スイスの『Blick』は、サウジアラビアがF1を現在の商業権保有者リバティ・メディアから買い取りたいという意向を持っていると伝えた。
元F1最高権威者バーニー・エクレストンの親しい友人でもあるベテランのF1記者ロジャー・ブノワは、アメリカのリバティ・メディアが2017年にCVCキャピタル・パートナーズとエクレストンからF1を買収して以来、F1はあまり進化していないと主張している。さらにリバティはF1への関心を失ってきているのだと、彼は報じた。
F1、2021年第2四半期は約552億円の収益を記録。TV放送のサブスク収入増加も放映権料の一助に
「アメリカの人々は数十億ドルのおもちゃに興味を失ったようだ」とブノワは書いている。
「アメリカ人たちからそれを買収するため、サウジアラビア人たちがドアの前にスーツケースを持って立っている」
彼はそれを“衝撃のニュース”と表現しているが、今後のスケジュールの可能性や契約の構成、また契約当事者についての洞察や明確な情報は記されていない。
ブノワはまた、サウジアラビアがF1を所有することになれば、必然的にアジアや中東地域でのレースが多くなるだろうと予想する。
中東でのグランプリはすでに増えつつある。バーレーンとアブダビはF1カレンダーにおけるポジションを確立しており、今年はサウジアラビアが12月3~5日に初めてF1を開催する。
今年も新型コロナウイルスのパンデミックのために数レースが中止されたため、F1はカレンダー変更を強いられ、現時点でも11月開催の第20戦の枠が未定のままだ。そこに入るのはカタールであると考えられており、そうなればシーズン終盤3戦が中東での開催となる。
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みんなのコメント
エコだ環境だとF1の魅力と正反対な事は撤廃して、ガソリンガンガン使って欲しい。
「地球環境?それがどうした?こちとらF1様だ。金で解決しようじゃないか。いくらだ?」くらいの太々しさで丁度いい。
アラブマネーにものを言わせてくれて実現した暁には楽しみにしながら、サウジ詣でやろうとするか。