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F1ドライバー、シャルル・ルクレールが“自分らしさ”を表現した初のカプセルコレクションとは

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F1ドライバー、シャルル・ルクレールが“自分らしさ”を表現した初のカプセルコレクションとは

F1ドライバーのシャルル・ルクレールが、フェラーリスタイルとコラボレーションした初のカプセルコレクションを発表した。南フランスの原風景を落とし込んだカラーパレットと、彼らしさを追求したシルエット。フェラーリとともに完成させたコレクションに込めた想いを、F1日本GPを控えた鈴鹿で訊いた。

F1ドライバーという枠を超え、現代的でスマートなライフスタイルアイコンとしても支持されるシャルル・ルクレールが、今回フェラーリとともに、もうひとつのフィールドに挑んだ。

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ルクレールは、フェラーリのファッションラインであるフェラーリスタイルとコラボレーションし、自身初となるカプセルコレクション「Ferrari × Charles Leclerc」を発表。ラグジュアリーとスポーツウェア、そして彼自身のパーソナルなスタイルを落とし込んだコレクションだ。

『GQ JAPAN』では、この特別なプロジェクトのローンチにあわせて、ルクレールへの独占インタビューを実施。F1日本GPを直前に控えた鈴鹿で、彼がこのコレクションに込めた想いや、日本への特別なまなざしについて語ってくれた。

ルクレールらしさをかたちにしたコレクション──まず、ファッションと今回のコレクションへの想いから聞かせてください。

ファッションは、昔から僕にとってすごく魅力的な世界でした。まだ学びの途中だけど、服を通して自分を表現できることにずっと惹かれていたんです。最近フェラーリがフェラーリスタイルというファッションラインを立ち上げて、それが今回のコラボレーションのきっかけになりました。ブランドのクリエイティブディレクターのロッコや彼のチームと僕のスタイルや好みについて話し合うようになって、“じゃあ、コレクションを一緒にやってみよう”という話になったんです。

──デザインやカラーパレットには、自身のルーツが反映されているそうですね。

はい。色のアイデアは、南フランスの海や空、太陽からインスピレーションを得ました。僕が子どものころから見慣れた景色で、青のグラデーションやベージュ系の色合いをカラーパレットに落とし込みました。また、僕はゆったりしたフィット感の服が好きで、自分がいちばん快適でいられる形を意識しました。バギーパンツやオーバーサイズのトップスは、まさに自分らしいスタイルだと思っています。

──コレクションの中で、特に気に入っているアイテムは?

やっぱりフーディーですね。ずっと好きなアイテムだけど、“なぜ好きなのか”を今回初めて意識的に考えました。制作の過程で気づいたのは、おそらく“守られている感覚”があるからなんだと思います。安心感があるんですよね。だから自然と選んでしまうのかもしれません。

──シルエットにもこだわったのですか?

もちろんです。ロッコのチームと一緒に、シルエットや素材、色のバランスまでゼロから話し合って決めていきました。会うたびに少しずつ理想に近づいていく過程が楽しかったし、学ぶことも多かったですね。

──フェラーリスタイルというブランドのユニークさはどこにあると思いますか?

“クルマ”と“ファッション”をうまくつないでいることだと思います。少し前までは、F1とファッションが結びつくことはあまりなかったけれど、最近ではドライバーがパドックに入るときのスタイリングにも注目が集まっています。フェラーリ スタイルはそうした変化を読み取って、モータースポーツの要素をファッションに取り入れています。そのセンスがすごく面白いと思います。

日本の建築がお気に入り──今回の滞在中には、ショッピングも楽しんだそうですね。

はい、原宿に行きました。友人がヴィンテージショップをいくつか教えてくれ、いろいろ見て回りました。特に決まったものを探していたわけじゃないけれど、どんなものがあるのか、現地のスタイルをチェックするのが楽しいんです。ファッションに限らず、建築とか音楽とか、クリエイティブなものにはなんでも興味があります。

──日本のファッションについて、どんな印象を持っていますか?

僕は日本の建築が大好きなんですが、それがファッションにも反映されてると思います。“ミニマリズム”と“大胆なクリエイティビティ”の融合。独自の世界観があり、日本のスタイルだと、見ればすぐにわかります。そこが本当に魅力的だと思います。

──いよいよ今週末は日本GPですね。鈴鹿サーキットで思い出に残っていることは?

鈴鹿に初めて来た時のことかな。日本のファンがどれだけ熱狂的かを体感したのが印象に残っています。日本に来るたびに、ファンの情熱や独創性に驚かされる。手作りの帽子やギフトなど、歓迎の仕方がとても特別で、本当に嬉しくなるんです。

──最後に、日本での経験を通じて、自身の生活に取り入れたことはありますか?

やっぱり“リスペクト”ですね。人と人との関わりにすごく敬意を感じるし、その文化に触れるたびに、僕自身も改めてその大切さに気づかされます。ファンの歓迎の仕方も本当に温かくて、いつ来ても特別な気持ちになります。

シャルル・ルクレールF1ドライバー。1997年生まれ、モナコ出身。2018年にF1デビュー。翌2019年よりスクーデリア・フェラーリに所属。同年のベルギーGPで初優勝を飾り、以降、フェラーリの中心ドライバーとして活躍を続けている。

編集と文・後藤昌平(GQ)

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