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「実効空力」と「しなるホイール」って……こんなに違うの!? ホンダアクセスのパーツを装着したヴェセルの走りが衝撃だった

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「実効空力」と「しなるホイール」って……こんなに違うの!? ホンダアクセスのパーツを装着したヴェセルの走りが衝撃だった

 この記事をまとめると

■ホンダSUVカスタマイズモデルの試乗会が開催された

わずかなエアロの違いでこんなに変わる? しなるホイールで走りがここまで違う!? 「Modulo30周年」試乗会で感じたホンダアクセスの衝撃の実力!!

■ホンダアクセスと無限のアクセサリー装着車が一堂に会した

■ホンダアクセスのアクセサリー装着車に試乗した

 ホンダSUVのラインアップをまるっとカバーするホンダアクセス

 幅広いニーズに応えるべく、ホンダはZR-V、ヴェゼル、WR-Vといった商品性や価格帯の異なる3モデルのSUVをラインアップしている。そのホンダSUVの魅力をさらに拡大すべく、ホンダアクセスと無限ではホンダカーズで購入できる数々のカスタマイズパーツを展開している。

 最近ではホンダアクセスが発行するカタログ等に無限の製品が掲載されていたり、ホンダアクセスのWEBサイトに無限のページへのリンクが設けられていたりと、両社のカスタマイズパーツをより比較して選びやすい環境が整えられてきたことも特筆できる。

 そんな両社の最新ラインアップを、見て、触れて、乗って、体感できる「ホンダSUVカスタマイズモデル試乗会」がこのほど開催された。まずはホンダアクセスについて紹介しよう。

 本田技研工業の100%出資の連結子会社として、ホンダ車の純正アクセサリーを手がけてきたホンダアクセスは、本田技研工業と本田技術研究所の用品研究開発部門を統合し、1976年に「ホンダ用品研究所」としてスタートした。その後、「ホンダ用品技研」を経て 1987 年に「ホンダアクセス」に社名を変更し、純正カーオーディオやナビブランドの「Gathers(ギャザズ)」や、1994 年には純正カスタマイズブランドの「Modulo(モデューロ)」、2013 年からはホンダ純正のコンプリートカーブランドの「ModuloX(モデューロX)」シリーズなど、ホンダ純正のクオリティとホンダアクセスだからこそできる独自の技術を培い、より魅力的にするための事業を展開してきた。

 ホンダアクセスの製品は、本田技研工業と本田技術研究所の車両開発チームと連携して企画、開発されており、車両と同様の厳しい基準をクリアする高い品質と安全性を満たすように設計されている。多くの製品で3年6万kmの保証を実現しているのも特徴だ。

 なかでも「実効空力」の技術を投入したエアロパーツと、「しならせる」ように設計したホイールという、ホンダアクセス独自の開発思想を盛り込んだアイテムが興味深い。今回は、その効果がわかるよう、2点を装着した車両とそれ以外をまったく同じにした車両を乗り比べることができた。

 ホンダアクセスが提唱する実効空力で走りは変わる

 比較車両はマイナーモデルチェンジ前のヴェゼルだ。新型だけでなく従来のヴェゼルにも対応しているので、すでに所有しているユーザーやこれから中古車を買う人も装着してその効果を味わうことができるのもありがたい。

「実行空力」を謳うエアロパーツにはいくつかあるが、ヴェゼル用のテールゲートスポイラーは、上面に設けた突起とサイドの面形状によって空気の流れを整え、乱流を車両後方に遠ざけることで、高速走行時にさらなる安定した走りを実現するという。

 かたやアルミホイールは、一般的にホイールは軽量高剛性であるほどよいとされているところを、ホンダアクセスではホイールもサスペンションの一部と考え、ホイール自体をしならせることでタイヤの接地面圧を高め、4輪の性能をフルに使い切れるように設計されている。

「MS-050」は標準のアルミホイールに対して重量がほとんど変わらず、ヴェゼルに合わせてリムとスポークの剛性バランスを最適化されている。

 同じルートで乗り比べたところ、走りの違いは歴然としていた。走り出してすぐに感じるのは、乗り心地がいいことだ。装着車両のほうが入力が緩和されて振動が格段に減っている。さらには操舵に対して素直に回頭し、接地感も増して、走りに一体感がある。全体的にクルマが軽くなり、懐の深い乗り味になったように感じられた。

 そのよい印象が高速道路ではより顕著になる。フラット感が増し、リヤがドシッと安定していてブレにくく、レーンチェンジを試みても正確に動いて、戻る際にも揺り戻しが出ない。おかげで修正舵がほとんど必要ない。装着車両のほうがルームミラーに映る後続車の姿がよりクッキリと見えたのも、気のせいではないだろう。1カ所のエアロパーツとホイールとだけでこんなにも変わるものかと感心した。

 また、新型ヴェゼルでは、継続設定のふたつに新規設定のふたつを加えた、計4つのエクステリアコーディネートが選べるようになった。

 試乗会では新設定の「Sports Style」でコーディネートした車両をドライブすることもできた。ブラックを基調にスポーティなイメージを高めたルックスと、前述のテールゲートスポイラーとアルミホイールといったパフォーマンスアイテムによる走る歓びを兼ね備えた魅力的な仕様である。

 もうひとつの新設定となる「Active Style」は、フロントグリルやネイチャーテイストのグラフィックとしたボディサイドデカールが特徴のアウトドアフィールドでも“映える”コーディネートと“使える”ユーティリティを特徴とする。

 また、メッキのアクセントとボディ同色のエアロパーツが上質で都会的なイメージを高める「Urban Style」と、カッパーブラウンの差し色がおしゃれな「Casual Style」といった継続設定のコーディネートについても、全体のテイストを踏襲しつつ、フロントグリルが新意匠にアップデートされた。

 このほか、ZR-Vについては、より個性を引き立てながら調和のとれた存在感を演出するという「Premium Style」が設定されている。標準装着の18インチから19インチに拡大できるアルミホイール 「NG-030」に注目だ。

 さらにWR-Vについても、上質感とタフさを兼ね備えた「TOUGH STYLE」が早くも設定された。

 ポイントはフロントグリルだ。縦基調の力強いデザインにSUV らしいタフさを際立たせるワイルドなシボ表現や上質なメッキの縁取りが印象的で、WR-Vの人気ナンバーワンアイテムとなっているという。

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みんなのコメント

39件
  • zer********
    空力パーツやホイールのしなりを感じ取れるって凄いなあ この人の言う事信じないわ
  • nek********
    ザ・ファイナル・降臨
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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