トヨタ プリウス 「19万kmでの感想」のユーザーレビュー

19万kmでの感想

2015.9.15

総評

永らくありがとう。
たのしい１０年間でした。ってまだ乗るけど（笑）。
車って、こういう楽しみ方もあるんだ・・ていう感じ。
現行プリウスに乗っている人は、また別の楽しみ方もあるんでしょう。



このプリウスは、自動制御が利いているところが自分なりに分かりやすくて、それをうまく利用する運転が容易でした。
・バッテリードライブとエンジンドライブの境目の、「転がる」部分が幅広いのでアクセルで制御可能。
・水温７０度あたりでアイドリングがストップしなくなるのが分かるので、意識して停止させることができる。
・バッテリーのヘタレ具合が分かるので、上り坂でのアクセルの踏み具合をコントロールできる。

うちの家内もハマりました。
４年目ぐらいまでは夏も冬も、エアコン点けずに、修行僧のように（笑）ひたすら燃費向上に励んでました。



来月、お別れです。できるだけ乗って、たくさん写真をとってやろう。

満足している点

全く故障しない。

塗装が素晴らしい。
野ざらし駐車場なので、ドアミラー部分なんかの黒いプラスチックなんかは、それなりに経年劣化して白っぽくなっているけど、塗装は全くヘタれてない。

高燃費を追うのが楽しい
はたから見ると「我慢の運転」に見えるかもしれないけれど、自分の運転結果が数値・グラフになって即座に判明するので、ハマった。

不満な点

快適・・ではない。
車内はうるさい。（ロードノイズで）

冬の燃費悪化。

デザイン

-

走行性能

-

踏めば出るんでしょう。たぶん(笑)。
19万kmのってるけど、1度も思いっきり踏んだことはありません。
今度、この車に最後に乗るときに、１度だけ踏んでみよう。

というのも、エンジンが苦しそうな音なので、踏む気になれない。
燃費の悪化もいやだし。

高速のランプウェイなんかで、きついカーブの時は、路面の凹凸に敏感になる。
後ろのタイヤが跳ねて、車の向きが突然変わるのが怖くて。
重い車なんだけど、ハンドルは軽すぎカモ。

小回りが利かない。
生活圏内には、片側２車線の道路のＵターン必須な道が多いので、苦労しました。

乗り心地

-

乗り心地は悪かったなあ。
理由１：
　　遮音が最悪。下り坂なんかで、せっかくエンジンが止まっているのに、音楽が聞こえない。ロードノイズがひどくて。これは、マイナーチェンジ後に改善されたらしいが。
理由２：
　　これはプリウスのせいではないんだけれど。
　　燃費を向上させるために、タイヤは空気圧をパンパンにしています。
　　指定空気圧２．３のところ、２．８～３．０ぐらい。
　　これじゃ乗り心地が良くなるわけない（笑）

積載性

-

十分です。

燃費

-

自己満足ですが、最高。



３年目ぐらいが一番良かった。１４０ｋｍ走って、４４ｋｍ／Ｌ出た。
この時点での生涯燃費は２９．７ｋｍ／Ｌぐらい。
「ハイブリッドは我慢車」なんていう人がいるけれど、十分に楽しんだ。
エアコンなんか点けるもんか！って勢いで。
車の新たな楽しみ方です。
ただ、後続車には迷惑かけた（笑）。

現時点で、生涯燃費は２７．５ｋｍ／Ｌぐらいまで落ちた。

価格

-

故障経験

１０年１９万ｋｍ乗って、故障なし。
大きい方のバッテリーの交換もなし。
さすがトヨタ。