2026年5月
■2026年5月
トヨタは、ピックアップトラックの「ハイラックス」をフルモデルチェンジして、2026年5月28日に発売した。
新型「ハイラックス」は、力強さと先進性を融合させたエクステリアデザインへと刷新するとともに、パワートレーンには、パワフルで高い耐久性が特長の1GDディーゼルエンジンを採用した。走行性能の向上に加え、安全・安心機能やコネクティッド機能を拡充することで、日常使いからアウトドアまで、さまざまなシーンにおいて快適かつ安心して乗車できるピックアップトラックへと進化したという。グレード構成はベースとなる「Z」と、タフさを強調するフロントロアバンパーガーニッシュやスポーツバーなどを採用した「Z“アドベンチャー”」の2種類。ボディサイズは、全長5325mm×全幅1885mm×全高1865mm、ホイールベース3085mm。従来モデルに比べて全長は約15mm小さく、全幅は30mm、全高が65mm大きくなっている。ホイールベースに変わりはない。また、車体後部にはキャビンから独立したデッキスペースを設定。最大500kgのゆとりある積載量とフラットな床面はそのままに、テールゲート開口時の地上高を845mmとするとともに、左右のリアクォーターパネルにデッキスペースをあしらうことで、積み下ろしのしやすさの向上を図っている。
パワートレーンは、最高出力150kW(204PS)、最大トルク500Nmを発生する2.8リッター直4ディーゼルエンジンを搭載。6速ATとの組み合わせることで、低燃費と発進時から力強い加速をもたらす動力性能に加え、高い静粛性を実現したという。また、トランスファー切替スイッチの操作のみで駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステムを採用。マルチテレインセレクトやマルチテレインモニターを標準装備し、さまざまな路面状況における高い走破性を確保したと紹介されている。
プラットフォームは、IMVシリーズで鍛え上げた伝統のラダーフレームで、フレームサイドレール断面の板厚増加などにより、車両全体のねじれや曲げに対して最適な剛性バランスを追求した。フロアパネルのスポット溶接打点数を36カ所追加してフロア剛性を高め、床振動やこもり音を抑制することで操縦安定性と乗り心地の向上を狙う。
足回りは、造り込んだボディ剛性に対してサスペンションのスプリングレートやショックアブソーバーの減衰力を最適化して、オフロードはもちろんオンロードにおいても接地感のある快適な乗り味を追求したそうだ。
インテリアには、悪路でもクルマの姿勢を把握しやすい水平基調のインストルメントパネルを採用。12.3インチセンターディスプレイを独立配置することで視線移動を抑えるとともに、幅広く直線的なセンターコンソールを室内中央に配置することで、タフな印象を強調している。
安全面では、一般道におけるドライバーのステアリング操作ならびブレーキ操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストや、プリクラッシュセーフティにおいて交差点右折時の対向直進車ならびに右左折時の対向方向からの横断歩行者を検知する機能を追加するなど、Toyota Safety Senseの機能を拡充。クルマがDCMを通じてセンターと常時接続することで、最新の地図や交通情報を活用できる12.3インチHDディスプレイのディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusに加え、エアバッグ作動時には自動でオペレーターに接続し迅速な対応につなげるヘルプネットなどのコネクティッド機能を備えている。DCMを活用したソフトウェアアップデートにより、安全・安心機能や車両機能を継続的に進化させていくとしている。
その他、デッキの利便性を高めるアイテムを中心に、家族や仲間とさまざまなアクティビティを楽しめる販売店装着オプションを用意した。
ボディカラーは、シルバーメタリック、アッシュ、アティチュードブラックマイカ、プラチナホワイトパールマイカの4色をラインナップ。「Z“アドベンチャー”」には、サルファメタリックを加えた5色を設定している。