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【試乗】ボルボ V40クロスカントリー|惜しまれつつも生産終了となったが、コンパクトモデルの中で最もプレミアムなモデルだと再認識した

ボルボ好調の立役者

2013年に日本に導入され、ボルボ車の販売拡大に大きく貢献したV40シリーズだが、今年2019年に生産を終了した。

ボルボ V40クロスカントリー(初代・現行型)のカタログはこちら

エントリーモデルでありながら、北欧の柔らかく深みのある質感の魅力を、存分に味わうことができたモデルだ。

ボディはコンパクトでも、安全装備の精度は高かった。特にキープレーンコントロールは、他メーカーとは違い、柔らかく補正する点に好感をもっていた。

今回は、そんなV40シリーズで長距離クルージングを行い、あらためてその魅力を味わう機会を得たのでレポートする。

約300kmのロングドライブは快適そのもの

我々に与えられたのは、V40クロスカントリー T5だ。

搭載エンジンは4気筒2Lターボで、245psを発揮して四輪に駆動力を分散するAWDモデルだ。

V40シリーズには、発売してから改良されるごとに試乗する機会があった。月並みな言い方かもしれないが、角が取れて何事にもソフトになっていると感じていた。

特にクロスカントリーは、出力を上手に路面に伝えており、安定感があったと記憶していた。

今回は、紅葉を目前とした福島県の裏磐梯にある五色沼を目的地とした。スタート地点の東京・芝公園からは、約300kmの道のりだ。

シフトをDレンジに入れ、サイドブレーキをリリースする。プレミアムブランドでありながら、ハンドリリース式のサイドブレーキは、一瞬ノスタルジーさを感じさせる。

芝公園ICより首都高速へ入る。ググッと一気に加速して本線に合流、そして東北自動車道へと向かう。

245psを発揮するこのモデルは、穏やかなイメージとは裏腹に、スポーティな加速を見せてくれる。

V40クロスカントリーには、3つのドライブモードがあるのだが、首都高速ではノーマルモードで走る。

レスポンスの良さがほどほどの方が、短い距離で分岐を繰り返す首都高での運転には合っている。

試乗車には私を含め3名が乗車しているが、意外にも後部座席は決してタイトではなさそうだ。

国産の同じセグメントのモデルと比べると、乗り心地や静粛性は良好だ。サスペンションが奥深く動き、とても細かくセッティングされていることがわかる。

低速から中速、どのスピードレンジでも対応できる要素をもつ。

首都高速のような複雑なルートも、意のままにスイスイと走らせることができ、あっという間に東北自動車道に達した。

ここからは、エコモードに切り替えて走ることにする。長い直線が延々と続く高速道路では、おおらかなレスポンスでストレスなく走るため疲れない。

この日は風が強く、高速道路には落下物が多かったが、正確無比でコントロールできるステアリングのため、難なくそれらを避けて走行することができた。

あらためて感じたプレミアム感

偶然にも編集者とカメラマン、そして私の3人とも、福島に何らかの所縁があった。

各々の思い出を語りながら、あっという間に猪苗代磐梯高原ICに到着した。

担当編集者は、以前この地で仕事をしていたそうで、当時よく通っていたというローカルな食堂へと向かった。

このエリアは、ソースかつ丼が名物で美味しいらしい。

福島のグルメは味が濃口の印象だったが、4時間近くドライブしてきた我々のおなかを満たしてくれる最高の食事であった。

食堂から目的地の五色沼までは、残り20分ほどの道のりだ。

山間部へと入り、ワインディングセクションが増えてくる。

ダイナミックモードへと切り替えて走るが、安定感はとても高く、上り坂でのパワーも申し分ない。

これくらいパワフルな出力のエンジンには、やはりAWDの組み合わせが良い。スタビリティが高く、スポーツドライビングにも十分対応する。

最近の他モデルと比べると、V40クロスカントリーは、長さや幅がちょうどよくタイトな道でもとても扱いやすい。

ロングドライブを通して、あらためてコンパクトながらも高級感があるモデルだと再認識した。

登場から6年がたった今でも、走りや操作性に古さを感じさせない小さな高級車がなくなってしまうのはとても残念である。

しかし、生産中止になったとしても、中古車としてはまだまだ現役だ。

この大きさで最高の質感を持つ唯一のモデル。それがV40シリーズなのだ。

文/松本英雄、写真/尾形和美【試乗車 諸元・スペック表】●T5 AWD サマム 4WD型式CBA-MB420XC最小回転半径5.4m駆動方式4WD全長×全幅×全高4.37m×1.8m×1.47mドア数5ホイールベース2.65mミッション8AT前トレッド/後トレッド1.55m/1.54mAI-SHIFT-室内(全長×全幅×全高)-m×-m×-m4WS-車両重量1580kgシート列数2最大積載量-kg乗車定員5名車両総重量1855kgミッション位置フロア最低地上高0.15mマニュアルモード◯標準色アイスホワイト、アマゾンブルー、ブラック、パッションレッドオプション色クリスタルホワイトパール、ブライトシルバーメタリック、エレクトリックシルバーメタリック、マッセルブルーメタリック、デニムブルーメタリック、オスミウムグレーメタリック、オニキスブラックメタリック、ルミナスサンドメタリック、リッチジャバメタリック、フラメンコレッドメタリック掲載コメント-型式CBA-MB420XC駆動方式4WDドア数5ミッション8ATAI-SHIFT-4WS-標準色アイスホワイト、アマゾンブルー、ブラック、パッションレッドオプション色クリスタルホワイトパール、ブライトシルバーメタリック、エレクトリックシルバーメタリック、マッセルブルーメタリック、デニムブルーメタリック、オスミウムグレーメタリック、オニキスブラックメタリック、ルミナスサンドメタリック、リッチジャバメタリック、フラメンコレッドメタリックシート列数2乗車定員5名ミッション位置フロアマニュアルモード◯最小回転半径5.4m全長×全幅×全高4.37m×1.8m×1.47mホイールベース2.65m前トレッド/後トレッド1.55m/1.54m室内(全長×全幅×全高)-m×-m×-m車両重量1580kg最大積載量-kg車両総重量1855kg最低地上高0.15m掲載用コメント-エンジン型式B420環境対策エンジンH17年基準 ☆☆☆種類直列4気筒DOHC使用燃料ハイオク過給器ターボ燃料タンク容量57リットル可変気筒装置-燃費(JC08モード)14.8km/L総排気量1968cc燃費(WLTCモード)-燃費基準達成H27年度燃費基準+10%達成車最高出力245ps最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm350(35.7)/4800エンジン型式B420種類直列4気筒DOHC過給器ターボ可変気筒装置-総排気量1968cc最高出力245ps最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm350(35.7)/4800環境対策エンジンH17年基準 ☆☆☆使用燃料ハイオク燃料タンク容量57リットル燃費(JC08モード)14.8km/L燃費(WLTCモード)-km/L燃費基準達成H27年度燃費基準 +10%達成車

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