この記事をまとめると
■EVがガソリン車と比較して勝っているポイントを紹介
ガソリン使いまくってごめんなさい! 「でもエンジンが好きだぁ」な声に応える「電動化」に背を向けた男気溢れるクルマ4台
■デザインの先進性や静粛性の高さが大きな特徴だ
■補助金も出るほか維持費なども抑えられる
EVがガソリン車に勝っている点とは
ガソリン価格の高騰もあって、そろそろ電気自動車(以下:EV)に乗り換えようか……と思っている人も少なくないはずだ。EVの割高な車両価格、充電インフラの問題はさておき、ここでは”EVだからこそできるガソリン車が敵わない素敵な領域”についてお話したい。
まずは、クルマの購入要件の大きな部分を占めるデザイン性だ。テスラをはじめ、各EV車を見てみると、フロントグリルがスッキリ(のっぺり覆われている)していることがわかる。ガソリン車とは違い、エンジンを走行風で冷却する必要がないからだ。好き嫌いはあると思うが、それこそEVの証となるデザインであり、先進感にもつながっているはずだ。
動力性能、運転感覚もガソリン車とは大きく異なる。なにしろエンジンが発するノイズがないため、出足から加速、巡行時に至るまで、動力源からのノイズは皆無に近い。つまり、ガソリン車では得られない車内の静粛性が大きな特徴であり、音による運転、乗車ストレスが軽減。オーディオをいい音で聴くリスニング環境としてもメリット絶大。トヨタのbZ4X、スバルのソルテラにJBLやハーマンカードンサウンドシステムが採用されているが、そのサウンドのよさを目いっぱい享受できることになる。
超高級車ではない純ガソリン車でもスバル・レイバックのように驚くほど静かに走るクルマもあるにはあるが、強い加速力を得ようとしてアクセルペダルを目いっぱい踏めば、さすがにエンジンはうなりを上げるのである。そんな場面でもEVではそうはならない。
ただし、動力源がほぼ無音ゆえ気になってくるのが、高速走行時の風切り音やロードノイズの車内への侵入。とはいえそれは車種によって異なる。
EVは駆動用モーターによって走り、加速する。たとえるならまるで新幹線のようにスムースだ。アクセルペダルを踏んだ瞬間から大トルクが発生し、圧倒的かつシームレスな加速を味わうことができる(モータ―パワーにもよるが)。この気もちよさを体感してしまうと、なかなかガソリン車に戻れなくなる。
ちなみに軽EVの日産サクラと同クラスのガソリン車となる、日産デイズ(タ―ボ)の比較例を挙げると、最高出力こそ軽規格の上限である64馬力ではあるものの、最大トルクはデイズターボの10.2kg-m(2400-4000rpm)に対してサクラは19.9kg-m(0-2302rpm)となり、倍近くのトルクを0回転から発生。もちろん、スムースさや力強さだけでなく、走りやすさにも直結する。
純ガソリン車には、それはもうハイパワー、高トルクのクルマ、スムースに走ってくれるクルマもあるにはあるが、どうしても敵わないのが停車、駐車中に無音のまま冷暖房が使え、さらにはAC100V/1500Wコンセントによって車内外で1500Wまでの家電品が使えること(AC100V/1500WコンセントはHVやPHEVにもあるが)。
これはアウトドア、車中泊で活躍してくれるだけでなく、災害時、停電時の給電が行え、大きな安心、メリットをもたらしてくれるのだ。ただし、電気を使い切ってしまうとHVやPHEVのようにエンジンで発電できず、走行不能になってしまうので要注意。
インテリアに目を向ければ、排気管や燃料タンクなどがないため、フロアをフラットに仕立てることができることもEVの特徴だ。とくに後席足もとの広々感、足の置きやすさにメリットがある。
費用面でもかなり有利に
駆動源が電気であることのメリットはまだまだある。
たとえば空気の綺麗なリゾート地を訪れるとして、そこではCO2を一切出さない環境に優しい、環境負荷の少ない乗り物として走行、ドライブができるのである。今ではリゾート地の道の駅やホテルなどに充電スポットもあるため、経路充電、ホテルなどの目的地充電を行えば、充電に関するストレス最小限でEVのエネルギー効率に優れた走行、ロングドライブを楽しむことも可能となっている。
コスト面でもEVはガソリン車にないメリットがある。
まず購入時には多額の補助金があり、さらに税金もドーンと優遇されるのだ。具体的には環境性能割が非課税(2025年末まで)、さらに自動車税や自動車重量税が免税または減税され、実質、減免された自動車税と自動車重量税のみで済む(車両重量1.5t超~2t以下の国産EVの軽減後では、自動車税6500円/新車登録翌年度分のみ、自動車重量税0円/2回目車検時以降2万円)。
日産サクラ(G)の例では、国の補助金57万4000円、エコカー減税1万5600円の優遇があり(4年間の保有義務あり)、サクラ(G)の車両本体価格308万2200円が実質249万2600円となる。同クラスのガソリン車、日産 デイズハイウェイスター(G/ターボ)の車両本体価格は183万8100円なので、差額は約65万円に縮まる。さらに東京での登録であれば、+75万円(再エネ電力導入の場合・4年間の保有条件あり)の補助金が加わるので、計133万9600円の補助が受けられる。つまり、サクラ(G)の実質価格は174万2600円となり、デイズハイウェイスター(G/ターボ)より安く乗れることにもなるのだ。
ガソリン代高騰の今、ランニングコスト面でもさらに有利になることがある。とくに自宅に充電環境がある家では、同性能のガソリン車よりランニングコストを抑えることも十分に可能なのである(夜間電力契約や太陽光発電などがあればなおさら)。
最後にメンテナンス費用にも注目したい。EVはガソリン車に比べ部品点数が少なく済む。たとえばガソリン車に必要なエンジンオイル、オイルフィルターなどの定期交換といったメンテナンスが不要だ。回生ブレーキシステムによってブレーキパッドなどの消耗も少なく済むため、メンテナンス費用を抑えられる傾向にある。
愛犬家、モータージャーナリストにしてドッグライフプロデューサーでもある筆者から付け加えさせてもらえば、静かで振動が少なく、比較的低重心で安定した走行、スムースな走行が可能なEVは、聴覚に優れ、ノイズを嫌い、車内でどこかにつかまれない犬にとっても、こと走行性能に関しては、愛犬にも優しい最適な移動手段といっていいと思える。
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