現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか

ここから本文です

「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか

掲載 更新 51
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか

キックスは「小さなエクストレイル」のイメージ。居住性はノートを大幅に凌駕

 キックスは、内田誠社長兼CEO体制となった新生日産の第1弾モデル。激戦区のコンパクトクロスオーバー市場に投入されたニューカマーだ。SUV対ハッチバックと、2台のキャラクターは異なるが、日産のラインアップで見ると、「ノートの兄貴分」といえる。
 エクステリアはどちらも個性的。「小さなアリア」イメージのノートに対して、キックスは「小さなエクストレイル」。どちらもひと目で日産車だとわかる造形である。ただしキックスは日本では新型車だが、ワールドワイドでは2016年デビュー。新鮮さはノートが上回る。

日産の人気コンパクトカーの「ノート」がフルモデルチェンジ。第2世代e-POWERを搭載するハイブリッド専用車に刷新して、12月23日に発売

 インテリアも同様。キックスのインテリアはシンプルで機能的。各部の質感も悪くない。だが、デザインや操作系を含めて先進的なノートを見てしまうと、少し世代の差を感じる。
 キックスの室内色は、ブラックに加え、ファッショナブルな2トーンインテリアを設定。デザインを引き立たせるカラーコーディネートは、ノートにはない魅力だ。
 居住性はキックスが大幅に上回る。サイズを考えればノート(全長×全幅×全高4045×1695×1520mm)も優秀だが、キックスのボディはふた回り大きい4290×1760×1610mm。前後シート/ラゲッジの余裕はもちろん、視界のよさや大きめのウィンドウがもたらす開放感も魅力である。

eパワーはノートが「第2世代」、キックスは「1.5世代」 4WDは未設定

 パワートレーンはどちらもeパワー。ただしノートは第2世代、キックスは旧型ノート(=第1世代)の進化バージョンだ。モーター出力向上(109から129psに/ 254から 260NmNmに)に加えて、車速に応じたエンジン回転数の制御を実施し、発電タイミングも充電量重視から車速重視へと変更されている。
 実はこの制御、ノートに先駆けて採用したもの。日産のエンジニアはキックスのシステムを「1.5世代」と呼んでいる。力強さは同クラスのクロスオーバーでトップレベル。車体側の進化(遮音材の追加やガラス厚の変更)と相まって、静粛性は想像以上に高い。

 フットワークは新開発プラットフォームのノートに対し、キックスはひと世代前のVプラットフォーム。とはいえ、ワイドトレッド/ロングホイールベース化を図り、各部に高剛性構造を採用した進化仕様だ。キックスの完成度も高い。ノーズの入りのよさや軽快な動きなど、スポーティに感じるのはキックスだ。
 総合力はすべてが新しいノートに軍配が上がるが、キックスはクロスオーバーならではの魅力がある。どちらを選んでも、満足度は高い。
 キックスに4WDが加われば、さらに魅力はアップする。

こんな記事も読まれています

まもなく世界初公開!? BMW新型「X3」が最終テストを終了 人気のミドルSUV 4代目はどう進化する?
まもなく世界初公開!? BMW新型「X3」が最終テストを終了 人気のミドルSUV 4代目はどう進化する?
VAGUE
15年ぶり全面刷新! トヨタの超本格・最大級「新型SUV」はデザインめちゃ良い! “機能美”極めた「カクカクボディ」の新型「ランクル250」とは
15年ぶり全面刷新! トヨタの超本格・最大級「新型SUV」はデザインめちゃ良い! “機能美”極めた「カクカクボディ」の新型「ランクル250」とは
くるまのニュース
トヨタが新型「ランドクルーザー250シリーズ」を発売、特別仕様車も設定
トヨタが新型「ランドクルーザー250シリーズ」を発売、特別仕様車も設定
@DIME
新型アリアNISMO実走テスト! ~電動スポーツ最前線~
新型アリアNISMO実走テスト! ~電動スポーツ最前線~
グーネット
すごい「ホンダ・ハッチバック」登場! 速そうな「リアウイング」初公開! めちゃカッコいいーシビック!? アクセスの新たな空力アイテムとは
すごい「ホンダ・ハッチバック」登場! 速そうな「リアウイング」初公開! めちゃカッコいいーシビック!? アクセスの新たな空力アイテムとは
くるまのニュース
まだパジェロのこだわりは新型トライトンに生きていた!?!?  さすがホンマもん!!  パジェロのスイッチがいちいちデカかったワケ
まだパジェロのこだわりは新型トライトンに生きていた!?!?  さすがホンマもん!!  パジェロのスイッチがいちいちデカかったワケ
ベストカーWeb
スズキ「GSX-R125 ABS」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
スズキ「GSX-R125 ABS」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
俺の[セブン]は最高だったのよ!! 君はFC型サバンナRX-7[アンフィニ]を知っているか? かつてオーナーだった古参BC編集部員の記憶
俺の[セブン]は最高だったのよ!! 君はFC型サバンナRX-7[アンフィニ]を知っているか? かつてオーナーだった古参BC編集部員の記憶
ベストカーWeb
300psオーバー「超進化型ハチロク」出るか?? GRヤリスエンジン+「チューニング対応」の新開発MT炸裂だ
300psオーバー「超進化型ハチロク」出るか?? GRヤリスエンジン+「チューニング対応」の新開発MT炸裂だ
ベストカーWeb
ツートンカラーのボディがかわいい! 車内もオシャレなトヨタ タウンエースがベースのキャンパー
ツートンカラーのボディがかわいい! 車内もオシャレなトヨタ タウンエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
ええ、セダンなのに6人乗り?!  しかも超絶未来っぽいやん内装!!  アメリカからやってきたプロナードがイカす
ええ、セダンなのに6人乗り?!  しかも超絶未来っぽいやん内装!!  アメリカからやってきたプロナードがイカす
ベストカーWeb
モビリティリゾートもてぎに働くクルマが大集合!白バイやパトカーのパレードランも開催!
モビリティリゾートもてぎに働くクルマが大集合!白バイやパトカーのパレードランも開催!
グーネット
アルトの元祖は商用車?! 軽にインタークーラー付ターボ・チャージャーはイカツイて! 茨の道をパワーで突き抜けた「漢」初代アルトワークス
アルトの元祖は商用車?! 軽にインタークーラー付ターボ・チャージャーはイカツイて! 茨の道をパワーで突き抜けた「漢」初代アルトワークス
ベストカーWeb
シビックを着る!歴代12モデルをデザイン、ホンダ公認Tシャツ新登場 キャムショップ
シビックを着る!歴代12モデルをデザイン、ホンダ公認Tシャツ新登場 キャムショップ
グーネット
車の電動化はどこまで加速する? 専門家に聞く、自動車業界のイマとミライ【前編】
車の電動化はどこまで加速する? 専門家に聞く、自動車業界のイマとミライ【前編】
グーネット
MeiMei 新キャンピングカーブランド「ノマドラックス」などデザイン車両6台を一挙展示
MeiMei 新キャンピングカーブランド「ノマドラックス」などデザイン車両6台を一挙展示
グーネット
スズキ 軽トラック「キャリイ」シリーズ 一部仕様変更 安全性能強化など
スズキ 軽トラック「キャリイ」シリーズ 一部仕様変更 安全性能強化など
グーネット
スマホ連携でアプリが使える!ディスプレイオーディオ登場!ワンセグ搭載モデルも【動画あり】
スマホ連携でアプリが使える!ディスプレイオーディオ登場!ワンセグ搭載モデルも【動画あり】
グーネット

みんなのコメント

51件
  • メディアには、日産がキックス4WD非設定批判への反論として主張していた、「e-Power は雪道に強いから四駆不要!」の真偽を検証してほしい。
  • 偉そうなコメントするカービュー民多いな笑
    既に買って満足してるオーナーのコメントに反論してるやついるけど、お前らオーナーより車知ってんのって思うわ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

144.8268.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

5.5309.0万円

中古車を検索
ノートの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

144.8268.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

5.5309.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村