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た、高すぎて手が……【驚異の爆上がり!? 】 高値で取り引きされる”絶版車”アルバム

掲載 更新 49
た、高すぎて手が……【驚異の爆上がり!? 】 高値で取り引きされる”絶版車”アルバム



ネイキッドか400か?! カワサキ中免4気筒第2弾の行方やいかに?〈YM未来予想〉

バイク購入希望者から聞こえてくる「在庫がなくて、目当てのモデルが全然買えない…」といった声。もはや”欲しくてもすぐには買えない”が当たり前となりつつ2輪車市場。人気が上昇しているのは新車だけではなく、中古車市場もまた同じ。正直「値上がりして高すぎる!」というモデルも多くあるのだ。ここでは、おしなべて高値で取り引きされている絶版モデルの一部をご紹介。編集部が大手中古車サイトなどで見つけた、実際に販売されている車両の参考乗り出し価格も掲載。「あ~、手放さなけりゃよかった!」なんてモデルも!?

●文:ヤングマシン編集部(宮田健一)

値上がりレベルの見方

爆高!!!:はぁ?高すぎて意味不明。もはや投資案件。ヘソで茶が沸くぜ。
高騰!:当時の新車価格を大きく上回る。知ってたら、買っといたのにね。
高値:新車価格に近い「いいお値段」で取り引き。でもやっぱ高いなぁ。


※中古車の販売価格例は編集部独自調査によるもの。

カワサキZ1/Z2/角Z系→爆高!!!

◆中古販売例:1180万円(’73年式Z2)

絶版車の頂点であるカワサキZは、Z1/Z2を筆頭に高値が高値を呼ぶような感じで高騰を続け、もはや資産家しか買えないような価格帯に。ちなみにZ1より絶対数が少ないZ2の方がもっと高値が付く傾向にあり、1000万円超えも珍しくない。Z1000MK.IIやZ750FXといった通称角Zも、今や500万円以上で売買されているのが主流。今後も価値が下がることはないだろう。

―― もはや資産家しか買えない、絶版車界でも超別格の存在。Z1(上)はもちろんのこと、国内向け仕様ということで台数も限られるZ2(左)の高値が続く。Z1も、”最初期型”などになれば目ン玉が飛び出る価格に。

スズキGSX-R750→爆高!!!

◆中古販売例:307万円(’85年式)

2ストモデルを筆頭に、絶版レプリカ車も高騰中。その中でも初期の頃のGSX-R750が注目株。どデカいカウルと油冷というほどよい古さ感に、当時最強というスペックがマニアの所有欲をくすぐるようだ。限定版のRやSPともなれば希少性の高さもあり250万円以上で取引されるのもザラ。年式上カスタムされているものが多いが、ドノーマルが高価値。

―― 絶版レプリカの中でも人気急上昇中。今ならまだギリで手の届く範囲?!

カワサキZRX1200 DAEG→爆高!!!

◆中古販売例:274万円(’16年式)

ファイナルエディションが出たのは’16年。往年のZイメージを受け継ぐ貴重なモデルなので、やっぱりジワジワと値段を上げ続け、そのファイナルは買い取りで100万円前後がつくことも。中古はもちろんライムが人気。中でもオーリンズ付きの限定が一番だ。高年式高程度だと200万円超、フルカスタムだと400万円オーバーをつけている例も。

―― 往年Zの伝承者的存在。探せば新古車もまだ出てくる(高いけど)。

ヤマハWR250R/X→高騰!

◆中古販売例:116万円(’17年式)

’17で生産終了。新車当時も約67万円と、250ccそしてオンオフモデルということを考えると高値だったWR。だがレーサー直系の本気性能は、カテゴリー自体が縮小する中で存在価値が倍増。現在、デッドストックの国内仕様新車が150万円、並行輸入のオーストラリア仕様’20新車が100万円くらいである。一般的な中古相場は70~85万円だ。

―― 本気スペックに価値がある!実は新車もまだ狙えたりする。

カワサキ エストレヤ→高騰!

◆中古販売例:115万円(’17年式)

ファイナルエディションの店頭在庫や並行輸入のタイ&インドネシア仕様がまだ新車で買えるが、大体85~90万円ほど。中古だとFI以降が55~70万円、キャブ時代は40万台が中心だ。オシャレ可愛いレトロなスタイルと250ccという排気量帯で、普通免許の若い世代にも人気だ。ちなみにまだメーカーHPに車種別ページがあるなど、”絶版”というのにはちと早いが、SR400やセローのファイナルエディションも高騰中。

―― 現行250にはないレトロスタイルや”味”が、高値を呼んでいるのだ。

ビューエル ライトニングXB9S/XB12S→高値

◆中古販売例:94万円(’09年式XB9S)

中古相場は9S、12Sに関わらず90万~100万円と10年落ちを考えると優秀。ハーレーのスポーツスター系エンジンと今は亡きブランドという個性に釣られる人もいるみたいだが、そもそも新車時に爆売れしたわけではないので台数自体が少ない。マニアックな人向けのモデル。

―― エンジンの個性や乗り味を含めて、その存在は発売当時からマニアックだった。

スズキGSX400Sカタナ→高値

◆中古販売例:92万円(’92年式)

カタナは中型も人気。買っているのは主にアニメ漫画好きな若い中免ライダーで、中古相場は高値で90万円、主流は 60~70万円台と30年前のマシンとしては割と高め。250も45~70万円台で推移している。400は250よりもホイールなどが、より1100に近いスタイルだった。

―― スズ菌に感染してしまったヤングにも人気なのだ。

※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

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みんなのコメント

49件
  • こんなんばかりだから、メーカーも昔を懐かしむようなデザインしかでない。
    見るより乗る。
    乗ってなんぼ、かと思う。
  • 新車で買っといて良かった。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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