RSが話題沸騰中のシビックだが、シビックファミリー全体もマイナーチェンジを受けた。顔付きが新しくなり、ハイブリッドのe:HEVもラインナップが充実したその全体像を紹介しよう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:小林岳夫
[新型シビック]はRSだけじゃない!! ハイブリッドにサンルーフ追加のまさか!!
■e:HEVがEXとLXという2グレードに分岐
グレードが2つに分かれた新型シビックのe:HEV。こちらは上位の「EX」
新型シビックの話題はRSだけじゃない。ファミリー全体がマイナーチェンジを受けたことも注目だ。その詳細をお伝えしよう。
まずはグレード体系。1.5LガソリンモデルのEX/LXは従来通りだが、MTをRSに集約させたことで両グレードはCVTのみとなった。その上位にスポーツグレードのRSが位置する。
一方ハイブリッドのe:HEVは、従来の単一グレードが「e:HEV EX」と「e:HEV LX」に分岐した。前者がより豪華装備で電動パノラミックサンルーフも標準だが、後者もコンビシートや10.2インチデジタルグラフィックメーター、前席シートヒーターなどを備え、基本装備に不満はない内容だ。
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■フロントマスクの「おでこ」がより突進感のある形状に
ボンネット先端がより鋭くなり、「おでこ」感が消えた。バンパー開口部も拡大されている
外観だが、フロントマスクがリデザインされた。ヘッドランプ下側から目頭にかけてステーが入り、バンパーの開口部が大型化している。ちょっとダースベイダーっぽい顔付きだ。
横から見ると別の変化も分かる。ボンネット先端が先鋭化したのだ。これによって従来の「おでこ」感が消え、よりシャープな突進感が生まれたといえる。
ボディ側面やリア回りに変更点は見つからないが、1点、e:HEVモデルは18インチホイールのデザインが新しくなった。従来よりも2本の並行スポークが中心部分で集まるデザインで、スポーティさが増したと思う。
この他外装色ではシーベッドブルー・パールが追加された。ヴェゼルのマイチェンで初採用された色だが、シビックにもこれまでなかったブルー系だけに新鮮な印象だ。
■ディスプレイオーディオにGoogle搭載。ADAS系も進化
内装には新色のグレーが加わり明るい印象が強まった
お次はインテリア。大きな変更はないが、e:HEVはグレード複数化に伴ってシートカラーが変わった。e:HEV EXはブラックに加えてグレースエードも選択可、e:HEV LXはコンビネーショングレー1色となる。
車内での注目点は、むしろ目に見えない部分だろう。まずはインフォテインメント。ディスプレイオーディオにGoogleが統合され、音声による電話やメール、エアコン温度などの設定が可能になった。
ADAS(先進運転支援システム)についても機能が進化している。
衝突軽減ブレーキは、右折時に直進してくる車両として、バイクや自転車も認識できるようなったし、ACCは登降坂時の加減速制御を改善し、よりスムーズなドライブが可能になった。
ACCはさらに先行車との車間距離が縮まった際のブレーキ制御がきめ細かくなり、一瞬のヒヤッとする感覚が軽減された。先行車が減速>再発進した際のレスポンスも高まり、出遅れ感も抑えられたという。誤発進防止系で、前方に障害物がなくても急アクセルを抑制する機能が付いた点もトピックだ。
というわけで、シビックはRSだけじゃなく、モデル全体の魅力が一層高まったといえる。9月中には発表、発売となる予定なので、価格の発表なども楽しみに待ちたい。
新型シビックRSの試乗動画もぜひ!
【画像ギャラリー】実はこっちが大事? マイチェンシビックの全貌をここから見て!(14枚)
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みんなのコメント
パワーウエイトレシオではBRZ/GR86どころかスイスポにすら負け1.4のコンパクト以下では話にならない。
それにシビックの馬力は182馬力トルク24.5kgf・mだが先代CR-Vも同じ1.5ターボだったがレギュラー仕様なのに190馬力トルク24.5kgf・mで、ハイオク仕様のシビックよりも馬力が出ている。
それだけでなくFK7の最大トルク発生回転数がMT(1900~5000rpm) CVT(1700~5500rpm) に対しFL1は(1700~4500rpm) とトルクバンドは狭くなって退化している。
しかもCVTの市街地とMTの高速以外の燃費が悪くなっているオマケ付き!
RS追加でノーマルMTは廃番になるという記事を見たがもう買えないのか?ハンドリングやレスポンスが気にならないならノーマルを買う方が安い