鈴鹿サーキットで行われた鈴鹿10時間耐久レース。午後8時にレースが終了し、#888 Mercedes-AMG GruppeM Team Racingが276周で優勝。鈴鹿10H初代王者となった。
レースも終盤に突入し、18時00分を過ぎると、ライトオンボードが出され、いよいよナイトセッションに突入した。しかし、後方ではトラブルやアクシデントに見舞われるクルマが多発する。
鈴鹿10Hスタート7時間30分経過:00号車グッドスマイルが5番手に浮上
一時は4番手争いに加わる活躍を見せていた#07 Bentley M-Sportだが、途中#27 HubAuto Corseと接触した際、直前のコースオフの際に吸気口に芝生が入ってしまい、オーバーヒート気味になりペースダウン。急遽ルーティーンストップを早めて芝生を取り除く対処をしたが、ピットアウト時にクラッチが繋がらないトラブルも発生し、大きく順位を落とした。
さらに8時間を経過したところでデグナーカーブでスピンを喫しコースオフ。そのままレースを終えることになった。
07号車の後退もあり、残り2時間のところで5番手に上がった#00 Mercedes-AMG Team GOOD SMILE。着実に周回を重ねていき、残り1時間のところで片岡龍也がマシンに乗り込み、最終スティントに向かった。
一方、スタート1時間を経過したあたりから、トップを快走していた888号車のメルセデスAMG。ここまで大きなミスなく周回を重ねていたが、残り1時間のところで最後のピットインを行なった際に、ボディ清掃で使ったスプレーがマフラーに引火し、一瞬炎が上がったが、マシンが炎上するほど大きなものではなく、そのまま作業を終えて復帰。それでも、一瞬ヒヤリとする場面だった。
各車ともに続々と最終のピットストップを終えると、夜間走行となった最終スティントは最終ラップまで目が離せない緊迫した戦いとなった。
まずは5番手を走行していた00号車グッドスマイルの背後に#08 Bentley M-Sportが接近。ペース的には08号車の方が上で追い抜かれるのは時間の問題かと思われたが、00号車の片岡も意地で踏ん張りポジションを死守した。
さらに残り20分を切ると2番手の43 Mercedes-AMG Team Strakka Racingに、#6 Audi Sport Team Abusolt Racingと#66 AUDI SPORT TEAM WRTが接近。こちらはみるみるうちに間隔が縮まっていき、残り10分を迎える頃には三つ巴の2番手争いとなった。
一方、後方では何度もピットに入りながらも修復作業を行なって周回を重ねていた#18 TEAM UPGARAGEがナイトセッションに入って作業の手を止め、レース終盤に来てリタイアかと思われたが、チェッカーを受けるために残り10分のところでコースイン。グランドスタンドからも歓声が沸き起こった。
結局、最後まで危なげない走りを見せた888号車のラファエル・マルチェロ/マロ・エンゲル/トリスタン・ボーティエ組の88号車が276周でチェッカーを受け、鈴鹿10H初制覇を成し遂げた。2番手争いは最終ラップまでもつれたが、結局順位は入れ替わらず、2位に43号車が入り、メルセデスAMGがワンツー。3位には6号車のアウディR8が続いた。
日本勢としては00号車が最後までポジションを守りきり5位入賞。8位に#21 Audi Team Hitotsuyama、14位に#11 GAINERのGT-Rとなった。
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