■軽自動車「ターボ車」「ノンターボ車」どっちを買おう?
新年度になり、通勤や通学でクルマが必要になる人もいるでしょう。車両本体価格や維持費も安く、ボディサイズもちょうどいい軽自動車は、日常のアシにはもってこいの存在です。
いっぽう、軽自動車の多くのモデルでは、「ターボエンジン」を搭載するものとそうでないものの両方が設定されています。果たしてどちらを選ぶべきなのでしょうか。
【画像】「ええぇぇ!」 これが日本で”イチバン高級”な「軽のターボモデル」です!(46枚)
軽自動車は規格が定められており、ボディサイズなどのほかに、エンジンの排気量が660ccまでに制限されています。
エンジンの排気量とは燃料を燃やすシリンダーの総容積で、一般的にはエンジンの出力に直結しているため、多いほうが当然ながらパワーがあります。
一般的なコンパクトカーなどでは、エンジンの排気量は1000cc(1リッター)から1500cc(1.5リッター)程度あることを考えると、やはりパワーが少ないといえるでしょう。
そこで、このパワー不足を補ってくれるのが「ターボ」です。
ターボ(ターボチャージャー)は、エンジンへ空気を送り込む過給機の一種で、排気ガスを利用して風車のようなタービンを回し、その空気をエンジンに送り込む仕組みです。
通常よりもエンジン内へ空気を送り込む量を増えれば、よりたくさんの燃焼を増やすことができます。これによって、パワーのある加速が可能となるのです。
これに対し、ターボを搭載しない通常のエンジンは「自然吸気エンジン」「NA(Natural Aspiration)エンジン」といい、ターボ車が多いモデルでは、「ノンターボ車」と呼ばれることもあります。
ターボ車のメリットは一体どういったことなのでしょうか。ダイハツの販売店スタッフは、過去の取材で以下のように話しています。
「ターボ車は『よく走る』というイメージです。ノンターボ車に比べてパワーがあるので、特に坂道や高速道路で乗り比べると、明確に違いが感じられるはずです。
普通車から軽自動車に乗り換える方だと、排気量が下がる分ノンターボ車ではどうしてもパワー不足に感じられてしまうため、パワーのあるターボ車をおすすめしています」
クルマで移動するとき、登り坂や高速道路に遭遇することがあります。
パワーがあれば、特に何の心配をすることなく普通に走れますが、パワーが足りないと、登り坂ではどんどんスピードは落ちていってしまいます。
高速道路や一時停止では、合流するときにまわりのクルマのスピードに追いつかず、ヒヤヒヤする場面があるでしょう。
結局、速度を維持するためにアクセルを床まで踏みつける「べた踏み」が必要で、思わず歯を食いしばってしまうような緊張感が漂います。
こういったパワー不足を感じる場面では、ターボエンジンを搭載したターボ車が圧倒的に有利です。
一方で、ターボ車にはデメリットがあります。最大のデメリットが「燃費」です。
先出の通り、ターボ車はターボチャージャーでたくさん空気が送られて、エンジンの燃焼を増やすので、その分ガソリンは多く使うことになります。
ただし、近年はエンジン本体の性能アップや、エンジン内部の構造などを変えることで、燃焼効率のアップのほか、電子制御の進化により、以前ほど燃費が悪くなくなりつつあります。
「ターボ車だと燃費を気にされる方も多いのですが、最近はほとんど差がないと言っていいレベルで、高速道路をあまり利用せず街乗りが多いなど、アクセルを踏み込む量が少ない乗り方であれば、より燃費の差が出にくいです」(ダイハツ販売店スタッフ)
■「値段の高さ」「ランニングコスト」の違いも!? 意外なデメリット
そして、次に大きなデメリットが「車両本体価格の高さ」です。
やはりターボが搭載される分、当然ノンターボ車よりもエンジンが複雑になります。エンジンが複雑になれば、車両価格もアップします。その差はおよそ数万~十数万円程度と、小さいものではありません。
また新車ではなくても、中古車でも同様です。同じモデルでもターボ車に人気があり、流通価格もターボ車のほうが高い傾向にあります。
しかし、実はターボ車は同一の車種でも比較的高グレードのモデルに採用されている傾向にあります。
高グレードのモデルでは、必然的に内外装の仕立てがよかったり、安いノンターボ車ではオプションの便利装備が標準装備になっていることも珍しくないので、一概に比較できるものではありません。
先出のダイハツ販売店担当者も以下のように説明します。
「大きな違いがあるとすれば車両価格で、ターボ車のほうが10万円程度高くなっています。
ただし、例えば『タフト』の『G』にはターボ車である『Gターボ』があり、車両価格はGターボのほうが10万円以上高いのですが、Gターボにはアルミホイールがガンメタリック塗装で、アダプティブクルーズコントロールがつくなど、ターボ以外の部分でも性能がいいと言えます。
最終的には車両価格や乗り方、見た目や装備など、好みで選んでもらえればと思います」
また、ターボ車は長く乗り続ける際にも、ノンターボ車よりも維持費が高くなります。
なぜならば、ターボ車はノンターボ車と比べ、エンジン内部が高温になりやすく、エンジンオイルが熱の影響で劣化が早まり、オイルの作用である潤滑や冷却、洗浄、密閉などといった効果が減少するので、早めにオイル交換をしなければならないのです。
オイル交換をしないと摩擦が増えて、エンジンの重大な故障を招くため、特にターボ車ではこまめな交換が必要になります。
例えばダイハツでは、軽自動車のオイル交換は「1万kmまたは6か月」を目安としていますが、ターボ車の場合は「5000kmまたは6か月」が目安としており、通勤するのに距離を走る必要があるなど、使い方によってはオイル交換の費用がかさみます。
いっぽう、軽自動車では普通車よりもエンジンが小さいため、オイル交換でかかる費用は少ない傾向にあります。また、ノンターボ車だからといってオイル交換をしなくてもいわけではないので、愛車を大切にする人ならば、大きな違いではないかもしれません。
※ ※ ※
ターボ車はストレスなく走行できるのが魅力ですが、高速道路を全く使わなかったり、市街地の平坦なところに住んでいる場合は、ノンターボ車でも十分です。
クルマを選ぶ際は、地域の特性や日々のクルマの使い方、ライフスタイルも含めて考えるべきで、もしどちらがいいか悩んでいる場合は、販売スタッフに気軽に相談するといいでしょう。
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みんなのコメント
高速よく使う人や山岳部に住む人はターボあった方がいいでしょう。