スズキ車のCVTのアクセルと加速の関係について。。。 ラパンのターボに乗ってます。 ベタ踏みなんてしなくても常識的な速度なら下道高速共に余裕で走れますが、わざとベタ踏みをしてみ

Question

た所、疑問に思う所がありました。


ベタ踏みすると唸るだけで加速感が1000ccより速い程度（フレンドのiQと高速道路で加速勝負したらラパンの方が明らかに速いので1000ccよりかは速いです）

しかしながら、ベタ踏みしてる時からペダルをゆっくり戻すと急にスッと飛び出すような加速をします。
なので、ベタ踏み→少し戻す→ベタ踏みを繰り返すとビュンビュン加速します。


代車で借りた新型エンジンのターボ無しワゴンRも同じでした。



他メーカーのCVTも同じですか？
ちなみに初代日産キューブのハイパーCVTも同じでした。

ベタ踏みして、こんなもんしか加速しないのか〜と思ってアクセルゆっくり戻したら、スッと加速します。

どうもCVTってエンジンの回転数が下がると同時に加速する気がするんですよね。。。

Answer 1

ステップ式ATやMT等は変速機に物理的段数があるので、エンジントルクが変速比で増幅されて車軸に伝達されます。
車軸の回転数は、エンジン回転数がそのまま変速比分の一となります。

CVTはエンジン回転数を固定しても変速比を可変することで速度を調整することができます。
スタート時にトルクが必要な場合は、エンジン回転数を上げて変速比を高くすることで速度はでませんがトルクを大きくすることで加速性能を高めます。
そのため、ベタ踏みしてエンジン回転数を上げると相応する変速比に制御することになりトルク出ますが速度はでません。
アクセルを弱めた途端に、変速比が下げられるので、急に速度が出ます。
エンジンをレブリミットを超えるような踏み込みをすると、エンジン回転数をそれ以上上げ無いようにCVTの変速比が下げられますから、その場合も速度が上がります。
アクセルを緩めると急に速度が出るのは、CVTの一種の特性です。

スタート時はエンジン回転数を上げるまでの間はトルコンはロックアップしないのでトルコンでの滑り損失はありますが、追い越し加速等ではすぐにロックアップしますから、滑り損失は多くありません。

JATCO製CVTは変速比範囲を拡張するために副変速機が用いられています。
実際には、CVTをコンパクトにするために変速比可変範囲が狭くなるのを副変速機でカバーしています。
副変速機が切り替わるのは中速域で、巡航走行時に結構頻繁に切り替わります。
同じ速度なのに、エンジン回転数が上下するので分かりますが、乗り心地は良くありません。
ベタ踏みでの挙動は、副変速機によるものとは違うでしょう。

(gakuwari_2010さんへ)

Answer 2

ベタ踏み→ロックアップが働かず、トルコンが滑っている

アクセル緩める→ロックアップが働き、ダイレクトにパワーが伝わる

ということではないでしょうか。

Answer 3

ラパンの年式がわかりませんが、副変速機式CVT、ジャトコのJF015E搭載車ではないですか。
ペダルを戻すと加速するのは、ロー側からハイ側に切り替わったのではないかと思いますがどうでしょうか

ジャトコ
「2010.8.23 スズキ『ワゴンＲ(WAGON R』など3車種に当社製副変速機付CVT搭載 」
https://www.jatco.co.jp/WHATSNEW/2010.html

ジャトコ
JF015Eの説明
http://www.jatco.co.jp/products/cvt/cvt7.html