静岡県の富士スピードウェイで開催されている2021スーパーGT第2戦。5月3日の午後に行われたGT500クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したWedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資と宮田莉朋が予選日を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。
国本雄資
Q1担当/ベストタイム:1分27秒406
「ポールポジションを獲ることができて嬉しいです。それ以上にちょっとびっくりして、すごいタイムがQ2で出たので、正直すごいびっくりしたなというのが感想です。朝のフリー走行からトップで終わることはできたんですけども、完璧な状態ではなくて、ちょっと不安の残る予選でした。Q1も完璧ではなくて、ちょっと僕のなかではクルマ的にピーキーだなと感じていました。ですが、ずっと宮田選手が速かったので、信じてQ2を走ってもらいました」
宮田莉朋が0.003秒差を制しGT初ポール、WedsSport ADVANにとっても5年ぶりの一番時計【第2戦富士GT500予選】
「セクター2がものすごい速いタイムが出ていて、その時点でちょっとびっくりしました。1周まわって26秒4だったので、間違いなくポールポジションを獲れるんじゃないかなと思ってすごく嬉しかったです。ようやく、チームと頑張ってきたことが少しずつ良い方向に進み始めたのかなという結果で終われたので、すごく嬉しいです」
「明日もすごい天気が良さそうで、ゴールデンウィークなのでたくさんのファンのみなさんの前で楽しく、ゴールデンウィークらしく、一生懸命走りたいと思います」
宮田莉朋
Q2担当/ベストタイム:1分26秒496
「本当にポールポジションを獲れてすごい嬉しいですし、なにより僕はGT300クラスから出場していますけど、Q2を担当することはあまり経験がなくて、本当に今回が初めてぐらいな感じです。そのなかで、何度かQ1ではトップタイムを残したりすることができたのですが、その結果をしっかりと、Q2は今回がほぼ初めてだと思うんですが、初めてのなかでトップタイムを残すことはすごい嬉しいことですし、本当にチームに感謝しています」
「そして、岡山ではみなさん覚えているかと思いますが、アウトイン(第1戦の予選Q2でWedsSport ADVAN GR Supraはアタックを行わず、コースインをしたがそのままピットに戻ってきてしまった)で終わるということもあったりして、本当にいろいろなことをチーム、ヨコハマタイヤさんと一緒に挑戦的にやってきていました。その努力を早く結果に残したいという思いが常にありました」
「それがようやく、まさか富士でこうしてポールポジションを獲れるとは一切思っていなかったですが、本当にみんなのひとつひとつの頑張りが、こうして結果として現れたことにとても嬉しいですし、そこまで努力してくれて支えてくれたチーム、そしてヨコハマタイヤ、スポンサーのみなさんに本当に感謝しかないです」
「明日は500kmレースが2年ぶりということです。実は僕も、最後の500kmレースはトムスでGT500クラスで走らせて頂いたときが最後の500kmレースで、そのときの感覚をまだ覚えてます。別のチームですが、その調子が良かったときの印象を、しっかりこのTGR TEAM WedsSport BANDOHでも活かしたいです」
「ポールポジションからのスタートなので、この順位を落とさずにして、今まで頑張ってきたことをしっかりこの予選から決勝につなげて再び優勝できるよう、ここに戻って来れるよう、チームそしてヨコハマタイヤさんとともに頑張りたいと思います」
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