日本ミシュランタイヤ(須藤元社長、群馬県太田市)は1月29日、環境性能と走行性能を両立したスポーツタイヤ「パイロットスポーツ5エナジー」、コンフォートタイヤ「プライマシー5エナジー」を4月1日から順次、発売すると発表した。耐久性や走行性能を犠牲にすることなく燃費性能を向上し、「地球環境のために我慢しないタイヤ」として開発したという。両タイヤとも価格はオープン。
パイロットスポーツ5エナジーは、スポーツ走行に求められるハンドリング性能を維持しながら転がり抵抗を低減。ミシュランのスポーツモデル向けタイヤとして、初めてタイヤラベリング制度の低燃費性能で最上級「AAA」を獲得した。
ウエットブレーキング性能も先代と比べ3.3%向上した(タイヤラベリング制度のウエットグレード「b」)。高強度で耐熱性の高いハイブリッド・アラミド/ナイロンベルトを採用したことで、高い接地安定性を実現し、ハンドリング性能を向上した。
プライマシー5エナジーも転がり抵抗を低減し、最高グレード「AAA」の低燃費性能を実現した。センターの3本のリブを補強し、ブロックの変形によるポンピング効果で発生するパターンノイズを低減するなど、プライマシーシリーズの代表的な技術「サイレントリブテクノロジー」をベースに静粛性の向上を図った。
新製品はいずれもエネルギー損失を低減するトレッド構造とスリムベルトを採用した。スチールベルト、キャッププライ、アンダートレー部のパッケージの強度を保ちながらスリム化し、転がり抵抗を低減した。パターンの内部構造も最適化し、トレッド部の接地圧分布を均一化した。騒音を低減する独自の技術も使い、サイズの異なるブロックを最適に配置することで、不快な周波数の音の発生の低減も図った。
タイヤサイドウォールには深みのある上質な黒さと、ベルベッドのような高級感のある手触りを実現する「フルリングプレミアムタッチ」を採用(パイロットでは全サイズ、プライマシーでは18インチ以上)し、外観の品質も重視した。
サイズはパイロットスポーツ5エナジーが18~21インチまでの全17サイズ、プライマシー5エナジーが16~21インチまでの全21サイズをそれぞれ設定する。
パイロットスポーツ5エナジーは、電動車のスポーツモデル向けタイヤ「パイロットスポーツEV」の後継として設定した。既存の「パイロットスポーツ5」は継続販売する。
快適性重視のコンフォートタイヤであるプライマシーシリーズは、「eプライマシー」をプライマシー5エナジーへモデルチェンジした。2025年に発売した「プライマシー5」は継続する。
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