トヨタ ハリアー 「ブラックの外装パーツを装着した特別仕様車がアツイ!」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

一条 孝
一条 孝(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
4
走行性能
4
乗り心地
4
積載性
4
燃費
5
価格
4

ブラックの外装パーツを装着した特別仕様車がアツイ!

2025.9.28

年式
2025年6月〜モデル
総評
デビューから5年が経過したハリアーが一部改良を受けた。メインは運転支援システムや安全装備の強化だが、スタイリングについても特別仕様車の設定で既存モデルとの差別化が図られた。さらに「G」タイプにPHEVが設定されるなど、充実したラインアップも見どころだ。
満足している点
基本デザインはデビュー当初と変わらないが、新たに設定された「Z”レザーパッケージ・ナイトシェード”」、「Z”ナイトシェード”」の特別仕様車は、ブラックの外装パーツを用いることでスタイリングを差別化。精かんさを増したエクステリアが印象的だ。
不満な点
装備の充実化により車両価格はやや上昇し、ガソリン車でもっとも安価な「S」は廃止された。グレード展開においてもGRスポーツがあってもよさそう。ボディ剛性も最新のモデルと比べるとやや緩いような印象を受ける。
デザイン

4

特別仕様車のZ”ナイトシェード”シリーズにはプロジェクター式LEDヘッドランプ(ダーク仕様/ブラックレフ)、ブラックメタリック塗装のフロントアッパーグリル、艶あり黒塗装のフロントロアグリル、フロントバンパーロア、ロッカーモール、リヤバンパーロア、ブラック塗装の車名エンブレム、カーボンニュートラルバッジ、さらに225/55R19タイヤ&19×7Jアルミホイール(ブラック塗装)を装着。標準仕様に対して精かんさを増しており、上質な雰囲気も感じられる。
走行性能

4

今回のマイナーチェンジでは走行関連についての変更は見られない。メインのHEV(ハイブリッド)は実用域でも扱いやすく、エンジンが回っていても十分な静粛性が確かめられる。操縦性は、どちらかと言うと穏やかで荒れた舗装路でも硬質な印象を与えない。普段使いにはちょうどいいセッティングと言えよう。
乗り心地

4

シートは適度なサポート性があり、表皮はソフトな感触。長時間座っていても比較的快適な座り心地だ。レザーパッケージ装着車の前席にはシートベンチレーションが標準。シートヒーター&ステアリングヒーターは全車に標準で備わっている。後席は大人でも十分な広さがあり、PHEV車には左右席にシートヒーターが備わる。
積載性

4

パワーバックドアは全車に標準装備され、Z系にはハンズフリータイプが装着される。ラゲッジルームはHEV、PHEVとも400リットルほどの容量があり、フラットなフロアと十分な奥行きで使い勝手は良好。後席は6:4の分割可倒式を採用し、収納時は1000リットルを超える容量が得られる。
燃費

5

PHEV車で20.5km/L、HEVで21.7〜22.7km/LのWLTCモード燃費を実現。HEVのZ”レザーパッケージ・ナイトシェード”で一般道+高速道路の合計220km走行時の燃費は19.6km/Lを得ている。燃料タンクは55Lの容量があるので、数値上では1回の満タンで1000kmを走れる計算だ。使用燃料はレギュラーガソリン。
価格

4

試乗したハイブリッドZ”レザーパッケージ・ナイトシェード”はFFで519万900円、AWDでは541万900円だ。Z”レザーパッケージ”に対しておよそ10万円高価な設定だが、この差額でドレスアップの施された"ナイトシェード”が手に入ると思えば高くはない!?
一条 孝
一条 孝
自動車ジャーナリスト
自動車専門誌の編集&ライターとして活動後、自動車ジャーナリストとして専門誌やWeb、タブロイド紙などに寄稿。運転する楽しさを追求するとともに、環境性能やパッケージングにもこだわりを持つ。これまで保有した車の大半はFRレイアウトのマニュアル車。日本自動車ジャーナリスト協会会員
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