GOLF Ⅵ 販売店にてcheck
やはりGOLFⅤGTIオーナーの当方にとって、気にならないクルマといっては嘘になりますので、本日の販売店開店時間に
2009.4.11
- 総評
- GOLF Ⅵ 販売店にてcheck
やはりGOLFⅤGTIオーナーの当方にとって、気にならないクルマといっては嘘になりますので、本日の販売店開店時間にあわせ早速行ってきました。
店には、TSIハイラインとコンフォートラインの2種類とも有りましたが今回は GOLFⅤのGT TSIにあたるグレードのTSIハイラインについて書かせてもらいます。
(理由は、先般当方の親がBMW325から ⅤのGT TSIの最終型を買ったので比較しやすいからです)
現在は、上記2グレードのみの販売から始まるそうです。
外観は、全般に丸みを帯びていたⅤに対して直線基調のデザインになっていましたが、運転席に入った瞬間から 『やはり、ゴルフなんだ!』って感じる造りで、これならⅤのユーザーも違和感をあまり感じず、第一印象は、まるでBIGマイナーチェンジを行ったかのような印象でした。
Ⅴの美点だった、室内空間の居住性、トランクも見事に似たデザインで継承され室内にいれば、Ⅴに乗っている錯覚にさえ陥りました。
今回からは、エントリーグレードのTSI コンフォートライン(275万円)まで、GTIのような二本だしのスポーテーなマフラーになっていましたね。
また、7速のDSGが全グレード標準になったことは、乗り心地の向上と燃費向上にも貢献し大変歓迎できる進化だとおもいます。
- 満足している点
- 従来型から、ぱっと乗り換えても全く違和感を感じないインテリア。
勿論細かいデザインは変更されているものの、こういった印象を受けるのはある意味、インテリアデザインがⅤでかなり完成されていたからと思われる。
細かいところでは、メーターのデザインや、ドア取っ手まわり、PWスイッチなどはⅤより使いやすく変更され高級感も出た。
ミラーも丸っぽいⅤより直線基調になり死角もへったように感じるし、角ばったBODYデザインは運転席からの見切りも良い。
ダッシュボードの先端部がⅤより低い仕上げになり、いっそうフロントガラスの開放感が増えた。
ⅤのGT TSIは、カーボン柄部材が内装アクセントで用いられたが、今回の同等グレード、TSI ハイラインはアルミパーツをアクセントに使い、ぱっと見は、まるでⅤのGTIのよう。
ただし、Aピラーから、屋根内装部分までは従来同様に黒系ではなくグレー基調のルーミーなデザイン(GTIは、ここも黒系内装)
燃料消費率(10/15モード走行)は 14.0km/L ⇒ 16.2km/L と一割程度向上(ココは実際乗り方によって変わる程度だけど)
シートの質感は、サイドサポートはⅤのGTIようにせり上がり、生地も凄くよくなっている。(myカーのと交換したいくらい・・)
テールのコンビランプはⅤのR32のように、薄いスモーク仕上げで、濃色BODYは更に引き立つデザイン。 TSI コンフォートラインは同意匠ながら、普通に赤色。
- 不満な点
- GT TSIで標準装備だったキセノンライト(HID)がハロゲンにグレードダウン・・?
170PSあった、Ⅴの GT TSIのエンジン:170ps(125kw)/6000rpm:に対してTSI ハイライン:160ps(118kw)/5800rpm: のデチューンは何?? ただし、トルクは殆ど変わっていませんが。
丸基調でワッペングリルが特徴的だった、Ⅴのデザインはどこと無くポルシェやAUDIのデザインスタンスが感じられるモノだったが、今回の直線基調デザインの回帰は、初代GOLF1の頃にもどったようなデザイン、ただしココは好みの問題が大きい。
全般として このたび、Ⅵは、メーカーがコストダウンを前面にPRしていたはずですが、その割には車両価格は、従来型のⅤとはあまり変わらずどちらかといえば、Ⅴの詳細部分の熟成や軽量化、に力を入れたように感じました。
内装部品とかは、案外Ⅴの流用部品もおおいですよ・・(笑
7速のDSGは素晴らしいので 是非、今後出てくるGTIにも期待したいですね。
あくまで、販売店での限られた時間で接したⅥは、GOLFⅤ乗りの見解としてもし、購入希望者に相談されたらオススメできるクルマだと思います。
同時に、丸基調デザインが好きで現在Ⅴを乗っている方は、わざわざ買い替える必要も無いのかなとも思いました。
今日の、販売店での2車種検証で気になっていた悩みがスッキリしました。
今後、GTIが出てきたら、改めてじっくりcheckしてみたいと思います。
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