2020年11月
■2020年11月
ボルボ・カー・ジャパンは、ミドルクラスセダン「S60」を2020年11月26日に一部改良、同日より販売を開始した。
今回の変更では、パワートレーンを一新。ガソリンエンジンは従来の「T5」に代わり、新たに48Vマイルドハイブリッド化した「B5」を設定し、エントリーモデルとして「B4」を追加した。
新たに設定された「B5」、「B4」には48Vリチウムイオンバッテリーを搭載。回生ブレーキで発電した電力を蓄電、エンジンの始動&動力補助を行うハイブリッドシステムが用いられている。両モデルに搭載される2.0リッター4気筒直噴ターボエンジンは約90%のパーツが新設計となった「Drive-E(ドライブイー)」。「B5」は最高出力184kW(250ps)/最大トルク350Nm、「B4」は145kW(197ps)/300Nmを発生し、一定条件を満たすことで運転効率を高める2気筒走行が可能となる。WLTCモード燃費は「B5」、「B4」とも12.8km/Lだ。
ラインアップは「B4モメンタム」、「B5インスクリプション」のほか、スポーツサスペンションなどを装備した「B5 Rデザイン」を新設定した。装備では「CleanZone アドバンスト・エア・クオリティ・システム(PM2.5センサー、車内自動換気機能付き)」を新たに採用した。車内の微粒子状物質を除去することでPM2.5粒子を最大95%車外排出することが可能となり、車内のエアクオリティを最適化する。さらに「ワイヤレス・スマートフォン・チャージ」を標準装備とした。オプションのB&Wプレミアムサウンド・オーディオシステムはアップグレードされて音場再現性を向上、新たに“ジャズクラブ”モードが採用された。
2022年4月1日には価格改定を実施した。