トヨタ SAI 「小さな高級車 少し、試乗しただけですが、はっきりとコンセプトが分かりました。 プリウスよりさらに上のクラスを求める方たちだけでなく、 クラウンなどから」のユーザーレビュー

小さな高級車 少し、試乗しただけですが、はっきりとコンセプトが分かりました。 プリウスよりさらに上のクラスを求める方たちだけでなく、 クラウンなどから

2010.10.2

総評

小さな高級車
少し、試乗しただけですが、はっきりとコンセプトが分かりました。
プリウスよりさらに上のクラスを求める方たちだけでなく、
クラウンなどからの乗り換えも考えられるように丁寧に設計してるのが見てとれます。＾＾
スタイルも、プリウスと比べれば、セダンらしいスタイルでとてもいいと思います。
特にリアは、流れるように降りてくるような感じがお洒落だなと思いました。
内装も、リサイクルできる素材で作られてるとは思えないような、言われてみないと分からない
モダンな印象があります。
実際、公道を走らせる時も終始静かで、ロードノイズがほとんどない静かな空間で、
まあ、ハイブリッドと言われればそうですが、市街地でも、これだけの静けさなので、
高速だと、どれだけ静かなのか気になります。
このクルマは、コストカット一辺倒で作られてはいないと思います。
プリウスも、もう少しコストをかけ、インサイトに敵意丸出しの姿勢でなければ、
信じられないくらい、万能なクルマになっていたかもしれないです。

満足している点

この圧倒的な静けさ！ アクセルも、踏む必要がないトルク。
停止寸前のフィーンという音は、賛否両論だと思いますが、なかなか面白いと思います。
ハイブリッドでは、なかなか実現できない流れるようなデザイン。
内装も同じことが言えます。 革シートじゃなくても、この高級感は、凄いと思います。
特に印象が残ったのは、リモートタッチという、パソコン感覚で、ナビを操作できるところが
新感覚で、少々、操作は難しいけど、その恩恵で、ボタン類が少ないのも、○です。
上級グレードでなくても、かなりの装備がついてる点も良いと思います。
SAIの量販グレードとプリウスの最上級グレードとの価格差が近く、オプション差で、
逆転現象も起こりうるほどの価格値の近さです。
自分なら、あまり走っていないSAIになると思います。
パワー差も絶大だと思いますし、内装の高級感が頑張れば買えるというのが決め手だと思います。
ラゲッジスペースも、セダンのため、広く確保されていて、人が隠れる（笑）ほどのスペースがあり、
そのしわ寄せも起きていない、優れたパッケージングの持ち主です。

不満な点

贅沢を言えば、ナビがなぜ埋め込み式になっていないかが不思議です。
こういう、取り付け方法は、安っぽく見えてしまいます。
そこを改善してマークXのような感じでしたれば、もっと良くなると思います。
ハイブリッドに多い、元の場所に戻るシフトノブ、あれは勘弁してほしいです。
音が全くしない空間で、Dレンジにしたかもわからないようなものは、危険です。
それこそNレンジにしていたはずみたいな感じになれば、大変です。
それ以前に、シフトノブが動かないのは、面白くないというのもあります・・
CVTに頼らず、燃費向上を狙ってほしい。 確かにパワーはありますが、発進時が遅い。
あのくらいのクラスならば、重量もそれなりにあるので、7速CVTとかにしてもらいたいです。
フロントスタイルがもう少し、シンプルだったら、5点満点だったのに残念です。
宣伝方法、具体的にこのクルマの良さが分かるCMにしないと、どういうコンセプトなのか
分かりづらいです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験