トヨタ ハイエースバン 「道具としては最高のクルマ」のユーザーレビュー

道具としては最高のクルマ

2018.5.19

総評

遠くへ行って趣味を楽しむ方には最高の相棒だと思います。
例えば、スキー場へ行くとき、5人が普通に乗れて5人分の荷物を車中に積んで移動できる車はそうそう無いと思います。

荷物が沢山積め、着座位置が高いので対向車のヘッドライトが目に入らず疲れにくいです。

クラウンは快適で乗り心地は良いのですが、夜間は目が疲れます。
ハイエース、乗り心地は良く無いですが、不要なものが目に入りにくいので疲れません。
乗った人なら分かる点かと思います。

当方、100系特装ロング23万㎞からの乗り換えです。
修理するところが増え、1年あたりのコストが乗り換えた方が安くなるので乗り換えました。
遠方へ行く機会が多いので壊れない安心感は良いです。

リセールバリューを考えると、ハイエースは新車で買って5年から7年くらい乗るのがお得と思います。
スーパーGLの4駆で大体年間30万円ダウンくらいで乗れれば御の字かと思います。
１ヶ月当たり2.5万円が安いと取るか高いと取るかは貴方次第です。

満足している点

・着座位置が高いので視界良好で疲れにくい
・耐久性が高い
・装備が良い
・車内が広いので趣味に大活躍
・車両感覚が掴みやすいので運転しやすい
・リセールバリューが良い

不満な点

・車体価格に見合った内容ではないところ
・このご時世に4速AT
・リヤヒーターの温度調整ができないところ
・ABSが作動しやすいところ

デザイン

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走行性能

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200系1型に比べればタイトコーナーでのロールが幾分改善されたと思いますが、ノーズの入り具合は100系に敵いません。

100系の1KZ（ディーゼルターボ）と同じ排気量ですが、100系の豪快な加速はありません。
踏み込んでも「あれ？」といった感じで、正直遅いです。
電子スロットルのため、反応がワンテンポ遅れるのが原因かなと思っています。
ただ、200系ディーゼル4駆は3台目ですが、1型の2,500ccディーゼルターボと比較しても加速は悪くなっており、新しくなる毎に悪くなっている気がします。

雪道での走破性ですが、スタックした経験はありません。
純正L.S.DとSUV用のスタッドレスタイヤとの組み合わせが良いのか、比較的安心して走れます。

乗り心地

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4ナンバー商用車なのでリヤが跳ねます。
ただ、これはマイナーチェンジ毎に改善されています。

「バンだからこんなもの」と納得して乗られている方が大半だと思います。

快適さを求める方にはお勧めできません。

積載性

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積載性は抜群です。
ただし、空間を上手く使わないと全く積めません。
ベッドキットを組み、マットの上下で荷物を分ければとても沢山積めます。
また、ベッドの天板が着脱・収納可能なタイプですと、バイクを積むこともできますし、大きなものを買ったときも即日持って帰ることもできて大変便利です。
参考例ですが、過去にスキー場へ2台（ハイエースとアルファード）で行った時、こちらは4人乗車で10人分の荷物が余裕で積めました。

燃費

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200系ディーゼル4駆は3台目ですが、新しくなる毎に加速と燃費が悪くなっている気がします。

街乗りで約9km/L、高速を含めた長距離を走ると約11.5km/Lです。
夏場に最高12.5km/Lという記録がありますが、全体の90％が高速道路の走行でした。
ちなみに、100km/H以下での走行です。

価格

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故障経験

特にありません。
たまにエンジンが不整脈気味になることがありましたが、最近は全く症状がでません。