GRヘリテージパーツプロジェクトとは
日本メーカー各社が近年、名車のパーツ復刻、レストア・プログラムの始動といった動きに力を入れ始めている。
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そして今回、トヨタ・ガズー・レーシングが2000GTの取り組みとして、補給部品を復刻し、国内・海外向けに再販売する「GRヘリテージパーツプロジェクト」を発表した。
本プロジェクトは、すでに廃版となった補給部品を復刻し、純正部品として再販するもの。
すでに昨年5月のGRスープラ記者発表会において、A70、A80スープラの部品復刻・再販売を発表しているが、映画007シリーズのボンドカーに採用され、海外でも人気が高い「トヨタ2000GT」がこれに続く車種となった。
対象部品/販売方法は?
今回発売の品目については、部品復刻に特別に協力する仕入先、社内の工場、関係部署において、製造に向けた準備を進めている段階。
本年8月1日より、準備が整った部品から詳細情報をウェブサイトに公開し、オーダー受付を開始していくという。
なお、復刻部品は通常の純正部品と同様に、トヨタの販売店で購入できるのが特徴だ。
復刻する品目は下記のとおり。いずれも5速マニュアル用となっている。
トランスミッション関係
ギア、シンクロハブ・スリーブ、ガスケット・オイルシールキット、ベアリングキット、スナップリングキット、スラストワッシャー、シフトフォーク
デファレンシャル関係
ファイナルギアキット、リングギアセットボルト
製造を終えて約50年となること、生産台数が337台と少ないことを受けて、同社は「トヨタ2000GTは車両の希少性、部品の転売を防止する観点から、車両のオーナー様のみ、かつ車両当たり数量制限付きでの販売となります」としている。
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