ロイヤルエンフィールドは、イタリア ミラノで開催された Salone del Mobile でカスタムバイク「MOTOTOTEM」を発表した。同車両はロイヤルエンフィールドの電動車両ブランド・FLYING FLEA の「FF.C6」をベースとして、マルチアーティストの Mattia Biagi 氏が手作りのパラシュート形タンクを中心に自然素材などを取り入れて制作したもの。「MOTOTOTEM」は今後世界各地で展示される予定となっている。
ロイヤルエンフィールドの新たなブランド「FLYING FLEA」とアーティストのMattia Biagi (マッティア・ビアージ)氏が、イタリア ミラノで開催されたSalone del Mobileで、世界に1つだけのアートモーターサイクル「MOTOTOTEM」を発表しました。この特別な作品は、アートとモーターサイクルの融合の象徴であると同時に、FLYING FLEAブランドが持つ創造性、革新性、そして持続可能性の理念を体現しています。
ロイヤルエンフィールドはカスタマイズの象徴であり、個々のパーソナルなニーズに応える究極のキャンバスとしての地位を確固たるものにしてきました。それぞれのモデルは独自性にあふれ、インスピレーションをもたらす物語を語り、デザインの美しさへの情熱を反映しています。
最近では、「Project Delta」を発表し、1940年代から50年代にかけてのクラシックオートバイから着想を得た、ヴィンテージの魅力とモダンな技術が融合したタイムレスなカスタムバイクを提案しています。この一環としてMOTOTOTEMはFF.C6をベースに構築され、ロイヤルエンフィールドはカスタマイズの枠を超え、芸術の領域へと進化を遂げました。
Mattia氏とFLYING FLEAの協力で生まれたMOTOTOTEMは、芸術的な視点からオートバイを再定義し、素材の選定は単なる美的価値を超えた深い意味を持ち、それらが優雅に調和することで自然とのつながりを表現しています。
MOTOTOTEMはFF.C6の時代を超えたシルエットを維持しつつ、1940年代のオートバイにインスピレーションを受けて、全体に込められた複雑なディテールが物語の一部を形作っています。
フロントビューでは、オリジナルのハンドルグリップが、アーティストの指紋を刻んだ特徴的なブロンズ製グリップに置き換えられており、フットペグにも同様のデザインが採用され、FF.C6の触覚的要素をさらに引き立てています。また、LEDヘッドライトとテールライトの代わりに複雑で美しい手吹きガラスの彫刻が使用されており、困難を乗り越える強さと美しさが表現されています。
この作品の中心であるタンクは、鍛造アルミニウムフレームに収められる、トラバーチンを用いた手作りの逸品です。パラシュートの形状を模したこのタンクは、軽快で俊敏なFLYING FLEAへの敬意を込めた象徴的なデザインとなっています。
さらに、透明樹脂で鋳造された葉が泥除けに施され、新しい生命や成長、再生を象徴するとともに、モーターサイクルと自然を深く結びつけています。
フロント部分ではFF.C6特有のガーダーフォークサスペンションと見事に融合し、リア部分にはウォールナット製のシートが採用されています。この高級な天然素材は、オリジナルのデザインに代わり、温かみと自然の風合いをもたらしています。また、ガーダーフォークにはスクランブラーのフォークガードを彷彿とさせる、遊び心溢れる手作りの粘土パーツが取り入れられています。そして、リア部分のベルトガードは、花が咲き始めるような有機的な形状と色彩をまとい、生命の美しさを象徴しています。
FF.C6のマグネシウム製バッテリーケースは、有機的なデザインの試みとして、過去と未来をつなぐシームレスな融合を象徴するフィンと、鍛造アルミフレームの特性を活かした黒い石のパーツを特徴としています。この旅路を締めくくるのは、手作りの革製タイヤに描かれたツバメのモチーフです。このツバメは、故郷への帰還、忠誠心、そして冒険心を表現しています。さらに、オフロードタイヤの採用は偶然ではなく、未知の領域への挑戦を象徴するものです。
ロイヤルエンフィールドのエレクトリックモーターサイクルCGO(最高事業成長責任者)であるMario Alvisiは次のように述べています。
“MOTOTOTEMはその芸術的な美しさを通じてFLYING FLEAの精神を予想外かつ本能的な形で体現しています。それは、感情的で美しい彫刻的な表現を通じ、ブランド哲学であるシンプルさ、賢いデザイン、そして動きの中の優雅さを映し出しています。ロイヤルエンフィールドは、自社のモーターサイクルを創造的な表現の媒体と捉え、FLYING FLEAを通じてその理念を新たな刺激的な次元へと自然に広げています。このMOTOTOTEMは、単なるモーターサイクルの解釈を超え、デザイン、文化、そしてモビリティが融合した、真のインスピレーションを生み出すことを示しています”
Salone del Mobileは、世界屈指の革新的なデザイナーやクリエイターが集う場で、MOTOTOTEMのグローバルデビューに最適な場所となりました。ミラノでのお披露目はその旅の序章に過ぎません。MOTOTOTEMとMattia Biagi 氏は今後様々なイベントやショーでFLYING FLEAとともにその魅力を披露する予定です。MOTOTOTEMに関する詳細や最新情報はFLYING FLEAの公式サイト・公式インスタグラムにてご確認ください。
公式サイト
・URL/http://flyingflea.royalenfield.com
公式Instagram
・URL/https://www.instagram.com/flyingflea/
FLYING FLEAについてFLYING FLEAは、ロイヤルエンフィールドの「止まることなく前進する」という理念を具現化した電動車両ブランドです。この新ブランドはテクノロジーとライフスタイルが交差する場で活躍し、ロイヤルエンフィールドのイノベーションの伝統を受け継ぎながら、グローバル市場に向けた新たな電動バイクカテゴリーを切り拓いています。
ロイヤルエンフィールドの120年以上にわたるピュアモーターサイクルの哲学を進化させたブランドFLYING FLEAは、パラシュートで空中投下することを目的に製造された驚異的なエンジニアリングの傑作である1940年式ロイヤルエンフィールドFLYING FLEAモーターサイクルからインスピレーションを得ています。スマートで軽快な走りを実現するために設計されたFLYING FLEAは、本物のデザインと最先端技術を融合させた洗練された製品であり、ロイヤルエンフィールドのモーターサイクルならではの独特なフィーリングとスタイルが注入されています。純粋なモーターサイクルの走りを次の100年以上も追い求めるFLYING FLEAの最初の製品は、クラシックスタイルのFF.C6と、それに続くスクランブラースタイルのFF.S6で、いずれも2026年初頭に発売予定です。
ロイヤルエンフィールドのFLYING FLEAチームは、英国とインドにまたがる200名以上のエンジニアを抱え、業界をリードする優れた専門技術を誇っています。FLYING FLEAは、コネクテッドEVシリーズ向けの専用モーター、バッテリー、BMS(バッテリーマネジメントシステム)、カスタムソフトウェアを社内で開発しており、ネイティブおよびコネクテッドアプリケーションに関連する45件を超える特許を申請しています。さらに、業界トップの専門家やブランドとの提携を通じ、エンドツーエンドの技術を展開しています。このブランドは、Vallam Vadagalの製造施設内にEV専用の製造スペースを設置する計画も進行中です。詳細は、corpcomm@royalenfield.comまでお問い合わせください。
Mattia BiagiについてMattia Biagi氏は国際的に評価されているイタリア人アーティスト兼デザイナーであり、その作品は米国やヨーロッパの著名な美術館に常設コレクションとして展示されています。彼の創作は名だたる美術財団や世界的な個人コレクターから高い支持を得ており、現代アートとデザインの分野で確固たる地位を築いています。
Biagi氏は米国におけるイタリアのデザイン界の代表的存在として、アートとデザインの垣根を取り払い、独創的で画期的な作品を生み出しています。その作品群には限定版の彫刻、オーダーメイドの家具、コンセプトに基づくインスタレーションが含まれており、いずれも素材や物語への深い理解が反映されています。
Biagi氏と彼のデザイン会社MC+は、2024 I-Novo Awards、Interior Design Best of the Year Award、そしてArchiproducts Design Awardを受賞し、彼がその分野での先駆者であることをさらに印象付けました。Mattia Biagi氏の作品は、アートとデザインの交差点を再定義し続け、世界中の人々を魅了し、その変革力と新しい体験を形作る能力を示しています。
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