フォルクスワーゲンのゴルフは世界のベンチマークと言われていますが具体的に何が優れているのでしょうか？

Question

国産車で同じ車格のカローラスポーツやマツダ3、インプレッサなどと比べるとゴルフは割高な感じがしますし、耐久性で日本車の右に出るものはないと思います。
ゴルフのスペックが飛び抜けて良いとは思えません。

Answer 1

現在の車は遜色無いですが、昔はひどかったのですよ

20年以上前の日本車だと、NCAPの試験があるのでアメリカ向けは衝突安全基準をクリアしている、ブレーキ性能も良いものを作って輸出していた
日本向けには、補強も無く、ブレーキも良く止まる物はキーキー鳴いたりダストが酷いので営業販売サイドからブレーキの鳴かない車、ブレーキダストの少ない車をと言われて走る棺桶を作っていたのが日本の自動車メーカーですよ

その点ゴルフ等はアウトバーンを走る前提があるからブレーキ鳴くし、ダストは凄いけど良く止まる
清水和夫さんが、ダイナミックセーフティテスト始めた頃は、止まらない日本車VS止まる輸入車だったもの

あと昔の日本は顧客や営業がスペックを気にしすぎ
それが他社との差別化なのですが、同じ排気量で低速トルクが細くて馬力が出るよりも、低回転からトルクが太くて馬力は控えめなほうが普通に扱いやすいそれが欧州勢

結局、上っ面のカタログ映えする車を作り続けたのが日本車、質実剛健だったのが輸入車ですね

昔よりはマシになったが、ノートe-powerが出たときJC08モードで一番を取る為に、カタログモデルで誰も買わないであろうエアコンレスモデルを作ったり
後席の真ん中のヘッドレスト装着義務化の1ヶ月前に、マイナーチェンジをしてヘッドレスト無い車で利益を少しでも出そうとか

ジャーナリストの人もそのような日本のメーカーのバカさ加減を大人の事情で言わないだけで解っているからね

カローラスポーツ、マツダ3、インプレッサ、シビック現行はどれも高くなったが良くなった

Answer 2

昔そういうふうに言われたのが今でも残っているだけだけど、販売台数が一番のメーカーの看板車種であり、生産台数の多さと販売の広域さからそう言われるようになったんだよ。
あまり高くはないよ、250万くらいからあるんじゃないの？（セグメントっていうんだけど、今のゴルフはそれがカローラより上のところ向けに企画されてる車種だよ。）
スペックはあまり関係無いよ。普通の車は普通に走ればいいだけなんだから。しかしそう言われるようになった当時の日本車の走行性能・動力性能はドイツ各メーカーには敵わなかった。
耐久性は日本の車より劣るなんてことはなくて、むしろ日本の安い価格帯の車はヘナヘナだよ。フォルクスワーゲンのユーザーのフォーラムとかを見てるとわかるんだけど、アメリカなんかでも普通に20万マイルとか走ってるよ。日本の標準で10年も乗らずに買い替えるんじゃ無駄に丈夫なくらいだ。鋼板も厚いのかな、日本車にぶつけられるとわかる(笑)。
といっても、7速DSGのリコールあったようだね。DSGなんか早くやめて普通の4速トルコンにすりゃ安くていいのにな。

Answer 3

そもそもベンチマークの意味が違うと思います。

ベンチマークは基準だと思います。

それを基準（平均点）として良いか悪いかの判断です。

ゴルフのスペックが飛び抜けて良ければ

ベンチマークとは言わず目標（ゴール）

という表現になると思います。

Answer 4

カローラ、マツダ3、ゴルフ、三車とも乗った事が有りますがやはりゴルフが一歩飛び出ています。
走る、曲がる、止まる、の基本性能が違います。
世界中で売れているわけですし、各メーカーがゴルフを超えたいと目指すのは当然です。
日本車は低価格でまあまあ良いものを作るのに優れていますが、ドイツ車はコストがかかってもとても良いものを作っています。
海外では、ゴルフもカローラも大して値段に差はありません。
なので、ゴルフを選ぶ人が多いです。

Answer 5

物作りの基本の話で、
世界に例が無い物を作る訳では無い場合は、
ベンチマークを立てるのが普通です。

ゴルフは売れているからと言うだけの話で、技術がどうのは有りません。

技術の世界だと、良い物しか売れないと言う概念からベンチマーク選定をします。

つまり、より良い物を作ると言う考えからのベンチマークなんです。

ワーゲンの技術がすぐれている云々は、ベンチマークの話とは関係ないです。

ベンチマークを決めるのは、目標がある方が良い場合なんです。

日本車だと、日産GTRはポルシェ911をベンチマークにしているのは有名ですね。
トヨタが本格的なハイブリッドカー・プリウスを市販化したら、プリウスをベンチマークにしたエコカーが続々と登場しました。

ただ、それだけですね。

Answer 6

私もその様に思います・・
ホルクスワーゲン→大衆車・・パブリカ→パブリックカー→大衆車

全ては下のCMに表れている様な気がします。

Answer 7

ゴルフのシャシー、ボディ全域のレーザー溶接や構造用接着剤は、日本のメーカーでは高コストでとてもやれない(やらない)そうです。

これらは単純な静的ボディ剛性値ではなく、走行中の動的剛性やダンピング(周波数、振動)、質感として体感される部分なのかもしれません。

VWがポロ等で10年前からやっていたこと、スバルでも最新のSGPでやっと走行中の動的剛性(計測するのが難しい)まで追求できたという感じです。

Answer 8

ゴルフはRやGTIのようなグレードのハイパワーのエンジンで走らせても耐えられるボディ剛性と高速走行の強さがCセグのハッチバックでは抜きんでているため、そういう部分を重要視する人たちからはベンチマークと呼ばれております。
たしかに乗ってみるとガチっとしていたハンドルは重く、国産車とはまた違ったテイストの車で新鮮ではありますが、私も日本の道路環境で乗るのであれば国産車以外は視野にありません。
TSIハイライン買うならどう考えてもアクセラ1.5XDがコスパで勝りますし安心して乗れますもんね。

Answer 9

「日本国内においてVWは最強の1台か？」
と言われたらそれは断言できないのですが、
車業界というのは日本国内でいくら販売台数を増やしても、人口の多い海外でヒットしなければ意味がないような状況です。
その点では、BMWやベンツやスーパーカーがひしめく車社会の本場ヨーロッパで成功しているVWの方が名声的に一日の長がある感じですかね。
車自体も地元ヨーロッパの道路環境に合わせて作られたVWと、日本の道路環境に合わせた作りが日常的な日本車とは乗り味が似ても似つかないです。
日本人が日本国内で乗ると好みが確実に分かれます。日本はチョイ乗りが多いですし。
結論を言うと、トヨタ社会である日本国内で
「個性を出せる」「世界での評判が良い」
て点で「見栄を張れる」ところですかね。

Answer 10

現在、ベンチマークにしているのは、スバルの場合はBMW５で、マツダの場合はカムリでしょう。
ドイツ車の優れている分野は高速走行でしょう

Answer 11

ゴルフは，世界のベンチマークと言うよりも，Cセグメントのベンチマーク，あるいはFFハッチバックのベンチマークだと思います。

ベンチマークの元の意味は「指標」ですよね。世界中のCセグメントハッチバック車は，まず，ゴルフと比べてどうかということが試されているのは確かに思います。

というのも，世界で最初に大衆車となったのは，ヒトラーがポルシェ博士に作らせたVW・ビートルです。（大量生産を可能にしたのは，フォード・モデルTですが。）しかし，RRレイアウトは色々問題があって，ビートルに取って代わって世界でヒットしたのがその後継車のゴルフです。初代の登場は1974年でした。ジウジアーロデザインの優れたパッケージングで，世界の車作りの規範となりました。

以降，ゴルフは，常にCセグメントFF車のベンチマークとなってきたのです。ちなみに，カローラがFFになったのは5代目になった1983年です。この時のデザイナーもジウジアーロでした。FF化したカローラは，販売台数で，ビートルやゴルフを抜くようになります。しかし，あくまでゴルフの後出しジャンケンのような存在でした。

よって，CセグメントFF車としては，最も歴史があり，常に比較対象とされてきたのがゴルフと言えます。もちろん，ゴルフと比べてハンドリングが良いとか，パワーがあるとか，日本車のように耐久性が良いとかコスパに優れるなんてクルマは存在しています。全てにおいてゴルフがナンバーワンな訳ではありません。しかし，クルマとしての伝統と品格を備え，他車の模範になり得るのは，やはりVW・ゴルフだと思います。世界中のメーカーがゴルフを超えたFF車を作ろうとしているのは確かであり，そういった意味でベンチマークとされているのです。