トヨタ プリウスPHV 「燃費世界トップレベルで快適なクルマ」のユーザーレビュー

燃費世界トップレベルで快適なクルマ

2025.10.26

総評

通勤で一人で乗っているので、自分の使い方ではベスト。
深夜電力で充電して、往復１００キロの通勤路で、うち６０キロはＥＶ走行。
残りはハイブリッドでリッター３３キロ。
ソーラーパネルが付いているので、走行中は補機バッテリー、駐車中は駆動用バッテリーに充電できる。
仕事終わって乗り込むとバッテリー走行距離が回復しているのは未来感がある。
バッテリーが大きく重いせいで、低重心。走りもいい。
デザインの良さ、経済性、走りの良さのバランスで言ったら、右に出るクルマはそうないのではと思う。

満足している点

とにかく燃費がいい。
エンジンがなかなかかからず、EV走行が続く。
ソーラーパネルが意外と使える。
ＥＶモードはかなり速い。
今時のクルマにしてはコンパクトで小回りが効く。
タイヤが１５インチで交換費用が安い。
ステアリングヒーター、温冷シートが素晴らしい。
オートハイビームが安全。
後期モデルなので、ＬＴＡが付いてて高速運転がそこそこ楽。
充電、エアコンまでアプリで予約できて、節電、快適。
充電スポットを探さなくていいし、電欠の心配がない。

不満な点

内装が質素。
Ａピラーの映り込みで前面視界が悪い。
後方視界が悪い。特に雨の日の後方視界は最悪。
リアワイパーは必要では？
ラゲッジルームの狭さ。
高速での直進安定性の低さ。
ＥＶ電池が切れた後の悪いキャラ変。ハイブリッドモードのだるさ。
クリアランスソナーがうるさい。
後からディスプレイオーディオに入れられるメーカーのアプリの使い勝手が悪い。
ディスプレイオーディオの使い勝手がイマイチ。
オーディオの音が悪い。

デザイン

5

初代プリウスと、この５２系は、個人的にベストデザインだと思う。リアハッチもカーボン素材で贅沢な作り。Ａピラーが寝過ぎてないので、頭ぶつけなくていい。大衆車なんだから、乗り込みやすさは大事。タイヤも１５インチくらいで充分。
ただし、Ａピラーの映り込みと、後方視界の悪さはいただけない。
ＧＲ用のブラックピラーに変えてＡピラーの映り込みは改善、後方はデジタルインナーミラー後付けで改善させた。

走行性能

4

唯一の不満は、高速運転で直進安定性が低く、ステアリングの微修正で疲れること。
改善のため、フロントとリアにアイシンのドアスタビライザーを入れたら矢のように真っ直ぐ走るようになり、ＬＴＡの正確性も高まった。ボディ剛性にちょっと甘さがあるんだろう。
高速運転が多い人には是非是非おすすめ。

乗り心地

4

硬い方だけど、不快感はない。
バッテリーのせいで低重心だから、押さえになって乗り心地に貢献している。

積載性

2

通勤用だから、悪くても気にならない。
割り切りが必要なクルマ。

燃費

5

燃費とパワーの両立は素晴らしい。
バッテリーもかなりマージン取っているから、カタログ近く走る。劣化も感じない。このあたりは、メーカーの誠実さを感じる。

価格

5

程度の良い中古車を安く買ったので、コスパ最高。

故障経験

特に無し。