「ダブルウィッシュボーン」について素人にも簡単に分かる解説をお願いします。

Question

ネットにも沢山載っていますがよく分かりませんので。写真とかもよく載せられていますがどの部分がどうウィッシュなのか分からず困っています。

Answer 1

もうすぐクリスマスですね。日本のクリスマスはみななぜかチキンを食べますね。KFCなんてこの時ばかりと宣伝しまくります。アメリカではサンクスギビングにターキーを食べるんですが。

で，チキンの胸肉を食べると，Λ型の骨が残ります。この骨の両端を持って2人で引っ張り合います。頂点が来た方の人に「願い」が叶うという言い伝えがあるんです。ちょっとしたお遊びですね。ウィッシュ（願い）を占うボーン（骨）だった訳です。ただ，これが，その骨を「ウィッシュボーン」と呼ぶようになった由来です。

https://car.motor-fan.jp/tech/10015224

ダブルウィッシュボーンサスペンションは，このウィッシュボーンの形をしたアームが２本あります。だからダブルウィッシュボーンと名付けたんです。マクファーソン・ストラットは，開発した人の名前から付けられましたが，ダブルウィッシュボーンは，その鳥骨のような形から名付けられました。

普通のストラットサスペンションは，アームが１つしかありません。（図を参照して下さい。）これは，上下の動きに対しては作動しやすいですが，左右の動きに対しては効果が低くなります。よって，このアームを２倍に増やすことで，横への動きに対する作動を可能し，乗り心地を向上させたのが，ダブルウィッシュボーンになります。このアームを細いリンクにして数を増やしたのがマルチリンクです。５つに増やすことで前後の動きにも適応しやすくなります。）

ダブルウィッシュボーン→マルチリンクにすると，それだけアームやリンクが増えるので，理論上は，あらゆる動きに対してサスペンションが機能しやすくなります。人間も１本で立っているよりは，２本の方が，さらに四つん這いになった方が，地震などの揺れに対して適応しやすくなりますよね。

ただ，理論ではそうでも，現実では走で無い場合もあります。セッティングが難しいんです。下手なセッティングがなされた車は，却って乗り心地が悪化します。マツダ３のリアサスはマルチリンクから，独立懸架でもないトーションビームに変更されました。その方がFFのリアサスは安定するようです。サスペンションがむき出しのF１マシンは，ダブルウィッシュボーンサスが多いですね。

サスペンションに詳しくなると，ブレーキのかけ方とかコーナリングの仕方が理解できて運転が楽しくなります。はまる人は，サスのセッティングにも拘ります。是非，理解を深めて車の世界にどっぷり填まって下さい。

質問者からのお礼コメント

そういうことでしたか。
詳しい説明をいただき、だいぶん分かってきたような気がします。
構造的にもっと調べてみたくなりました。
ありがとうございました。

Answer 2

図解を見ても理解出来ないなら、諦めなさい。

Answer 3

これに似てる部品。

Answer 4

正面（後方）からみて、

下側を支える「ロワアーム」と
上側を支える「アッパーアーム」

がある形式といえます。

→見方によってはマルチリンクとも解釈できますので、
大まかな定義としては上記を備える形式と言えます。

現在フロントに多く使われている「ストラット式」は、
基本的にアッパーアーム（上側）がありません。

Answer 5

「ダブルウィッシュボーン」について素人にも簡単に分かる解説をお願いします。
名前の由来から
ダブル＝2つ(2組）
ウィッシュボーン＝鳥類の胸元にある叉骨という骨

チキンの丸焼きを食べた後に
2叉状の胸骨を外して
二人で両端を持ち引っ張って割ることで
胸骨の頂点がついている方が願いが叶うという言い伝えから
ウィッシュボーンと呼ばれ

その2叉状の胸骨の形に似たアームを
二対使用するサスペンション形式であることから
「ダブルウィッシュボーン」

ダブルウィッシュボーン式サスペンション
A字型のアッパーアームとロワアームが
上下2組になっているサスペンション
この2組のアームの長さが異なる点が特徴
上下のアームを
きっちり同じ長さ・平行にしてしまうと
例えば
高速で左右に曲がる際に
車体の傾斜と同角度でタイヤが傾いてしまいます

Answer 6

「ウィッシュ」で区切ってしまうから分らんのだよ。
「ウイッシュボーン」で調べ直してみなさい。