バンの凍結、雪道対策についておたずねします。 現行のライトエースバン４ＷＤに乗っています。 まだ２年目なのですが、凍結した坂道でスリップして登れなくなり怖い思いをしました。

Question

ちょっとした凍結でもお尻から滑り出します。
もうほんとうに徒歩程度の速度にしないとコントロールできなくなります。

この車種のアイスバーン対策はタイヤチェーンくらいしかないのでしょうか？

また、センターデフロック機能がありますが、これはスリップ時などには使うべききのうなのでしょうか？

普段あまり降雪がなく時々雪が積もる東北沿岸なものであまり雪対策に経験がありません。
ご教授ください。

補足

多数の回答ありがとうございます。 タイヤは２年目のスタットレスです なお、結局坂を登れず死ぬ思いで方向転換し下ったのですが、下りもケツが横に振りブレーキがききませんでした。 路面はアイスバーンというよりアスファルト上に降った雨が凍ったブラックアイスバーン状態ですね。 スケートリンクでした。

Answer 1

まずバンは空荷状態だと極端に前後重量配分が前寄りなので、後輪がとても滑りやすいですね。
荷物をたくさん載せることを前提とした車ですから、荷物を載せないとバランスが悪い構造です。

次にライトエースバンはセンターデフ式フルタイム４ＷＤです。
常に４輪に動力が伝わる走破性の高いシステムですが、弱点は１輪でも空転してしまうと動力が全てその空転輪に流れてしまう現象が起きることです。

これはディファレンシャルという各タイヤ間の回転差を吸収するための装置の弊害です。
ディファレンシャルは前輪、後輪、センターに３つ付いていて、それぞれがコーナリング時のタイヤの回転差を吸収しています。
その機構のせいで１輪でも空転すれば他のタイヤが動かないという状態になるわけですが、そのときにセンターデフロックをＯＮにすると、センターディファレンシャルの差動機能をストップし、直結した状態になります。

すると、１輪だけの空転で動けなくなることがありません。
それでも前輪が１つ、後輪が１つ、２輪が空転すれば同じ現象になります（対角線スタックと呼ばれます）が、１輪のスリップでも動けないよりはマシになるわけです。

極端に滑りやすい路面ではセンターデフをロックするとスリップの限界が高くなります。

ただし、センターデフをロックするということは、前後のシャフトのねじれを吸収できないということです。
絶対にアスファルト路面ではロックしないでください。シャフトのねじれを吸収できず、最悪シャフトが破損します。
滑りやすい路面であればタイヤが微妙に空転することでシャフトのねじれは解消されますから、必ず滑りやすい路面でのみ、センターデフロックは使ってください。

Answer 2

「アスファルト上に降った雨が凍ったブラックアイス」なら、どんなクルマ・どんなスタッドレスタイヤでも滑るってもんです。チェーンでも金属の突起が無いやつだと滑ることはいくらでもあります。

バン、ということは貨物用のタイヤをつけていると思いますが、車検が冬でなければ乗用車用のスタッドレスに替えてはいかがでしょうか？

また、タイヤが空転するのはアクセルの踏みすぎかもしれません。タイヤがゆっくり回るよう、左脚でブレーキを踏みながら発進する、という方法もあります。

Answer 3

バンの後ろに重たい荷物を積載しておけば滑りません。

Answer 4

まだ２年目なのですが、凍結した坂道でスリップして登れなくなり怖い思いをしました。


凍結路面
摩擦抵抗の低下

空荷の場合
タイヤの駆動輪が軽くなるので
スリップが発生しやすくなります


下記は、例

Answer 5

タイヤは、もちろんスタッドレスですよね？
デフロック使えば登れないなんてことはありえません。
よほど運転がヘタなのか、アクセルを必要以上に踏みすぎてるのか。
それくらいしか考えられませんね