ヴァルドの3点ボディキットがVクラスをショーファードリブンな1台へと昇華する
ワンボックス由来の実用的な佇まいを、いかにして高級MPVへ引き上げるか。答えは「ヴァルド」が用意した前後バンパースポイラーとサイドステップにある。純正のシンプルなルックとは一線を画す立体的な造形が、メルセデス・ベンツ「Vクラス」に大人の色気を与える。取材をもとに、その仕上がりを掘り下げる。
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メルセデス・ベンツ「Vクラス」はどんなプレミアムMPVなのか
Vクラスは、メルセデス・ベンツで唯一のワンボックスタイプである。心地よい開放感が味わえる広々とした室内空間を備え、乗員をゆったりと包み込む。欧州では公用車やホテルの送迎などにも用いられるプレミアムMPV(マルチパーパスビークル。多目的に使える乗用車)として知られる存在だ。
欧州生まれらしく、質実剛健な高級感はしっかりとまとう。とはいえ、そのルーツがバンにあるという印象は、どうしても拭いきれない。実用性の高さと引き換えに、乗用車としての華やかさでは一歩譲る側面がある。この余白にこそ、カスタムの余地が残されている。
ヴァルド「スポーツライン ブラックバイソンエディション」で原点のバンらしさを消す
洗練されたスポーティな装いを与えてくれるのが、ラグジュアリーカスタムを得意とするヴァルドの「スポーツライン ブラックバイソンエディション」だ。欧州高級車を中心にチューナーズブランド(純正をベースに独自の改造を施すメーカー)として君臨するヴァルドらしい、大人な味わいのボディキットに仕上がっている。
用意されるパーツは、フロントバンパースポイラー、サイドステップ、リアバンパースポイラーのボトム3点だ。全長5140mmのロングボディのボトムに、しっかりとボリューム感を与える。威風堂々とした佇まいに、ショーファードリブン(運転手付きで後席に乗るスタイル)な空気感が漂う。
前後バンパースポイラーの「Aライン」と4灯のデイライトLEDが立体感を演出する
前後バンパースポイラーには、ヴァルド伝統の「Aライン」を備える。立体感のある張り出しをもったスポイラーが、フォルムに奥行きをもたらす。センターの台形部から左右に大きな開口部を演出し、コーナー部には4つのデイライトLEDを配置した。プレミアムな趣のなかにスポーティさを織り込んでいる。
凹凸感のないシンプルな純正ルックとは、明らかに一線を画す。奥行きを感じさせるのがヴァルドのプログラムだ。ハイグロスやマットブラック、シルバーなど、多彩な塗り分けにも対応する凝ったデザインとなっている。前後バンパースポイラーは安定したAラインをベースに立体的な造形を展開し、サイドステップは片側2ピースの計4ピース構成を採る。リアバンパースポイラーはマフラーレス化させ、テールフィニッシャーはビルトインさせている。
ヴァルドVクラス用ボディキットのボトム3点構成
ラインアップは、フロントバンパースポイラー、サイドステップ、リアバンパースポイラーのボトム3点だ。ボトム3点をそろえれば、佇まいを一新できる。実用一辺倒に見られがちなVクラスが、上質なスポーティさをまとった1台へと引き上げられる。
ヴァルドは、派手さで押し切るのではなく、Aラインと造形のバランスで魅せる手法をとる。そこに、このブランドの成熟がにじむ。原点のバンらしさを静かに消し去り、ショーファードリブンにふさわしい風格を与えていると言えるだろう。
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みんなのコメント
高級車と思って買ったら後悔するよ。
ヴァルドって何がいいんでしょう。
純正のままがいいと思います。