ゼロクラウンの、発売当時の反響や思い出をお聞かせください。諸事情で通勤に使用していますが、快適どころか、仕事の疲れを癒やしてくれる気さえします。

Question

大衆車とは一線を画すのですかね…普段のウイッシュとは比べ物になりません(^^;)

Answer 1

車屋です。
クラウンはず～っと「オヤジクルマ、おっさん臭い」と言われ続けて
若者に敬遠され、若くして乗るのはヤンキー兄ちゃんくらいでした。
バブルの頃の丸っこい型のクラウンとか最悪でした。

その前の昭和のクラウンとかだと鬼クラとか言われて
イカツイ感じでカッコ良かったですがバブル期の丸っこいの、あれはダメでしたね。
当時はマジェスタもセルシオもあってクラウンが中途半端な高級車化していまったんです。

それが15系くらいから徐々に
「なんかクラウンカッコよくね？」という感じになり、
17系で「クラウンかなりイケてるんですけど？」
「ワゴンで黒とか超カッコイイんですけど？」みたいになり、
そして18系ゼロクラウンで天井が低くなり流線形のフォルムにスポーティさを感じ「これは来るぞ。」と思ったものでした。

15、17系が角ばったデザインでカッコいいと感じてはいましたが
如何せん天井が高くて野暮ったさはありました。
これを車高を落としたところでドアの面積とガラスの面積の比率など
昔ながらのセダンだなというイメージは拭えませんでしたし
贅沢過多で高級な車はもう飽きていました。
高級なだけならいくらでもある、カッコイイ高級車が欲しい。

そこに風穴を開けたのが18クラウンです。

昭和の頃に言われていた
「いつかはクラウン」と言われるようなステイタスというか
人気ぶりというかそういうのに返り咲いた感じです。