hp/35Nmを発生する48V電動モーター、そしてスーパーキャパシタで構成する。システム総出力は814hp。トランスミッションには7速ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)を組み合わせ、駆動機構には4WD(Haldex Gen.IV)を採用。性能面では、最高速度が355km/h、0→100km/h加速が2.8秒を実現した。

 今回実施した公道走行では、重要な前身モデルの2台、初代カウンタックの初期生産モデルである「カウンタックLP400(Countach LP400)」と最終生産モデルの「カウンタック25thアニバーサリー(Countach 25th Anniversary)」が同伴する。低くてシャープなフォルムやエッジのきいたスタイリングなど、共通のアイデンティティとともに25年ごとの進化が感じられる3台の併走は、イタリア北西部ピエモンテ地方の方言で“驚き”の感嘆詞を表すContaccに由来する車名の通り、まさに驚異の光景といえるだろう。

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