ランクル200のブレーキについて。 現行型ランドクルーザー 200 のフロント対向ピストン式キャリパーはどうやらモノブロックではなく、2ピースタイプのようですが、なぜなのでしょう？

Question

やはり過酷な環境での使用を想定して、故障時の取り換えが容易いようにでしょうか？

しかし2ピースキャリパーのデメリットである次第に合わせ面が開くという問題があります。
過酷な環境で使用されるランクルだからこそ、そこはより剛性の高いモノブロックの方が良いと思うのですが。

まあ、今まで世界の様々な環境で信頼性を高めてこれたんだから2ピースでも問題無いと言われればそれまでですが…。

皆様の意見をお聞かせ下さい。

添付画像引用元→【http://blog.livedoor.jp/hrdblog/archives/51977891.html】

Answer 1

クロカン4WDの王様とはいえ、ランクルはスポーツカーではありませんもの。
必要にして十分なブレーキキャリパーを継続（？）採用したのでしょう。
トヨタは必要であると思えば多少高価でも新技術を採用するし、
不要な技術だと考えれば採用しない会社だと思います。

私の個人的意見ですが、
モノブロックキャリパー最大の利点は
高剛性によってブレーキフィールがリニアに得られることだと思っています。
超高速領域からコーナーに
ロックギリギリで突っ込むような走りでは恩恵が得られそうですが、
高速道路含めたストリートユース、クロカン走行で必要な要件では無いでしょう。
絶対的な制動力が不足してるならブレーキブースターで補えば良いだけの話になります。

【御参考】
私はプラドKZJ90に長く乗ってますが、
トヨタは古くからフロントに対抗4ピストンをキャリパーに採用していました。
モノブロックではありませんが、
当時として値のはるブレーキを、トヨタは必要であると考えたから採用した。
実際にクロカン4WDとして申し分ないブレーキで、不満がありません。
キャリパーの会わせ面の開きも無いようです。
むしろローター磨耗によるウネリの方が影響大きかったので、
ローターは定期的交換してます。