現在位置: carview! > カタログ > トヨタ > プログレ > レビュー・評価一覧 > 最上の5ナンバーサルーン

トヨタ プログレ 「最上の5ナンバーサルーン」のレビュー

hilo4 hilo4さん

トヨタ プログレ

グレード:NC250iRバージョン(AT_2.5) 1998年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

最上の5ナンバーサルーン

2020.1.13

総評
トヨタマークを冠していない車には名車が多いことは有名ですが、このプログレもトヨタマークの付いていない名車中の名車。
私のオイル管理のずさんさがなければ、もしかしたら一生涯乗り続けても良かったんぢゃないかと思える(今の所)最初で最後の車。


5ナンバー枠にあの頃のトヨタの全てを詰め込んだ最上の5ナンバーサルーン。
乗り心地、静粛性、室内の設え、車内の広さ、使い勝手、フィーリング、整備性の良さ、強靭なエンジン。。。
プログレについては私が語るよりもweb等で検索いただければ、いろいろなことが分かるかと思いますが、重箱の隅をつつくような評論をしなければ悪いところは見つからないのではないだろうか?

どんどんボディが大型化してゆく現代において、5ナンバー枠で広々した室内を持った直6のFRセダンなんてもう作られないだろうと思います。
満足している点
見た目の「おじいちゃん指数」が強烈だったことを除けば、直6の5ナンバーFR車でNA2.5Lエンジンとこの上ない仕様である。

もちろん欧州車とくらべればこのスペックは世界では標準的なものかもしれませんが、それを日本の5ナンバー規格にブチ込んだことは称賛に値します。

室内も運転席、助手席は勿論のこと、後席のスペースも当時の同社3ナンバークラウンと同じレッグスペースを確保し長距離移動も窮屈感がまったくなく楽々クルージング。
Qualityはほぼ「セルシオ同等」とかソレ以上と言っても過言ではなく、何層にも塗られた外塗装の皮膜、内装の素材・設えも高級車ならではの赴き。
ちなみにトヨタのORIGINはプログレベースで作られておりそれだけで素性の良さはお分かりいただけると思います。
不満な点
作為的にスロットルの開度を遅れに遅らせる機構を施している室内アクセルペダルからボンネットの電スロにつながるワイヤーが悪の根源。
コレさえなければ超一級のレスポンスに優れた素直な車になり得たろうに。。。

おじいちゃんCarだから仕方のないことだけれど、超低速でも危険な程 アクセルに対してモタツク仕様であったため、駐車場やガソリンスタンドなどでチョイ寄せする際に、フェンスや縁石に豪快に乗り上げるお年寄りが激増したのはこれのせいです。
デザイン

-

走行性能

-

電スロワイヤーの調整をうまくすれば、出だしのもっさり加減を解消し「おじいちゃんCar」から脱することが出来、とてもジェントルかつスポーティーな直6FR車に早変わり。

惜しむらくはタイヤサイズと1700mmという5ナンバー枠の呪いで、エンジン出力とボディ長の割には足りないトレッドが、直進安定性をかなりスポイルしています。
エンジンが良いだけに高速道路走行では最高速を試してみたくなりますが、トヨタのお家芸 フラフラフワフワした操舵性により、せいぜい150kmまでがリラックスして出せるスピードの限界で、ソレ以上の領域はエンジンはまだまだ元気に回るのに、足回りで完全に損をしてしまっていることが誠に持って惜しい。
ただしこれも現役を退いた社長クラスの御人が奥様とお出かけする際に扱いの良い車として開発された背景があり致し方ないところ。
乗り心地

-

「iR」というトヨタにしては比較的走りに振った特別仕様だったので多少なりとも乗り心地と運動性能には期待しましたが、フラフラフワフワ感はその当時のトヨタ車のセオリー通りw

それでもトヨタ仕様としては「硬い」と言われていた乗り心地ですから、ノーマル仕様のプログレがどれだけフワフワだったか想像するだけで車酔いしてしまいそうです。
しかしながら、静粛性と乗り心地はやはり当時のトヨタの技術の集大成だけあり、てんこ盛りの集音剤や緩衝材でドアを閉めれば外界からの音はものの見事に遮断されます。

ドライバーもパッセンジャーも後席の乗員も誰しも揺れや不快な突き上げなど感じること無く静粛性と贅沢な乗り心地を間違いなく味わえる素晴らしい車です。
積載性

-

昔ながらのセダンの定説で作られていますのでトランク積載量は縦横奥行きとも十分なスペースがとられ、家族での旅行や大人4人でのゴルフバックのスペースも十分あります。

トランクスルー機構が無いのは痛いですが、この車でスキーや大型家具の移動などしないと思いますのでそもそも不要かもしれません。
燃費

-

2.5Lで街乗り(営業車として)で9.8km/Lで、高速道路などクルコンを作動させた場合は11km/Lくらいまで燃費は向上しますが、いずれにせよ高燃費を意識したエンジンではありませんし、そうした車格で作られていないので望むべきものが違います。
価格

-

故障経験
エンジンルーム全体に大きなカバーが覆いかぶさる以前に製造された車種なのでメンテナンス性は非常に高く、エンジンも丈夫なため工具が揃っていさえすれば難なく手を入れられ「いじる」のがスキな方であれば長期に渡りDIYメンテで管理出来るかと思います。

比較的、前期より後期の直噴エンジンは評判は良くなく、リコールや整備に手間がかかったそうですが、トヨタの「良くない」は、他社の「良くない」とはまた別物ですので これと言って前期型は大きなトラブルもなく定期的なオイル交換作業のみしていればOKです。
しかし一時期 私自身が病気を患い長期メンテしたいなかったせいでエンジンの一部からオイル漏れするようになり、整備工場に車検と共に修理を依頼したところ、修理代だけで30万円の見積が出たため、泣く泣く買い替えてしまいました。
そんなことでもなければこれほど日本国内で使い勝手の良い極上サルーンは後にも先にもコレしか無いと思われ、まったくもって惜しいことをしました。

下記のリンクから「みんカラ」に遷移して、違反報告ができます。

「みんカラ」から、違反報告をする

トヨタ プログレ レビュー・評価一覧

マイカー登録
トヨタ プログレ 新型・現行モデル