■スズキ「アルト」最安モデルで満足できる?
1979年に誕生以来、「軽自動車のスタンダードモデル」として、スズキ「アルト」は経済性と実用性のバランスの良さから多くの人に支持されてきました。
【画像】超カッコいい! これが“まるでワークス仕様”の「最新アルト」です!
新車価格の安さもひとつのセールスポイントになっており、最廉価グレードなら約114万円で購入可能です。
一方で、時代のニーズに合わせて「マイルドハイブリッド」を搭載した最上級モデルは約164万円と、軽自動車の1車種としてはなかなかの価格差があります。
この価格差は主に装備の違いでしょうが、経済性を優先しているアルトだけに、どのグレード選ぶのか迷うところ。
最廉価で安く乗り出し必要な装備は後付けにするか、カスタムする必要がない充実装備を選ぶか、どちらがお得感があるのでしょうか。
2025年7月に実施されたアルトの一部改良ではデザインが変更され、フロントフェイスに新形状の「メッキフロントバンパーガーニッシュ」を採用。柔らかいフォルムと質感の造形とし、上質な印象に刷新されました。
また、リアにルーフエンドスポイラーを追加することで空力性能が向上。マイルドハイブリッド車ではWLTCモード燃費28.2km/Lを実現しています。
ボディカラーは、モノトーンに「テラコッタピンクメタリック」を新設定。2トーンではルーフカラーをホワイトからソフトベージュに変更したほか、ブラックのルーフも選択できるようになりました。
グレード構成は、ガソリンエンジン搭載の廉価モデルの「A」と上級モデルの「L」、マイルドハイブリッド搭載の「ハイブリッドS」と最上級の「ハイブリッド X」となっており、どのグレードでも2WD/4WDが選択可能です。
グレードによる価格差は、やはりパワーユニットの違いと装備の違いがあるから。それでも全グレードで「スズキ セーフティ サポート」を採用したほか、「衝突被害軽減ブレーキ」は夜間の歩行者をも検知するステレオ(デュアル)カメラ方式ですし、「誤発進抑制機能」や「車線逸脱警報」や「ふらつき警報」など、現在求められる予防安全技術を搭載しています。
最廉価のAグレードは装備を簡素化することで、114万2900円(消費税込、以下同)からという安さを実現しました。
パワーウインドウはフロントのみ、ヘッドライトはハロゲン、足回りは簡素なセンターキャップ(スチールホイール)と、ビジネスユースを前提とした装備内容です。ボディカラーも3色しか用意されないので、選択肢は少ないと言えます。
しかしオーディオは、ほかのグレードでもほぼオプション(オーディオレス設定)ですし、エアコンだってマニュアル式のほうが使いやすいと感じる人もいるでしょう。
一方で、最上級グレードのハイブリッド Xは、エクステリアと快適装備が充実しています。
全席パワーウインドウに加え、LEDヘッドライト、カラードドアミラー&ドアハンドル、フルオートエアコン、オプションながら「全方位モニター付きディスプレイオーディオ」も選択可能で、足回りには14インチアルミホイールが採用されるなど、充実した豪華装備が魅力。
一番高額なモデルはハイブリッド X・4WDの163万9000円です。
そんなアルトについて、オーナーのSさん(40代女性)に話を聞いてみました。
彼女が選んだのは、ガソリン車のLグレード。マイルドハイブリッドに興味はあったものの、価格差ほど燃費に違いがないこと(改良前の2WD比較で、ガソリンは25.2km/L、マイルドハイブリッドは27.7km/L・WLTCモード)や、日常のアシとして欲しい装備が最低限ついていたからと言います。
「それでも、予算さえ許せばハイブリッド Xが欲しかったです。やっぱり快適装備が充実していたほうが満足度も高いでしょうし」
またオプションの「全方位モニター用カメラパッケージ」があれば、さらに駐車もしやすかっただろうとのこと。後付けしにくい機能なだけに、選択に悩むのも納得です。
逆に最廉価のAグレードでは装備が質素すぎて、結局はオプション装着を増やすと価格が高くなる可能性もあります。
安さは最大の魅力ですが、後から追加したくてもしにくい装備(キーレスエントリーやヘッドアップディスプレイ、ステアリングオーディオスイッチ)も多く、装備が充実した上級グレードを選んだほうが満足度は高いかもしれません。(くるまのニュース編集部)
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みんなのコメント
ホイールなんてどうせ変えちゃうし、オーディオやナビは好きな物を後付けするし、後席に人を乗せる事は無いし、とにかくコスパ重視で
って人には良いかも知れないけど
MT仕様があったら競技車ベースにする人も多かったはず
だからと言ってバカには出来ない。自分が昔乗ってた2代目のマーチより体感としては動力性能も上。足回りも上質。昔のように軽のNAでもエンジンが悲鳴を上げながら走る場面も減ったし。