この記事をまとめると
■10月4日に川崎市の倉庫でRed Bullのシークレットイベントが開催された
クルマ好き御用達ドリンク! F1やGTにバイクにエアレースでも「レッドブル」を見かけるワケ
■人気の国産チューニングカーからスーパーカーまでカスタムカーが集結
■ドリフト・エキシビジョンでは倉庫の8階建てランプウェイを使った追走ドリフトを披露
全国から100台超のカスタムカーが集結
エナジードリンクブランド「Red Bull」から編集部に届いたのは、一通の謎めいた招待状。そこには場所の記載もなく、ただ「10月4日の夜、パーティが開かれる」とだけ書かれていた。指定された集合場所で送迎のリムジンに乗り込み、たどり着いたのは川崎・東扇島にあるESR東扇島ディストリビューションセンター1。日本の物流を支える巨大倉庫が、この夜だけの完全シークレットイベント「Red Bull Tokyo Drift 2025」の舞台となった。
会場に入ると100台を超える選りすぐりのカスタムカーが展示されていた。GT-RシリーズやRX-7といった定番のストリートチューニングカーはもちろん、フェアレディZ(S30)、ハコスカ、サニトラといった往年の国産旧車、有名ショップのデモカー、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーまでも登場し、多くの視線を集めていた。
倉庫内にはDJによるビートの効いたサウンドが鳴り響き、雰囲気はナイトクラブさながら。そして、開場から2時間後、最大の見せ場が訪れる。それがESR東扇島ディストリビューションセンター1の立体ランプウェイを使ったドリフトエキシビションだ。高さ8階に相当する狭い傾斜路を、ドリフト用に改造されたGRカローラとMAZDA3が何度も駆け上がっていく。映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』にも似たシーンがあるが、今回はそれを追走で行ったのだから驚異的としか言いようがない。
ステアリングを握ったのは注目の若手ドライバー・箕輪大也選手と、ドリフト界のカリスマ「マッド・マイク」ことマイケル・ウィデット選手。車体から巻き起こるスモークと轟音のエキゾーストサウンドで会場のボルテージは最高潮へ! この模様はRed Bullの各SNSで動画が公開されているのでぜひチェックしていただきたい。
イベントの終盤、会場の中心でベールを纏っていたクルマが姿を現した。その正体はローダウン仕様にカスタムされた「レッドブルMINI」。現在は開発段階とのことだが、来年3月に開催予定の「Red Bull Tokyo Drift 2026」では本格的なドリフト仕様となって再び登場するという。
マッド・マイク選手は、次回の「Red Bull Tokyo Drift 2026」に向けて 「何か特別なことを実現し、観客全員が楽しめるイベントにしたい。本当にクレイジーな体験になると思います。開催まで待ちきれません。楽しみにしていてください!」と意気込みを熱く語ってくれた。
物流倉庫を一夜限りの非日常ステージへと変貌させた「Red Bull Tokyo Drift 2025」。次回も爆音の音楽と焼けたゴムの匂いが漂う、唯一無二の夜になることを期待せずにはいられない!
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