ドイツのカローラをバカにしてはいけない
相変わらず、悪意のあるいい加減な酷評が続いていますが何とかならないのでしょうか?
読んでいてオーナーでなくと
2010.2.15
- 総評
- ドイツのカローラをバカにしてはいけない
相変わらず、悪意のあるいい加減な酷評が続いていますが何とかならないのでしょうか?
読んでいてオーナーでなくとも不快に感じます。何が面白いのかわかりませんが、まあ、騒ぎたいだけの輩は無視するに限りますね。
さて、「所詮、ドイツのカローラ」みたいな投稿もありましたが、ある意味当たってます。GOLFといえばドイツのカローラです。ドイツ国内での昨年の販売台数は36万6千台!モデル別では一番売れている大衆車で、そこら中を走っています。なので、このクルマにトキメキや趣味性を求めるのも間違っています。
(オーナーの方々、言い方が悪くてすみません)
でも、ドイツのカローラをバカにしてはいけません。
先月欧州に一週間ほど出張し、ドイツとベルギーのお客様を数箇所回りました。かの地での「足」として用意していただいたのが、このクルマでした。なんと言っても違いを感じたのが、高速走行での安定感。本当に現地のドライバーはアウトバーンを無茶苦茶に飛ばします。前を走るベンツにくっついていたら、気がつけば160キロを超えていた、なんてことはしばしばありました。
日本の大衆車ですと、これだけスピードを出すとハンドルを持つ手に思わず力が入ります。ところが、何と表現していいのかわかりませんが、「ピタッとくる安定感」は一クラスも二クラスも上の車に感じました。当然、その速度でのレーンチェンジも余裕です。さすがアウトバーンの国のクルマだなあと感動した次第です。やや重めのハンドリングもこうしたドライブシーンにあわせて作られているのでしょう。
国が違えば使い方も違い、クルマに求めるものは変わります。スペック優先、便利機能満載の日本の「お買い得車」に慣れた自分には、「1.4Lのクルマに300万は少々高いなあ」という気もしますが、基本に忠実で見えないところに金を使っているなと感じる一台でした。
- 満足している点
- ①高速走行での安定感
なんといってもこれが一番の特長だと思いました。
さすがアウトバーンの国で鍛えられたクルマです。
②TSIエンジンと7速DSGの気持ちよさ
以前は小排気量のクルマにターボやチャージャーを無理やりつけてどうするの?と思っていました。ところが、食わず嫌いだということがわかりました。さすが欧州エンジンオブザイヤー。(反省!)
燃費最優先になる日本のコンパクトカーのCVTとは異なり、ローギアからハイギアーまでのおいしいところをうまく使う7速DSGも、しっかりドライブをしているというフィーリングが嬉しいです。
③長時間運転しても疲れないシート
お客様から別のお客様へと毎日数百キロ移動という強行軍での出張でしたが、腰痛持ちの私としてはありがたかった。
④燃費の良さ
市街地走行、渋滞が少なかったこともありますが、実燃費はフィット、デミオ相当の燃費でした。プレミアム仕様なのは痛いところですが、この走りでこの燃費は嬉しい限りです。
- 不満な点
- ①日本ではせっかくの長所を発揮する機会が少ないこと
100キロ制限の高速道路に、渋滞だらけ市街地。この日本で、通勤やお買い物に使っていては、このクルマのありがたさがわかる機会が少ないのが残念です。(だから変な投稿が続くのでしょうか?)
②輸入車ゆえの割高感
これは仕方がないことですが、輸入車だけに価格は当然現地よりも高くなます。しかも、日本の道路事情では、最大の長所を発揮する機会が少ないので、便利機能満載で至れり尽くせりの日本車と比較した場合どうしても買い得感が薄れます。
③各種トラブルに対する不安
知り合いのゴルフ乗り数人に聞いてみると、やはり「日本車」に比べると電気系統を始めとしたマイナーなトラブルの頻度は高いようです。「そんなことを気にする人はGOLFに乗らなくても結構」との意見もありましたが、フェラーリやランボのような趣味性の高い車なら、「手間がかかるのも楽しみの一つ」とも言えますが、日常の足として使う車としてはちょっと考えてしまいます。
近くのディーラーに聞いた限りでは、「最近のGOLFはそんなことはありませんよ」と言われました。でも、車両保険の料率が同クラスの国産車に比べて高いのも事実です。やはり故障率は高いのでしょうか?
実際に使って気に入ったので、一度は自分も買って乗ってみたいのですが、この点が不安です。
本当のところ、どうなんでしょうか?
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