フォルクスワーゲン アルテオン 「20,000km走行後」のユーザーレビュー

Namoi Namoiさん

フォルクスワーゲン アルテオン

グレード:TSI 4モーション Rライン アドバンス_RHD_4WD(DSG_2.0) 2017年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

20,000km走行後

2018.9.30

総評
今までごちゃごちゃ書きましたが、結論からいうと、それだけいいってことだと思っています。個人的には【アルテオン】というアートという名前にふさわしい美術工芸品に近い美しさと、乗って楽しいドラバリティなのに使い勝手の良さを高い次元で両立させています。
VWは初めてですが、こういう車こそお金を出して買う価値がある車だと断言致します。

購入動機は家族持ちで、ファミリーカーで購入です。
以前の価値観としては車は合理的に買う主義で、荷物の積載性、居住性、乗降のしやすさ、年に一回あるかの万が一の多人数乗車。
これらをメインに車選びの指標にしてきました。
ただ、この車を初めて見たとき、そんなものはぶっ飛びました。ただただ、かっこいい。これに乗りたいという気持ちがまず働き、購入の理屈はいくつもつけて家族を説得したが、結局、選んだ結論はそんなものであって指名買い、値引きあまりありません。

ただ、選んで本当に正解でした。国産Lサイズミニバンからの乗り替えだったから走行性能は別次元、操作性も申し分なし、ナビも言うほど悪くない。
そして、やはりデザイン。家のガレージにあるのが誇らしく思える。
フォルクスワーゲンは大衆のための車を作るのがブランドポリシーだと思っているが、単に大衆に安い車を売るということではなく、大衆にいいものを安く売るという意味なのではないかと思った。その点、値段は600万するが最高にコスパのいい車だと思います。
そして、車の使い方が確実に変わりました。今までは家族の移動以外では車は使いませんでしたが、今では早朝や深夜に一人でこっそりドライブしているし、旅行もあえて山道越えて行きます。...と、考えると価値観やライフスタイルも変わったのかな。

..まさに移動するために車に乗るのではなく、車に乗るために移動するという。ことになりました..

なお、正直、VWで600万オーバーはブランドの格で、もう値段から売れないと思いますが、カッコ良さが尋常じゃないので、このページを見てアルテオンに興味のあるセンスのいい人にはきっかけさえあれば買われてしまうのではと思います笑
満足している点

オーナーとして、2年経過、2万キロ超えでこの車の50%位はわかるようになりましたので、デザインをメインに加筆致しました。
長いのは、愛着ということでお許しください。

1.デザインについて本物感があること。
(1)リヤウィンカーの流れ方が美しく、また、フロントのデイライト、ウィンカーがグリルのデザインとの連続。
→LEDのつぶつぶシーケンシャルウィンカーではなく、シームレスで車体を巻くように美しく流れます。ウィンカー、デイライトは独立し、グリルのラインと一体化、水平基調のデザインを崩していません。
(2)ナビやデジタルメータークラスターのレタリング(文字フォント)が美しいこと。
→商店街の特売ポスターが使うようなダサい文字フォントがでかでかと写されることなく、美しく見やすいフォントデザインです。
(3)フォルクスワーゲンお得意の水平基調デザインの真骨頂
→エクステリアではボンネットの切れ目がフロントフェンダーの上からリヤフェンダーを通り車体を一周している技術力の高いプレス造形の美しさ。
(4)スポーツカーを思わせる。ふっくらしたリヤのフェンダーライン
→単に直線の組み合わせだけでなく、スポーツカーのような膨らみを思わせるワイドなフェンダーワークを持ってくるところにセンスのよさを感じるざるを得ません。
(5)一線を画すフロントグリルバンパー
→フロントグリル下部バンパーメッキ部位では、コーナーにシルバーメッキ、面にピアノブラックを組み合わせ、面構成に深さを出すことの芸の細かさがあります。
(6)各種音の演出
→スポーツモードの気持ちいいマフラー音(演出)、ホーンや心地よいウィンカー音(ちょうどいい鳴動間隔と機械時計の秒針のような音。)、重く重厚感のあるドアの閉まり音が好きです。
(7)サッシュレスなドアやドアレバー
→サッシュレスは見た目に美しいばかりではなく、遮音もしっかりしています。ドアレバーは中身がしっかり詰まったもので吹き付けの塗装のようなチープにものではなくアルミの削り出しの滑らかな質感があります。
(8)インパネ周り
→シルバー調の本物のアルミを使用した、いいもの感があり、さらさらと気持ちのいい、インパネデザイン。
(9)ホイール
→VWマークの中心ハブから10本の太いスポークがねじれながら放射状に渦巻き、大胆さと速さと力強さを感じさせる20インチホイールです。見た目同様、物凄く固くて頑丈で表面はさらさらと滑らかです。
(10)偽物じゃない感
→フロント下部のエアインテークがダミーではなく本物です。リヤもダミーマフラーではありません。また異音対策のためダッシュボードやセンターコンソールの収納内は起毛仕上げで収納底はゴム敷。ドリンクホルダーのシャッターは取手が夜に光る細かさ。また、リヤガラスにどうやって埋め込んだのかと思う位の細くて長いLEDの車高灯。
(色んなところに本物臭がします。あと、当然ドアのヒンジも鋳造製です。)
(11)エクステリアとインテリアのデザインの統一性
→アルテオンにおけるエクステリアの水平基調は一目瞭然ですが、内装についても水平基調なので、とても統一性があります。
内装はエアコンの送付口から両サイドに一直線に伸びるルーバーからの直線デザイン。インパネセンターから大型の凹凸のない全面液晶ナビがエアコンダイヤルまで縦に伸び、センターコンソール前部の収納やドリンクホルダーはそれぞれ平面化を図るべく蓋やシャッターがあります。これらの配置は機能美ともにインテリアの統一性があり、本物の良いもの感、品質の良さを感じ取れます。
(12)デザイン総括
→エクステリアのデザインは水平基調です。全体的なエクステリアはどこから見ても破綻がない。特にサイドのラインが秀逸でフロント先端からリヤに流線型に流れ、リヤの尻が上がっているので上位点と下位点がリヤの終点で集合されるようにデザイン設計されていて、美しさを引き立てていると思います。

表現が適切かわかりませんが、あくまで毎日あるいは休日に自分で使うという実用性を失うことなく、機能性を最大限に引き出すために、一つ一つの部品が品よく丁寧に整然と配置された一つの集合体としての機械。これは一つの工業製品におけるデザインの解ではないかと思う。
内装も外装にも水平基調の連続性があり、車高を低く構えたロー&ワイドなクーペフォルムが一致して、それがこの車のオーラを増加させているのではないかと思います。

2.使い勝手
(1)後席利用でも563Lの容量。
→クーペフォルムなのに信じられないバカデカいリヤのラゲッジ(ボルボの正統派大型ワゴンv90の560L、レクサスの中型SUV のRX の553Lよりも入ります。)
(2)ブレーキホールド
→ブレーキを踏むと足を離しても停止状態になるブレーキホールド機能。
(3)精度の高い使えるACC(裏メニューで強中弱の選択可な3段階選べるACC)
→ACC は前車の国産より感度(追走でのアップダウン等)がいいです。渋滞時も追従可能で楽です。
(4)見易いヘッドアップディスプレイ
→ガラスタイプですが思ったより見やすく今ではつけっぱなしです。なお、この機能でメーターの速度表記は見なくなりました。
(5)先進的で拡大縮小ができるナビ表示や種々の機能表示が可能なデジタルメータークラスター
→これは素晴らしいの一言。デジタル世代の者ですが、正直乗り換えはこの機能がついてないときついと思うほどです。
(6)9.2インチのデカく高精細なナビ
→高精細ですごい綺麗です。指紋の話がありますが、綺麗好きなので毎回最後の降車時に拭くので関係ないかな。それより画面が大きくほんと綺麗ですね。
(7)座席空間が前席、後席共に広い(後席は足が組めるほどです。)
→こんだけ広いならミニバンいらないじゃんって感じです。
(8)シート
細かいシート調整が可能で自動でメモリー機能、シートヒーター、マッサージ機能があってホールド力が高い、素晴らしいシートです。

4
.その他
(1)裏メニュー
昔のファミコンみたいに、ワーゲングループの他の車種が持つ機能?について、コーディングにて裏メニューが出せることです。
(2)国内の台数が少ないこと
まだ?あまり人が乗っていないので笑
不満な点
不満ではありませんが、あえて言うなら、カラーです。
アルテオンの場合、カラー選択はかなり重要です。
自車はブラックですが、アルテオンはイエロー、シルバー、ホワイト、レッドがアルテオンのエクステリアの本領を発揮させてくれのではと思います(R-Lineの場合)。
ブラックですと、カラーの統一感は随一ですが、サイドのシルバーモールの位置で腰高に見えてしまことや、フロント下部のエアインテーク部位にピアノブラック塗装があるのですが同色で映えずらい、リヤのスポイラーがブラック塗装なのでこれも同色で映えずらい。
したがって、陰影やメリハリを効かせるなら、シルバーがトップ。次いでホワイト(ホワイトのサンルーフは2トーンぽくなりカッコよさ二倍増し。必須かと。)。
そして、アルテオンの全体的な美しさを際立せるならイエロー、レッドではないでしょうか?この二色は間違いなく少しでも車に興味がある人なら振り向かれます。
(ブラック乗りの方すみません。黒は黒でとても好きなのてですが、あくまで全ての色を見た上、客観的に見てです。)

なお、美術的に細かい点を一つ要求できるのであれば内装のエアコンのスイッチパーツ(パーツの質感、押し込み時の感触や音等)を現行のアウディ車に近い物を使用した場合、もはや120点になったと思います。
一定のプラスチックの素材の使い方は造形にうまく使われているので不満はありません(この車のコンセプトに合わないので、ヘタにベタベタに革とかソフトパッドは気味が悪くなるのでいらないです。)。
デザイン

-

走行性能

-

日本じゃ不必要なパワーがあります。
試乗のとき、やや急な坂道でスポーツモードで3速でアクセル踏んで下さい。
モリモリなパワーが分かりやすいです。
4駆なのか、カーブで張り付くように走ります。なので、山道が好きになりました笑。低いギアで坂道走るのがやる気にさせてくれます。
スポーツモードはゴルフRさながらの勢いあるフィーリング、日本だと高速道より山道や峠でその真価をはっきしてくれます。下りで3速から2速に落とす時、登りで3速で上がる瞬間が悦に浸れます。

走りについては、試乗ではこの車の特徴を見いだすのは難しいかもしれません。
この車はカメレオンのように特徴の変わるスタイルを持つため、何度も何度も乗っているとスルメのようなに味わいが出てきます。
280psで0-100km5.6秒と速いのでぶっ飛ばすのは勿論面白いですが、程よくジェントルに乗りたい人は、ノーマルモードやコンフォートで乗るのもいいかもしれません。
ですが、実はエコモードで、性能をもて余すゆったりとした運転がとても楽しいです。エコモードはコースティングができる運転モード(フリーホイール走行可能)なのでパドルシフトを使いながら、がっしりした車体を機敏で細かく調整できるステアリングで滑空しながら、ワインディングや街中のゆるい坂道を重い車でゆったり静かに流すのが何より楽しいです。

2020年加筆
おすすめのパーツですが、ppt(スロコン)、ワコーズコア、フリクションモジュール10、m+パドルシフト。これを追加で入れると格が上がったような走りになります。
乗り心地

-

エコ、コンフォート、ノーマル、スポーツ、カスタムとモードは5つで乗り心地は自分で選択できます。
なお、サスペンションの固さは驚くことに0~40段階で選べます。

一番乗り味がソフトなコンフォートでの乗り心地ですが、
(あくまで体感ですが)この車のタイヤ(アドバンス)は20インチを履いてますが以前乗っていた17インチの2015年式の国産Lサイズミニバンよりいいです。
積載性

-

3泊の旅行行きましたが以下の物は入りました
スーツケース×2
ボストンバッグ×1
手荷物×2(ショルダーとリュック)
ベビーカー×1(イオンのコンパクト)→リヤの床下に入りました。
傘×2
後はお土産など紙袋6つくらい?
で、まだ余ってました。

大人用スポーツバイク(自転車)は後席収納時に積載可能です(かなりギリでしたが、前輪外さなくてもいけました。確認済)。
燃費

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1.7トンでいい燃費です。

私は1年1万キロ街中、山道中心で平均リッター12キロです。
モードで燃費は一桁から二桁軽く違います。楽しく燃費走行してみたい方は私のページを参考にしてください。
高速巡航メインだとリッター13~15キロ位はいきます。
(乗り換え前のミニバンはリッター10位だったので油種は変わりましたが、嬉しいです。)
価格

-

故障経験
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