3月2日、2025年MotoGP第1戦タイGP MotoGPクラスの決勝レースがチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームのファビオ・クアルタラロは15位、アレックス・リンスは17位でフィニッシュした。
初日からトップ10入りを見せていたクアルタラロは、ダイレクトでのQ2進出を決めた。ただ、スプリントでは気温と路面温度ともに上昇し、フロントタイヤの温度に問題が発生していたとのこと。また、リンスもリヤグリップのトラクション不足に悩まされるなど前年度より改善は見られるが、課題はまだ残されているようだ。
開幕戦はM.マルケス完勝、ドゥカティが表彰台独占。小椋は決勝もシングルフィニッシュ/MotoGP第1戦タイGP
ただ、ライダーは前向きな様子を見せており、クアルタラロも決勝では「タイヤの温度をうまくコントロールできれば、もう少し上位に近づくことができる」と話していた。そんなヤマハ陣営は朝のウォームアップ走行で最終調整を終え、今回のメインイベントである決勝レースへと臨んだ。
決勝レースはクアルタラロとリンスはフロントにハード、リヤにソフトと同一のタイヤ選択となった。スタートではクアルタラロは好スタートを決めたものの、マシンのフィーリングの違和感から17番手、翌周には19番手と大きく順位を落としてしまう。一方のリンスは好スタートを決め、15番手でオープニングラップを終えていた。
リンスは序盤に14番手まで順位上げていたが、その後はひとつ順位を下げて15番手に落ち着く。以降はリンスもクアルタラロも周回を重ねるごとに、エンジンが熱を持ち始めたため、なかなか順位を上げられずにいたという。中盤以降まで変動がなかったものの、クアルタラロの懸命な追い上げが終盤には身を結び少しずつ挽回。15番手までポジションを回復させ、なんとか1ポイントを持ち帰った。
だが、リンスは終盤にかけてずるずると後退し、最終的にはスプリント同様の17位まで順位を落としてチェッカーとなった。ノーポイントで終えることとなり、厳しい開幕戦となってしまった。だが、2025年シーズンはまだ始まったばかりであり、ポジティブなコメントも増えてきているため、第2戦目以降での戦闘力を楽しみにしたいところ。
また、今季からサテライトチームに加わったプリマ・プラマック・ヤマハMotoGPのジャック・ミラーも、スプリントでの雪辱を晴らすヤマハ陣営最上位となる11位でチェッカーを受けた。ミゲール・オリベイラも14位で終えており、ファクトリーチームのふたりを上回る成績を収めた。
今季から2チーム4台で体制が強化されるため、ファクトリーとサテライトと多くのデータを収集し情報を共有することができる。そのため、レースを重ねるごとに戦闘力向上や見直し等ができるため、ヤマハ陣営はメリットが多い。第2戦アルゼンチンGPまでにどこまで立て直せるだろうか。
■ファビオ・クアルタラロ(決勝:15位)
「序盤からグリップに問題を抱えていたんだ。かなり苦しい状況だった。初めはタイヤをもっと暖めればいいのだと思っていたのだけれど、まったくプッシュできず、マシンがスライドして、1周目で大きくポジションを下げてしまった。そしてその後も残念ながら、思うようにペースを上げることはできなかった。集団の後方についていると本当に暑くて、とにかくすべてにおいて非常に難しい戦いだった。次のアルゼンチンに期待するよ」
■アレックス・リンス(決勝:17位)
「この暑さに対応しなければならなくて、体力的に非常に厳しいレースだった。昨日のスプリントでも少し感じていたのだけれど、今日は7ラップあたりから対処しきれなくなり、脚にやけどまでしてしまった。それでもパフォーマンスの面では小さく一歩、前進できたと思っているよ」
「毎ラップ、100%の力を注いだけれど、残り4ラップの第4コーナーでフロントを滑らせ、そのあとは苦しい状況をコントロールできなかった。当然、結果には満足できていないから、すべてのデータを見直して改善につなげたいと思っているよ」
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みんなのコメント
これ、毎年の様に言うてないか??
来年以降もグリップガー リアタイヤガーとか言ってそうなんだけど