ボルボペンタAD41エンジンのついて先輩方のアドバイスが欲しいです。

Question

先日購入した中古船のエンジンがAD41で、購入して3ヶ月約100時間くらいの時点で、一昨日エンジンがかからなくなり、原因がわからず困っています。かなりまめに整備しており、インペラーやシールは新品、フィルター類新品、燃料ポンプからも燃料出てますしエアも噛んでないです。噴射装置6本外して圧力を測ると6本の全てが10以下と圧力不足のようです。ピストンリングの損傷を疑っていますが、つい先日まで普通に始動していたエンジンでしたので突然ピストンリングが6本損傷するようなことがあるのでしょうか？原因として思い当たる点は、購入後すぐにインタークーラー下から海水が漏れていましたので、海水ミストがエンジンへ入っていたのではないかと思います。ヘッドカバー開けるとカバー上部に乳化したオイルがびっしり付着しておりました。オイルの乳化によりピストンの油圧が落ちたという可能性はあるにしても6本一気にということはあるのでしょうか？ 先輩方のご意見を伺いたいです。元々よく整備されてきた綺麗なエンジンでしたので、エンジンオーバーホールするか載せ替えるか迷っております。

Answer 1

一度に全ての圧縮が無くなるとしたら、ヘッドの取り外し等の際にヘッドガスケットを交換しなかった、またはガスケット交換の際にシリンダーヘッドとヘッドの面取りをしなかったのでヘッドがちゃんと付いていない事だと思います。
ここがちゃんと付いていないと、当然の如く冷却水も漏れます。
ヘッドを外した時後、取り付ける際には、必ずヘッドを歪めない様に対角のネジを少しずつ締め付けていってください。一つづつキッチリ締め付けるとヘッドが歪みます。
歪むと圧縮も漏れますし、冷却水も漏れます。
A D41は6気筒で長いので注意が必要です。
無いとは思いますが、違う型番のヘッドガスケットと交換したら、ダメかも知れません。
例えば金属ガスケットの所をフェルト系ガスケットにしたとか、その反対にしたなど。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。明日山口から熊本へ運んでエンジン下ろしますのでメカニックの方へ伝えます。